REAL SPEED ENGINEERING フルチタンマフラー  

REAL SPEED ENGINEERING マフラー（3本目）

もっとレーシーで、もっとマニアックな
刺激的サウンドを求め、探し当てたのがこれだ。

競技用なのだが、
スタイル、材質、重量、テールエンドの全てが、
理想通りの仕様で、
今購入しないと後悔しそうだったのでゲット。

梱包された箱を持って、あまりの軽さにビックリ。
開封後、手にとると更なる軽さにビックリ。
そしてメインサイレンサーまでのΦ80薄肉配管が
超絶にカッコイイ。テールエンドはΦ115だ。
チタンの虹色溶接部も目立って、レーシーそのもの。
テール管から中を覗き込むと、
ストレートで抵抗が無さそうなのが、よく分かる。
ゲンコツ、腕を飲み込んでしまう極太パイプは、
かなりヤンチャだ。

装着後、サイレンサーなしでエンジンスタート。
すると、びっくりサウンド！
アイドリングなのに、結構体に響く音。
（当然、車検対応品と比べものにならない）
いきなり、競技用の凄まじさを感じた。
しかし、凄まじさはここからが本番。
走り出したら相当ヤバい！
今まで聞いたことの無い音質と音量で、周囲は、
このマシンから放出されるサウンド一色になる。
途中、トンネルで少しだけアクセルを踏み込むと、
地響きレベルの音がトンネル内で充満して反響し、
もうすでに激ヤバサウンド！
レッドまで回した時の音を聞いてみたかったが、
さすがに、これ以上は恐すぎて勇気がなく、
ひとまず一旦引き上げた。
サウンドは期待以上で大喜びだが、周囲を配慮し、
"普段はサイレンサーの装着を忘れてはならない"
と肝に命じたのだった。

ちなみに、サイレンサーもチタン製だが、
装着すると、やけに、この"詰めモノ"が目に留まる。
（「爆音なので、これで消音してます」みたいな）
なので、少しでも目立たない様にするため、
サイレンサーを耐熱艶無しブラック塗装で色付けし、
目に留まりにくいようにした。

話戻って
後日、峠に出向き、
サイレンサーなしで高回転時の音をチェック。
こりゃ～、凄い！
レーシングカーみたいな爆音と、音による振動。
車内の天井あたりからはビビり音も発生し、
気分は正にレーサー。
ブリッピングするとパンパンと破裂音もするし、
音だけで相当ハイテンション、
アドレナリンがとまらない。

・・・しかし
イイのは良いのだが、いかんせん車検対応ではない
ということで、後ろめたい気持ちもあり、
このまま乗り続ける自信がなくなった。
やはり、競技用は「普段使いには適さない」
という事を再認識し、
わずか1ヶ月程度で継続使用を断念した。

ただ、手放すのは惜しいので、表面をキレイにして、
梱包し、キャビネットに入れ大事に保管している。
何時なんどき、またレーシーな刺激を欲する病に
侵されるやもしれないからだ。

超お気に入りの絶品マフラーなので、出来れば、
組み立てて完成させ、部屋の天井から吊り下げて、
オブジェにしておきたいくらいだ。
（家族からのブーイング攻撃で、さすがに無理だが）
目につくと、ついつい良からぬ方向に思考が働きそう
なので、やはり、仕舞っおくのが正解だろうな。