バッ直ACC電源の作成
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
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リアのUSBソケット用に15Aのバッ直ACC電源を作成しました。
そのバッ直ACC電源の作成記録となります。
ACC電源(プッシュスタート1回目から通電)なので、色んな用途に使用可能です。
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■用意するもの
・2.0sqのシングルコード
・ヒューズホルダー&ヒューズ15A
・丸型端子
・エーモン 4極リレー(No.3235)
以上を準備しました。
他、消耗品としてコード類、ギボシ、熱収縮チューブ、ワンタッチコネクター、絶縁テープ、配線コネクターなども使用します。
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■バッ直用のコードの配線
バッ直ACC電源作成のために物理的にエンジンルーム⇔車内へコードを1本配線します。
使用するコードは太さ2.0sq(スケア)のシングルコードです。
2.0sqは16.67Aまで電流を流せます。
自分の持ってる工具や技術的に2.0sqのコードまでしか加工出来ませんので、この太さをチョイスしています。
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矢印のコードが今回通したコードになります。
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今回4極リレーはスペース的、配線的にシガー電源奥のコンソール内に設置するため、この辺りで取り回せる分の必要な長さを確保しておきます。
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■エンジンルーム側の配線
バッテリーまでの配線ルートです。
このようなルートで配線しました。
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コードはだら〜んとならないように適宜タイラップで固定しました。
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良い方法ではないかも知れませんが、コード同士が外れないようにコード同士の接続にはギボシメスの↑部分を使用しました。
コード同士をヨジってからギボシメスの先端でしっかりかしめておきます。
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接続部分を熱収縮チューブで絶縁します。
熱収縮チューブを持ち合わせてなかったので、ナシジテープ(絶縁テープ)で絶縁処理しました。
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ヒューズホルダー側のコードの先端に丸型端子を取り付けます。
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緑矢印のバッテリーのプラスターミナルのナットを外して丸型端子部分を接続してナットを元に戻します。
ヒューズを取り付けない限りコードに電流は流れません。
配線を綺麗にしたらエンジンルーム側の作業は終了です。
次に車内側の作業です。
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■車内側作業
エーモンの4極リレーの赤の先端は最初からオスギボシになっているので、今通したバッ直のコードの先端をメスギボシにします。
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4極リレーの各コードの接続先です。
赤:バッ直と接続
黄:電装品と接続
青:ACC電源(シガー電源など)と接続
黒:アース
に接続します。
赤は電源入力です。
今引いたバッ直用コードと接続します。
黄がバッ直ACC電源の出力となります。
各電装品のプラスと接続します。
青がリレーを動作させるトリガーになります。
今の場合、ACC電源(シガー電源)と接続します。
シガー電源に接続するのが難しい場合、オプションカプラー(付けてる場合)のIG電源に接続しても構いません。
その場合、バッ直IG電源として動作するので、バッ直ACC電源とほぼ同等の動きをします。
青をイルミ電源に繋げるとバッ直イルミ電源として使用出来ます。
黒はリレーを動作させるためのアース線です。
車両の金属部分やアースと接続します。
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リレーの青とACC電源(シガー電源)を接続するためにセンターコンソールを外します。
まずセンターコンソールのロアパネルを外します。
一番下に指を入れてめくるようにすると簡単に外せます。
次にセンターコンソールは、下側の小物入れに手を突っ込んで手前に引くだけで外せます。
ビスはありません。
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■4極リレー青とACC電源の接続
シガー電源のコードはどちらも同じ薄ピンクなのでプラスとマイナスの区別がしにくいのですが、写真の赤い配線コネクターの付いている薄ピンクに黄緑のラインがあるコードがシガー電源のプラスになります。
私は既に配線コネクターで分岐してその先にワンタッチコネクターを付けてすぐに分岐できるようにしてありました。
もう1本はマイナス(アース)になります。
アース確保もシガーマイナスから分岐しています。
※シガー電源は15Aなので、使われているコードは2.0sqと思われます。
2.0sq用の配線コネクターは、エーモンなら赤ではなく青が適しています。
※シガーからの分岐方法は、過去にUSBポート付き電圧計を付けたときにもご紹介しています。
https://minkara.carview.co.jp/userid/3267324/car/2958165/6590915/note.aspx 18
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■4極リレー黒とアースの接続
アースですが、センターコンソール内でサクッと取れそうなアースポイントが見当たらなかったので、私はシガー電源のマイナス側も分岐し、アース用に別のワンタッチコネクターに入れてアースポイントを作ってあります。
リレー黒とこのアース用のワンタッチコネクターを接続しました。
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■4極リレーの赤とバッ直コードの接続
運転席足元に落ちてきたバッ直コードをコンソール内側から取り回してリレーの赤と接続します。
ヒューズはまだ挿してないので通電していません。
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■4極リレーの黄
これがバッ直ACC電源になります。
ここにACCで動かしたい電装品を接続します。
4極リレーの黄の先端は最初からメスギボシになっています。
すぐに分岐出来るように10cm程度の短い2.0sqコードを使用し、その先端に3口のワンタッチコネクターを使用して左右のUSBソケットのコードを接続しました。
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■ヒューズのセット
車内側の作業がひと通り終われば最後にヒューズをセットします。
ヒューズを挿した瞬間から通電してACC電源として利用可能になります。
ACC電源なので、エンジンオン(プッシュスタート1回目)で4極リレーの黄色に電流が流れます。
ACC電源で動かしたい電装品を4極リレーの黄色に接続します。
用が済んだらシガー周りを元に戻します。
バッ直ACC電源の作成は以上になります。
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