クラッチマスターシリンダーO/H
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
最近クラッチの切れが悪いのか、ギヤが入らない、抜けないことが多くなってきた。クラッチフルードもだいぶ汚れているようなので、フルード交換ついでにオーバーホールしました。
2
トヨタ純正オーバーホールキット。(品番:04311-12110)
3
最初にマスターシリンダーのフルードを抜きます。エンジンルームにあるレリーズシリンダーのブリーダープラグにチューブを取付け、プラグを緩め、クラッチペダルを数回踏むと抜けます。
4
抜けました。マスターシリンダーから出ているチューブを12mのスパナで外します。
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次に、ペダルと連結しているロッドを外すためにシートが邪魔なので取外します。シートは取外さなくても作業は何とかできますが、作業姿勢が相当アクロバティックな姿勢になるので、作業性悪いし外した方が早いです。
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ペダルと連結しているロッドを取り外します。クリップを外し、ブッシュを抜きます。これでマスターシリンダーを取り外す準備ができました。
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マスターシリンダーはナット2個で固定されています。向かって右上は室内側から、左下は室外側(FRトランクルーム)から12mmソケット。
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外れました。
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底にヘドロのような黒いものが・・・。
10
マスターシリンダーを分解していきます。Cクリップを外すとロッドが抜けます。バラした写真を撮るの忘れました。
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シリンダーの中に入っているピストン。形状が微妙に違いますね。
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再使用部品は各部に付いた古いグリスやごみ、埃をきれいに落とします。上の写真のピストンのシール(2か所)に少量のグリスを塗って、分解したときと逆の順番で組付けていきます。写真撮るの忘れましたが、ロッドの先端とピストンが接触する部分はグリスを塗布します。
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あとは、元通りに車体に組付け。っと、ここで、あるはずのものがないことに気付きました。写真矢印の穴にはゴムのストッパが付いていなきゃいけない。このストッパはペダルの高さ調整ボルトの当り面とマスターシリンダーの底付きを防止する役目があります。(シリンダーのストロークでストップさせるとシリンダー内部品に負担がかかってしまいます)
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最後にフルードを注入します。今回から、便利ツール導入。アストロプロダクツさんのAPブレーキブリーダーキット。エアコンプレッサーにつないで負圧によってフルードを吸い出すというもの。これとっても便利!!ペダルをパカパカ踏む必要がないので、一人作業が可能です。レバーを握るだけでエア抜きもできちゃう。ご親切にマスターのフルード切れが起きないように補給タンクも付いてます。ちょっとお高いですが(\6578)痒いところに手が届く一品です。
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以上で作業は完了ですが、ギヤの入りは変わりませんでした。(涙)
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