ヘッドライトの構造の理解を更に深める!(曇り対策)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
30分ぐらい、大雨の中を走り抜けた後です。
見事に右側のヘッドライトの内部が曇っていました。予想はしていましたが、こんなに早く症状が出るとは思ってもいませんでした。
曇り方を良く見ると、偏りがあることがわかります。
2
そして、特に曇りが酷い部分を更に良く見ると、レンズカバーの裏側を拭いた跡が浮かび上がっていました。
曇りの原因は、塵や汚れなどの水滴が着きやすい「核」があるからと言われています。
簡単に言うと拭き残しで、コーティング成分が、しっかり拭き取れていなかったようです。
ハイビームのバルブを外して、その穴から布で拭き取ることで、恐らく曇りにくくなるはずです。
3
今回右側のヘッドライトが曇った原因として、もう1つ考えられることは、別のヘッドライトのレンズカバーに付け替えて殻戻ししたことで、残ったブチルの凹凸が変わってしまったためだと考えました。
そのことにより、殻戻しの時に本来隙間を埋めるはずの部分にブチルが上手く入り込まなかったと考えられます。
幸い反対側のヘッドライトは、曇りも無く問題ありませんでした。
こちらのレンズは、殻割りしてそのまま殻戻ししたので、大丈夫だったのだと思います。
4
しかし、防水処理はレンズカバーの外側からシリコンコーキングを両方のヘッドライトライトに施工しているので、問題ないはずです。
雨がまだ降っていましたが、念のため夜にもう1度外に見に行くと、曇りは完全に消えてました。
このことから、どこかに空気の通り道があるのではないかと思い、まだ部屋に残っていた取り外したばかりの古いヘッドライトの構造(裏側)を、おもむろに見てみることにしました。
5
バルブ交換の時には気がつかなかったのですが、よく見ると、写真の2箇所の⭕️部分にラバーキャップが付いていることが分かりました。
6
更に、このラバーキャップをヘッドライトユニットの下から覗いて見てみると、キャップの差し込み口に穴が開いていることがわかりました。
何とベンチレーション(通気孔)がここに付いていることを発見しました!
7
キャップを外した様子です。キャップの内部には、黄ばんだスポンジが入ってました。
今後のレンズカバーの曇り対策として、このスポンジを交換しておくことは良いことかも知れません。
8
ちなみに、⭕️のベンチレーション(通気孔)を覗き込むと、リフレクターの裏側が見えます。やはり、ヘッドライトの内側に繋がっていることが確認できました!
もしかしたら、ヘッドライトの加工で電装装飾しようと考えている方は、ここから配線を通したりすると本体に穴あけなどせずに、細い配線ならば通すことができるのではないかとも考えてみました(あまりおすすめできませんが、穴を少し広げるだけならば、ヘッドライトへのダメージが最小限で済ますことができると思います。)
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