基本に立ち返り・・・(改めて、走行風を味方につけよう!)
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
ここまでいろいろ静電気対策をやってきましたが、最近は「激変」という感じの成果はなく、結構行き詰まり気味。
そこで、静電気対策の基本中の基本に立ち返ってみることにしました。
「走行風でコロナ放電をして静電気を車外へ排出しよう」
というやつですね。
で、その前に今までやってきた中で、「効果が有ったもの」と「より悪くなったもの」をピックアップです。
※以下、スタティックディスチャージャーを「SD」と省略します。
【効果が非常に高かった】
・エンジンカバーボルトにSDを装着
・マフラー遮熱版固定ボルトにSDを装着
・リアバンパーにSDを装着
・フロントバンパーにSDを装着
・フロントストラットマウントにSDを装着
・フロントバルクヘッドにSDを装着
・クーラントラインにSDを装着
・マフラー系統にSDを装着
【動きがより悪くなった】
・ボディGRNDアースフロント側にSDを装着
・ヘッドライト固定ボルトにSDを装着
【考察】
・効果が高かったものは走行風がよく当たる箇所が多く、基本的にSDが車外に剥き出し
・効果が悪くなったものは、エンジンルーム内フロント側に集中。
【仮説】
・エンジンルーム前方で大量にコロナ放電をしてしまうと、エンジンルーム後方でその静電気を取り込んでしまい、静電気が環流してしまう?
・ボディGRNDから静電気を取り除くには、静電気がボディGRNDに到達する前にエンジンから直接取り出した方が良い?且つ、出し場所は車外が良い?
という事で【実践】です。
※写真はボディGRNDアースフロント側部分。ここにSDを3個盛ったらめちゃくちゃ動きが悪くなったんですよねー・・・
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マフラー遮熱版固定ボルトです。
ここはRSTさんもおすすめの静電気放電効果が高い部分。
ここにSDを装着したらめちゃくちゃよくなりました。
で、今回はここの放電能力を強化します。
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無酸素銅ケーブルを短めに用意しまして、カーボンワイヤーを裸圧着端子を同時留めします。
そこに、SDを盛り盛り・・・
当然、このデバイスは全ての箇所が導通してます。
それを・・・
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このように固定ボルトに共締めです。
以前のSDより遥かに放電効率が向上しているはず。
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次に、エンジンカバー下部側ボルトから無酸素銅ケーブルに裸圧着端子をつけたもの、写真のように這わせました。
エンジンから直接車外導通させるためのルートです。
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次は、エンジンアースから無酸素銅ケーブルに裸圧着端子をつけた物を写真のように這わせました。
さらに、近くのクリップ穴まで接続できるケーブルも作成します。
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クリップ間に装着する無酸素銅ケーブルにSDを盛り込みます。
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で、写真のように取り付けました。
・エンジンから直接車外に静電気をコロナ放電
・エンジンアースから直接車外に静電気をコロナ放電
【試走】
・排気系は前よりも高効果が得られ、排気音も増大
・エンジンに関しては「もたつき感」が発生
【再考察】
直接車外に放電箇所を出している今回の装置と、もともと装着されていたSDで、構造上の違いがないか??
↓
SDはエンジン本体およびボディ本体と金属で直接同通している。
対して、今回作成した放電装置は、裸圧着端子こそ使ってはいるものの、SD自体は導通物質を介していない
【仮説】
今回作成した装置の放電箇所であるSD自体を導通させると、もともとのSDと同じ構成になるはず
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【対策】
裸圧着端子までは間違いなく導通しているので、導電性アルミテープを使ってSDまで導通させました。
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最終的な仕上がりを外から確認。
まぁ、ぱっと見は全然わかりませんね。
が、間違いなく走行風激あたりな箇所になります。
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ついでに、パワステラインのSDも写真のような仕様に変更しました。
前はパワステオイルリザーバータンクでループしていたのですが、ループさせるのをやめて、それぞれ独立させました。
更に、フロントバンパーから静電気を取り除きやすいように、フェンダーカバーボルト部を使って写真のようなSDを装着しました。
この部分は常に大量の走行風が入り込むので大量にコロナ放電される事を期待です。
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反対側にも同じようなSDを作成。
助手席側は、バッテリーステーに装着しました。
このSDも裸圧着端子からSDまでカーボンワイヤーで導通しています。
【試走】
ひっさしぶりの「激変」がきました。
・ハンドルめっちゃ軽!軽!!!
・エンジンめっちゃスムース!モーターみたいな回り方する!!「I」モードでもアクセル踏むの怖!!!
・車、軽!!!
今回はここまでにしましたが、今までの施策した効果が高かった箇所のSDのアップグレードも要検討になりました。
今回は時間の都合上、
・助手席側フェンダーカバー留め具
・もう一個のバッテリーステー
・フロントフェンダー右前方、エアフィルターボックス固定ステー
ができませんでしたが、追加で同様のSDを装着してみる予定です。
また、無酸素銅ケーブルは、経路確保にはもってこいですが、被覆にSDを装着するだけだと静電気放電能力が低い事が今回判明したので、SDをつけている無酸素銅ケーブルには「カーボンワイヤー」か「導電性アルミテープ」で導通させてみて効果の有無を確認してみようと思います。
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