【恒久対策・完成形】油圧パワステ重ステ化防止対策
| 目的 |
チューニング・カスタム |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
 初級 |
| 作業時間 |
12時間以上 |
1
パワステプーリーに取付したカーボン製スタティックディスチャージャーですが、訳あって取り外しました。
理由は、「時間が経過するとやっぱり重くなる」からです。
原因はカーボンワイヤーの束部分の硬化と推測。パワステが再び重くなってからカーボン部分を触るとカチカチに固くなってました。こうなるとコロナ放電ができなくなるんだと推測されます。
で、穴が空いている部分に取付たものを全て撤去。
軸部分に取付たものは比較的硬化が緩かったのでそのままにしました。
2
恒久施策が必要です。
候補としては「リアクター」になります。
また、自車の「静電気除去」はほぼ限界に近い状態と推測。この先は「静電気除去」ではなく「静電気中和」の方が効果が高いと考え、やむなく既製品を導入する事としました。
1つ目は「レプトンパワーリアクター5」
3
2つめは「レプトンフェライトブースター13 フェライトコア」
4
2製品を画像のとおりABSの隙間にマジックテープで取付しました。
5
パワーリアクターの先端部分をボルト・ナットで無酸素銅ケーブルに分岐させます。
6
一方は「パワステポンプ」に伸びているラインに、他方は「パワステオイルリザーブタンク」に伸びているラインに向けました。
取り付けは、無酸素銅ケーブルを10cmほど剥き出しにします。
剥き出しにしたケーブルをそれぞれのラインに絡めたあと、依って外れないようにします。
最後に導電性アルミテープを8cm程度切り出し、縁をギザギザにしたあとにパワステラインに取付た無酸素銅ケーブルの止めとして貼り付けます。
7
別角度から撮影したものも載せておきます。
※パワステポンプライン側
8
別角度から撮影したものも載せておきます。
※パワステオイルリザーブタンクライン側
実はこの作業、二ヶ月ほど前に実施してました。
掲載しなかったのは、またパワステが重くなる懸念が払拭できなかったためです。
この施工をして二ヶ月経過しても重くならないのなら恒久的に重くならないだろうと判断する予定でした。
で、結果として重くならなくなりました。軽い状態が施工後二ヶ月間違いなく継続中です。
これまでの試行錯誤から、パワステが重くなるのは間違いなくパワステラインに対する静電気の滞留が根本原因である事は間違いないです。
あとはそれをどうやって除去もしくは中和するかですね。
思いの外VABの油圧パワステは静電気に敏感です。重いままでも壊れなければ良いのですが、これ重いまま運用していると間違いなくパワステポンプにダメージが蓄積されてパワステポンプの故障・交換修理に発展すると推測されます。
VABを長く維持したいという場合は何かしらの対策をお勧めします。
9
ちなみに、自分は「レプトンハイパーブースターDCT-X」も購入・取付しました。
「スーパーリアクターRX」も取付しています。よってリアクターは合計で3個使用している状況です。下記のように担当させています。
・スーパーリアクターRX担当箇所 :
バッテリー(エンジン)/リアサスペンション/マフラー
・レプトンパワーリアクター&フェライトコア担当箇所 :
パワーステアリング
・レプトンハイパーブースターDCT-X担当箇所 :
シガーソケット取付による車両全体
これにより、買い物時に後部座席に乗せる両親から
・車の乗り心地が良くなった
・音が小さくなった
との反応がありました。特に「何をしたよ」とは全く伝えていない状況でのコメントでしたので、プラシーボではなくホントにそういう違いを感じたんだと思います。
リアクターは「レプトン」でなくとも良いと思います。静電気を除去・除電・中和できるものであればなんでもOKだと思います。やればVABに何かしら恩恵を齎すと思いますのでVABを今後も大事にしていきたいという場合は何かしら静電気を除去・除電・中和できるものを導入する事をお勧めします。
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