![岡山演習 「岡国の亡霊編」☆ 岡山演習 「岡国の亡霊編」☆](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/014/234/224/14234224/p1m.jpg?ct=b86e0b74ea27)
←関門海峡大橋
我が国最先端の技術を駆使して1973年に完成。完成当時は東洋一の長大吊橋であった。
関西列伝 「岡国の亡霊編」
…の、予定だったのだが
…亡霊はドナーが見つからず
(心臓移植が間に合わず)…出現せず。
■2009年7月19日 午前11時12分 九州離陸
日曜日、3回目の岡山飛行ともなると、慣れた手つきで準備もすすみ
愛機RYU2000機関始動までにかかった時間は15分…
今回は単独飛行のため、万が一被弾…昇天してしまうと帰ってこれない。
「さらば故郷…」などと独り言を言いつつ関門海峡を渡り一路岡山上空を目指す。
道中、…九州の麺とはちがった歯ごたえに故郷との距離を感じながら「尾道ラーメン」をすすり腹ごしらえ
※尾道ラーメン 1928年、中国福建省から来日し、尾道市内の製麺所で住み込みで働いていた人物が作り始めたことが元と言われている。
岡山上空に到達後、瀬戸PAで
乙かれ!さんに無電
待ち合わせ場所に到着後、5分もすると乙かれ!さんと
s2000jさんがやってきた。
よく考えてみると、乙さんとは1カ月おきに会っているような気がするが…人生の良き先輩。
合流後、「鵜飼谷温泉」で談話…長旅の疲れをリセットし各々明日に照準を合わせるのだった。
いつものピザ屋で○ゲリー他を注文し、食事をとっていると凄まじい豪雨…明日の激戦を予感せずにはいられない。
■2009年7月19日 午後10時13分 岡山国際サーキット到着
ロッジにて3人でしばし談話…が、…いつもと話の内容が違う。
…まとも!?(笑)
1時過ぎに消灯。
そして翌朝…
■2009年7月20日 午前8時14分 走行会当日
今回参加する「SRファクトリー走行会」の受付け
実はRYUはまだ申し込手続きすらしておらず…当日、ぶっつけで申し込&支払い…結果、「レースクラス」ではなく「タイムアタッククラス」へのエントリー
乙かれ!さんとs2000jさん
よっちゃんさんはレースクラスエントリーなので一枠先に走行に入っている。
セミウエットの路面だが…着実にタイムを詰めている…55秒付近か…
【走行1回目】
前日の雨が残るウエット路面だったが少しずつ乾き、ほぼドライになっていた。
コースイン後…2周セーフティーカー先導…まだ大気の状態が不安定だったため、突然の雨を恐れ、早くアタックに入りたくてうずうずしていた。
セーフティーカー先導で一旦PITに戻り走行開始。
勝手がわからないのでドライ路面のクリアをとりたくてとにかく踏んで前走車を抜く…が、2周目で無情にも大粒の雨が…
足を固め、空気圧も完全ドライで出ていた龍2000はとっちらかり…たまらずPIT淫
タイムは…lapショット電源忘れで分からず。後でポンダーのタイムを確認するしかない。
【走行2回目】
1回目の走行から休憩をはさんでの2回目の走行…雨はやみ、先行の「レースクラス」はドライ路面。
他のS2000の走行タイムを手押しで計測すると52秒~51秒付近は出ている。
走行スタート
何としてもドライクリアが欲しかったRYUは初参加の走行会にもかかわらずタイムアタッククラス走行10分前からPITロードで待機という強攻手段を決行。
この日初のドライ路面だが、四の五の言ってる余裕はなく、とにかくアウトlapから全開でタイヤを温め、絶対クリアのとれる1周目にアタックと心に決めた。
作戦通り視界クリアのままアタック突入。
多少のマージンを持って1コーナー~アトウッドを過ぎ、前回問題だった後半の低速セクションに突入。
前方に同型機を発見…しかし、タイムしか見えてない龍2000は同胞に20ミリ機関砲を発射。…アウェイで躊躇なくこれが出来るようになったのは…乙かれ!さんをはじめ、関西零戦部隊にもまれたのが背景にあるのは…言うまでもない(爆)
最終手前を予定通り4速全開で抜け最終コーナーへ…タイムは手元の時計で1分51秒3。
アタック2周目以降は他車に引っ掛かり…一旦クーリング走行に切り替える。
確実に50秒が見えたRYUは調子に乗って再度アタック開始。
1コーナーを無難に抜け…2コーナー進入…前にはS2000が1台いる。とりあえず「アトウッドで抜くか…」などと考えながら2コーナークリップ通過…次の瞬間…目の前でスピン…大破…腹を見せながら宙を舞う同型機をバックミラーにとらえ…気持が失速。
…ドライバーに怪我などなければよいが…
走行を終え…どうも消化不良なので無理言ってフリー枠で1本走行させてもらうことに。
走行時間まで少し余裕があったので、会場に遊びに来ていた?
デカトーさんを捕まえて色々聞く…そして、なぜか話は鈴鹿サーキットで行われるREVSPEED走行会に…さそって頂いた。…もう少し腕上げてからお邪魔させてもらおうなどと思いつつ…
ここで乙かれ!さんとs2000jさんはレースクラスの決勝
7・8番グリッドの2台…スタートが楽しみになり、グリッド誘導後、ワクワクしながらスタートを楽しませてもらった。ブラックアウトとともに各車一斉にスタート…スタートを決めた乙2000機とS2000j機は1コーナーまでで数台をパスし甲高いエグゾーストノートとともに1コーナーに消えて行った。(やっぱりコッチが楽しそう)
【フリー走行枠】
間違いなくクリアがとれる台数しかPITロードにいないため、気合いを入れスタート
この枠は本日唯一の零戦変態飛行枠となった。
乙2000機は同乗走行していたにもかかわらずなかなかのハイペース…さすがである。
気温は多少上がっていたが、いい感じでペースを作ってもらい単独アタック開始。
完全クリアで本日ベストの1分50秒6…後の周は51秒中盤~50秒後半
気がつくと水温は90℃付近で収まっていたが油温は120℃オーバー。
後半、デフが限界に達し…本日の走行終了。
■走行結果
タイムアタッククラス優勝(1分51秒)
当日ベスト 1分50秒6
片付け後…談笑…遊びに来てた
ゆーやんさんが一足先に帰還…
…あれ!?
…よっちゃんは…いつ帰ったのだろう…今回少ししかお話できず残念だった。
帰路の混雑を予想し、少し休んで帰ることにした一行は再び鵜飼谷温泉で入浴…当日の疲れを癒した。
帰り道、乙かれ!さん・s2000jさん・RYUの3人で食事をし再会を楽しみに各々帰路につくのであった…
当日参加のみなさん、関西部隊長乙かれ!さん、遠く離れた関西上空を気兼ねなく飛びまわれるのは、本当にみなさんのおかげです。
ありがとうございました。
また逢う日まで…
RYU