
国内導入は7月頃が見込まれる新型Gクラスですが、まだメルセデスベンツジャパンからオフィシャルな情報は何も出てきていません。価格が上がることは既定路線ですが、どのくらいのプライスアップになるのかも、現時点では不明です。が!ネットを徘徊していたところ、昨日ドイツ本国のカーコンフィギュレーターが突如更新されていましたので、情報共有させていただきます。
まず前提として、昨今のドイツ車は本国価格=国内価格ではありません。と言いますのも、本国ではOP仕様であるような装備が日本国内では標準装備であることが多々あり、一般的には
本国価格<国内価格ということが多いです。一方で、日本はデフレなので海外に比べるとベースの価格はやや抑えられている傾向にあります。なので、飽くまで邦貨換算(1€=163円)で計算した
参考値ということでご理解いただければ、と思います。
本体価格(本国価格)
G450 2005万円
G500 2160万円
G63 3091万円
ハイ、このような形となっております。現行のG400dが1289万円、G63が2218万円であったことを考えると
べらぼうなプライスアップです。これは飽くまで素の価格で、新型Gクラスには膨大なOPや
Manifakturプログラムが用意されています。従来からあるパッケージOPに加え、細かい内外装のパーツなどを個別に選択することが出来、さながら
ポルシェのようです^^;。カーコンフィギュレーターの価格を基に、こちらについても抜粋して記しておきます。
オプション価格(本国価格)
AMGナイトパッケージ 43万7000円
AMGカーボンパッケージエクステリア 153万4800円
エクスクルーシブラインインテリア(標準) 0円
スーペリアラインインテリア(ナッパレザー) 135万3100円
AMG カーボンインテリア 68万円
AMG パフォーマンスカーボンステアリング 16万円
コンフォートパッケージ(キーレスゴー、ガレージオープナー、温度調節機能付カップホルダー、モバイルデバイス非接触充電機能) 30万6900円
リアインフォテインメント 58万円
アクティブライドコントロールサスペンション 78万3800円
AMGパフォーマンスパッケージ(アクティブライドコントロールサスペンション、AMGレッドブレーキキャリパー、AMG Track Pace、AMGドライバーズパッケージ、クロススポークデザインAMG 22in 鍛造ホイール) 193万8900円
外装色価格
Manifakturスペシャル塗装(全3色) 141万8300円
Magno塗装(全11色) 114万6300円
Manifakturメタリック塗装(全15色) 75万7700円
無償メタリック塗装(全8色)
無償単色塗装(全2色)
いかがでしょうか?日本で人気が出そうなAMGナイトパッケージと、AMGパフォーマンスパッケージを入れただけでOP金額は250万円に達します(汗)。本国では、今回のG63のウリの一つであるアクティブライドコントロールサスペンションは本国では個別に選択することが可能ですが、日本国内仕様では恐らくAMGパフォーマンスパッケージでの選択一択になる予感がします。これだけOPがプライスアップすると、なかなか有償塗装まで資金が回りませんw。
というワケで、私なりに必要なOPを絞ってコンフィギュレーションをしてみましたが、それでもG63で
約3398万円、G500でも
約2760万円という金額になってしまいました。G63のこの金額はもはや
ランボルギーニ・ウルスSと同等レベルで、正に
スーパーカー並みの価格帯です。これまでG63は価格とパフォーマンス、ステータス性のバランスが良く、日本でももっとも人気のある高級SUVの一つでしたが、この価格帯になっても人気が維持できるか、
少々疑問です。
たしかに、インフォテインメントの刷新を含め、今回のマイナーチェンジはFMCに匹敵する内容となっており、前回の速報でもお伝えした通り
かなり魅力的な内容となっています。とは言え、乗り出し3500万円の価値があるかというと・・ちょっと分かりませんw。私はG63が大好きですが、そこまで追い金払うなら
純ICEの現行モデルをそのまま乗り続ける、という選択肢も頭を過ぎります。まあ最終的に割り当てがあるのはまだ先になりますので、しばし悩みたいと思います!
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G63AMG | クルマ
Posted at
2024/04/02 08:36:11