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2024年08月21日 イイね!

軽自動車のガラパゴス化に終止符を!

軽自動車のガラパゴス化に終止符を!小型バイクの話ですが、原付一種が排ガス規制を理由に、2025年10月生産を最後に廃止となることが決定しております。日常のアシとして親しまれてきた原付一種、惜しむ声も聞かれますが、世界的な流れを考えればこれは致し方ないところかと思います。翻って軽自動車規格。世界を見ても660㏄という「企画」はもはや日本にしか存在しません。正にガラパゴス商品!!

現在、下取り前のちょっとしたボディ修理作業のため妻のオールロードがリペアショップに入院しているのですが、代車で出たのが走行6万キロの三菱の軽自動車(車種名は伏せさせていただきます)。これがまあイケてません。高速道路を走ると、エンジンの回転数は上がり、勇ましいエンジン音がとどろくのですが、全然加速しません。周囲の流れに乗れないので危険極まりない。しばしば高速道路でちんたら走っている軽自動車を見かけますが、これはドライバーの腕がどうとかではなく、クルマそのものの性能が高速走行に耐えるモノになっていないのだと改めて認識しました。地方に行くと、一人一台という感じで軽自動車は非常に重宝されています。税制の優遇もありますし、気軽に売買できる軽自動車は財布にも優しく、正に庶民の味方!しかし、いかんせんあの動力性能ではあまりにもストレスフルですし、場面によっては危険ですらあります。

何せ、660㏄という排気量規制は1990年から開始したもので、実に35年近くも経過しています。35年も変わらないなんて、工業製品の世界では考えられない事です。ちなみに64㎰というのは飽くまで自主規制らしいので、実際にはもっとパワー出しても良いようですが、各社やりませんね・・。さて、世界を見てみると、ダウンサイジングの流れもあって、排気量0.9~1.2Lくらい小型車は結構選択肢が多いです。こうしたクルマにも当然乗った事がありますが、一度もパワー不足を感じた事はなく、アシとして乗るなら十二分な性能を発揮してくれます。日本の軽自動車規格もそろそろグローバルセールスを視野に、排気量アップをして脱ガラパゴス化すれば良いのに、と心底思います。欧州、北米が無理でも東南アジアやインド、そしてこれから経済発展が見込まれる南米やアフリカ辺りでは「日本製品のブランド力」を活かして十分勝負出来るのではないでしょうか?

海外では衝突安全性の問題が一番ネックとなるようですが、排気量を増やしてパワーにゆとりが出ればボディ補強も可能となるハズです。また、軽自動車であっても昨今はプリクラッシュセーフティーを搭載しているモデルも少なくありませんし、装備品については輸入車に引けを取りません。であるなら軽自動車の排気量制限を1Lくらいにアップして海外でもどんどん売れば良いのに・・と思ってしまうのですが。日本は人口の減少とともに斜陽の国になりつつあり、栄華を極めた時代を知る昭和のオジサンからすると非常に暗澹たる気持ちになりますが、日本の技術力はまだ捨てたものでは無いハズ。であるなら法整備を行い、ガラパゴス化している商品を世界で売れる商品にかえていくのも一つの方法なのではないでしょうか?カプチーノやビート、コペンをリッターカーでリメイクして出したら売れそうじゃありませんか??軽自動車よ、脱ガラパゴス化せよ!
Posted at 2024/08/21 14:10:36 | コメント(5) | 四方山話 | クルマ
2024年08月06日 イイね!

あのレカロが倒産?!救いの手は差し伸べられるのか・・

あのレカロが倒産?!救いの手は差し伸べられるのか・・自動車用シートを製造するドイツのレカロ・オートモーティブ(Recaro Automotive)社破産を申請した、という驚愕のニュースが飛び込んできました。同社は7月29日、エスリンゲン地方裁判所に自己破産の申請を承認された、とのこと。地元メディアの報道によると、レカロの従業員は破産申請について知らされていなかったと言います。

レカロは自動車業界で最もよく知られたサプライヤーの1つで、20世紀初頭から活動しています。同社は1906年に馬車製造業のシュトゥットガルター・カロッセリー・ウント・ラドファブリク(Stuttgarter Carosserie und Radfabrik)として設立され、1960年代初頭までポルシェやフォルクスワーゲンのボディを製造していました。その後、シート製造に軸足を移し、1965年にポルシェ911用に初のスポーツシートを発表、その後993世代まではレカロ製シートが採用されていました。こんな歴史もあって、レカロ製シートは「高性能モデルの象徴」となり、フォルクスワーゲン・ゴルフGTIクラブスポーツ、アストン マーティン・ヴァルキリー、フォード・フィエスタSTなど、多くの高性能車に採用されて来ました。

しかし度重なる経営難から、レカロ・オートモーティブは2020年、米国の大手シートメーカーであるアディエント(Adient)社から民間投資会社レイヴン・アクイジションズ(Raven Acquisitions)に売却され、ブランドは存続していました。みなさんご存知の通り、アフターマーケット用シートも提供しており、FIA公認のレース用バケットシートや、急成長中のレストア分野をターゲットにしたクラシックデザインなど、さまざまな製品ラインナップを取り揃えていました。ちなみに今回の破産申請は、レカロの航空機用シート、ゲーミングチェア、チャイルドシート事業には影響しないとのことです(航空機事業とゲーム事業は、レカロの母体であるレカロ・ホールディング(Recaro Holding)が所有している)。

一クルマ好きとしては非常に残念ですし、もうレカロ製のシートを見る事が無いのは悲しすぎます。それこそポルシェ辺りがレカロを買い取って、今後も存続するような道筋をつける事は困難なのでしょうか?欧州には他にも、SabeltSPARCOなどのスポーツシートメーカーも存在しますが、知名度、商品供給力などはレカロに及ばないように思います。レカロはこれまで画期的な技術をいくつもシートに投入してきており、その知的財産がこのまま失われてしまうのは自動車業界にとっては大きな損失だと思います。ブランド・バリューとしては未だ絶大なモノがあるハズなので、それこそ経営の手腕次第ではいかようにもなるのではないかと思いますが、考えが甘いのでしょうか・・?
Posted at 2024/08/06 14:17:46 | コメント(3) | 四方山話 | クルマ
2024年08月05日 イイね!

無事是名馬

無事是名馬連日茹だるような暑さが続いていますが、エンスーの皆さまいかがお過ごしでしょうか?こう暑い日が続きますと、不要不急の用事でクルマに乗るのも躊躇してしまいますよね。つい先日もウチのスタッフが通勤途中にエンコしてしまい、バッテリーが突然死したとのこと。まあこの暑さではどう考えてもバッテリーにとってもかなり過酷な状況ですよね。最近やたら高速道路上などでもクルマやトラックの故障を目にする気がします・・。

さて、そんな中日々通勤で使っているアバルト君。大変元気です。先日もふと車内の温度計を見たら45度という信じられない気温を示していましたが、どこ吹く風。エアコンもそこそこ効きますし、油温も水温も安定しています。とかくイタ車(とりわけ小型車)はよく壊れるイメー・・ジをお持ちの方も少なくないと思いますが、少なくとも現行(と言ってもすでに終売になってしましたが)アバルトに関しては故障とは無縁です。イタリアもまあまあ夏場は気温が上がる国(湿気も多い)なので、対策されているのでしょうか??まあたまたま当たり個体だっただけなのかもしれませんが、本当に健気に(笑)頑張ってくれています。正直ポルシェだと最新の992であっても日中の出動がはばかられる猛暑ですが、アバルトは安心して乗っていられます。クルマというモノは所詮機械ですので、壊れる時は壊れるワケですが、やはり壊れないに越した事はありません。人間にも言えることですが、やはり壊れないというのは大きな強みです。無事是名馬・・この格言を噛みしめる今日この頃です(^^♪
Posted at 2024/08/05 13:31:56 | コメント(4) | 四方山話 | クルマ
2024年07月24日 イイね!

サプライチェーンクライシス、再び

サプライチェーンクライシス、再び7月21日に(※)早くも992.2が受注停止となったようです。供給能力以上の需要があるのは今に始まった事ではありませんが、どうもそれだけでは無さそうで・・。コロナ禍に於ける半導体不足、そしてウクライナへのロシア侵攻で起きたワイヤーハーネスの不足。これまで経験してきたサプライチェーンの破たんに伴う弊害が再び起きようとしています。

一つ目は、独大手バッテリーメーカー、VARTA AGの経営破たんに伴うバッテリー供給量減少の可能性。正確にはまだ完全に破たんしたワケではありませんが、日本で言う所の民事再生法の手続きに入った、とのこと。VARTA AGは多くの高性能輸入車にリチウムイオン電池をOEM提供しており、とりわけ「V4 Drive」と呼ばれる規格は992.2カレラGTSのハイブリッドシステムにも採用されています。すでにV4 Drive自体はVARTA AGの完全子会社であるV4 Drive GmbH(2021年設立)に業務移管されており、直接的な影響は少ないかも知れませんが、親会社が破たんするというのは穏やかではありません。ポルシェは現在、電気自動車(EV)バッテリー分野におけるVARTAの事業への投資の可能性について交渉中だそうで、これにはポルシェがV4Drive Battery GmbHの過半数の株式を取得することが含まれます。この事業はポルシェにとっても生命線なので、切実です!

次いで本日飛び込んできたのが、ポルシェAGが想定外のアルミニウム合金の供給不足を理由に、2024年の業績見通しを下方修正した、というニュース。欧州のアルミ合金の供給元が洪水に見舞われ、すべてのモデルの生産に影響が出ているとのこと。さらには、複数の車両シリーズの生産停止につながる可能性がある、としています。具体的な供給元は明らかにしていませんが、6月末の決算報告書で「6月下旬の洪水発生後、稼働を停止していたスイス南部バレー州にあるアルミ供給拠点での生産再開時期は不明」と明らかにしいる事から、何らかの影響があったものと見られます。またこの事と関連しているのか、米アルミ圧延製品大手ノベリス社(ノベリス社はポルシェが共同出資する合弁会社にアルミを供給)は6月下旬、工場の操業停止を余儀なくされた「不可抗力の事態」を自動車業界の顧客に通知したと明らかにしています。

バッテリー不足とアルミ不足のダブルパンチということになれば、供給に少なからず影響が出る事は予想に難しくありません。それでなくても需要過多の状況が続いており、992.1の「予約」すら捌き切れていない状況下で再びこのようなサプライチェーンのトラブルが起きるとはポルシェも、そして顧客も不運としか言いようがありません。今後新しく出る予定の992.2の派生モデルの登場時期にも影響が出て来るかもしれません。そう考えると、私のカイエンGTSが生産を終えすでに日本に向かっている(昨日喜望峰を超えました^^)というのは運(とタイミング)が良かったとしか言いようがありません!逆に、枠が取れて現在生産開始待ち、という方にとっては残念ながらそれなりのインパクトがありそうです・・。そして、需給バランスの観点から、992.2の供給が滞るとなると、992.1中古車市場は再び活性化するかもしれません。

(※)一部ディーラーでの話です
Posted at 2024/07/24 13:58:07 | コメント(2) | 四方山話 | クルマ
2024年06月26日 イイね!

メイド・イン・ジャパンを再考する

メイド・イン・ジャパンを再考する円安の波が止まりません。それでなくとも物価高の折、海外のモノがどんどん高くなっております。私はクルマはドイツ車やイタリア車、アパレルはイタリア、時計はスイスやドイツのモノが好きで、これまで何十年もこうした舶来品に散財して来ました。しかし考えてみれば、これは外国にお金を貢いでいるようなもので、国内にお金を落としている事にはなりません(ディーラーには多少入りますが)。

「納税」という形では微力ながら日本経済に貢献しているとは思いますが(笑)、買いたいモノがあるのであれば、本来こうした嗜好品こそ「国内にお金を循環させる」ことになりますので良いワケです。上述のように円安でもありますので、嗜好品に於いても国産品にもっと目を向けても良いのではないか、と最近考えるようになりました。で、クルマに目を向けてみると、やはり今一番私が興味をそそられるのはマツダのコンセプトスポーツカー、Iconic SPですね。昨年の東京モビリティショーで現車も見ましたが、かなりスタイリングは良かったです。伝統のロータリーエンジンが搭載(モーターの発電機としてなのか、動力源としてなのかはまだ不明)されることなどが話題となっていますが、今年の新入社員の入社式でもコンセプト車両が展示されたようで、マツダの本気度が伺えます。排ガス規制など、新たなスポーツカーを世に送るのは並大抵の事では無いと思いますが、もし実現したら購入を検討したいと思います。



あと国産時計については、やはりグランドセイコー(GS)ですかね!大谷翔平選手が着けている事でも話題になりましたが、やはり国産時計の中ではレベルが頭二つほど抜けて居るように感じます。というか、スイスの古参時計メーカーと比べても遜色ないどころか、メカについては秀でているように感じます。国産製品の特長として、中身は良いけど、見た目が・・という事が往々にしてあるのですが、個人的にはGSのフラグシップモデルは惚れ惚れするくらい美しいと思います。「白樺モデル」との愛称で知られるSLGH005というモデルが2021年にデビューしましたが、世界中で絶賛されており、未だに入手困難です。GSの工房がある岩手県雫石の自然をモチーフにした美しい文字盤と、9SA5と呼ばれるツインバレルムーブメント(36000振動というハイビートムーブメントながら、80時間のロングパワーリザーブ)がウリです。素材についても拘り、があり、特殊なステンレススティール素材を採用、従来より耐腐食性に優れたものが用いられています。



その後同じムーブメントを採用した、「ヘリテージシリーズ」として名機44GSの復刻モデル、SLGH013というモデルが2022年に登場することになりますが、これがまた素晴らしい!SLGH005の白樺デザインに対し、こちらは雫石工房の前に広がる岩手山の雪解けを表現した文字盤が用いられていますが、惚れ惚れとする仕上げと美しさです。シースルーバックから見えるムーブメントもまた美しく、独特な形状のブリッジと、施されたコートドジュネーブ仕上げは珠玉です。これまでたくさんの機械式時計を見て来ましたが、この価格帯としては驚異的な完成度の高さです♪ここ2年ほどずっと購入のタイミングを伺っておりましたが、この度遂に決断しました!私は同時に所有する機械式腕時計は6本までと決めているので、手持ちを一本売却することになりますが、コレクションにGSが加わるのは日本人として大変な歓びを感じます。見る人が見れば素晴らしいですが、控えめで悪目立ちしないのもメイド・イン・ジャパンの素晴らしい所ではないでしょうか^^。

Posted at 2024/06/26 13:45:31 | コメント(3) | 四方山話 | その他

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「@juuuuuuuuuun さん、ホントに😵。どうかしてますよね!」
何シテル?   07/18 22:08
趣味車:992.1カレラT(2023年式左MT) アシ車:GR86“リッジグリーンリミテッド”(2024年式右MT) ファミリーカー:カイエンGTS(2024...
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