• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

black frogのブログ一覧

2025年07月01日 イイね!

マスター、ボトルキープね♪^^

マスター、ボトルキープね♪^^GR86の走行距離が1000㎞に到達したので、先日初回のエンジンオイル交換をディーラーでして来ました^^。いつも利用させていただいている個人タクシーの運転手さんに、トヨタの正規ディーラー(トヨタモビリティ)はエンジンオイルをボトルキープしてくれるので、都度交換するより安上がりですよ、という情報を事前に得ていました。で、今回交換に当たり私から申し出る前にディーラーからそのご案内がありました。正式には「オイル会員制度」、というみたいですが、要は最初に纏めて買っておくと2回目以降工賃が掛からなくなるという制度です。購入量は10L単位となっており、GR86の場合1回5L使用するので2回分ということになります。

GR86のような水平対向エンジンを搭載するスポーツカーの場合、オイルメンテ・管理は非常に重要で、基本的には半年又は5000㎞毎の交換が必要かと思います。ですので、交換頻度が多い場合、このようなオイル会員制度はユーザーからすると非常にありがたいですよね!次のオイル交換は12月頃になると思いますが、その際には費用は掛からず交換できる、ということになります。ちなみに今回工賃+エレメント+オイル(10L)で合計税込14000円でした。安い!ポルシェなんて1回オイル交換するだけで4万円近く掛かりますから、ね^^;。維持費だけを比べてみても、やっぱりGR86はめちゃくちゃ優秀です。






Posted at 2025/07/01 13:46:57 | コメント(0) | GR86 | クルマ
2025年06月26日 イイね!

GR86納車3か月雑感

GR86納車3か月雑感GR86”リッジグリーン・リミテッド”が納車になって3か月が経過しました。オドメーターはちょうど1000kmに差し掛かろうというところ。ポルシェだと慣らし運転は3000kmが推奨ですが、トヨタ車の場合は1000kmで慣らし運転は終了して良いようですので、近日中にオイル交換の予定です^^♪

さて、納車されて3か月、ほぼ毎日の通勤の足に使用しており、たまに週末家族で出かけたり、買い物に出かけたりもしています。残念ながら慣らしが終わっていないこともあり、まだワインディングには連れ出せていませんが、高速道路は何回か走りました。その上で私の現時点での評価は・・端的に言って乗り換えたいと思える足車が思いつかないほどイイ!です。大げさではなく、私の足車はもう一生コレで良いのでは?と最近真剣に思い始めているくらいですw。クルマ好きという心の病は、買った瞬間に次のクルマを妄想し始めるのが特徴であります(しかも死ぬまで完治しない)。私も大抵クルマが納車になる直前くらいがテンションMAXで、納車されてしまうと急速にテンションは下がり、1週間後には「次のクルマ」を妄想するのが常でした。あれだけ気に入っていたメガーヌ・トロフィーや、695エッセエッセでさえ、そうでしたからね。それがGR86については、お世辞でもなんでもなく、「代わりになるクルマが見つからない」んですよ。なぜそれほどまでにGR86が特別なのか?その理由について少し解説をしてみたいと思います。

①唯一無二のスタイリング

当たり前ですが、GR86はいかにもな感じのスポーツカーです。誰がどう見ても。世の中、見た目はスポーツカーっぽくないけど、中身はスポーツカーというクルマは多いです。アバルトもそうでしたし、いわゆるホットハッチ全般このジャンルですよね。セダンでもそういうクルマは存在します。しかし、分かりやすく車高が低く、2ドアのクーペスタイルのスポーツカーって、それこそポルシェくらいしか無いですよね。そのポルシェと並んでも引けを取らないほど、GR86のスタイリングは秀逸だと個人的には思います。実際、”リッジグリーン”という特別色も相俟ってのことと思いますが、老若男女問わず、2000万円オーバーの992カレラTよりもGR86の方が圧倒的に熱視線を浴びる機会が多いです^^;。スタイリングは好みに依るところが多いですが、私の中ではドンピシャです。先代の86は正直あまりフロントマスクが好きではなかったのですが、BRZ顔の現行モデルはスポーツカーデザイン的には一つの完成形に達していると思います。E型以降がもしハンマーヘッド化するようなら益々そう思います。

②唯一無二のパッケージング

FRかつ2+2というレイアウトは、RX-7(FD)以降、長らく存在していませんでした。911も後部座席を持つという点では似たレイアウトですが、GR86はエンジンがフロントミドシップのため、911よりも後部座席にゆとりがあり、平均的な成人女性くらいまでの体格であれば日常的に乗れるレベルです。無論、小学校低学年くらいまでの子供なら問題なく乗れますし、トランクもそこそこ広いので、コレ一台でファミリーカーとすることも不可能ではありません。この辺もGR86が人気の一つの理由かもしれません。そして、スバル謹製のD4Sエンジンは色々言われますが、兎にも角にも重心が低いので、FRでありながらまるでMR車のようにフロントの応答性が良いです。BMWを例に50:50の前後重量バランスが賛美されることが多いですが、数多くのBMW車を所有してきた私から見れば、重たい直6を鼻先に積んだどのBMWよりも、GR86の方が遥かにハンドリングは良いです。というか、フロントにそもそもエンジンを積まない911と比べてもハンドリングが良いのは白眉モノだと思います。

③唯一無二の剛性感

唯一無二というと語弊があるかもしれませんが、国産車の中では随一、一昔前のBMWくらいの剛性感は余裕であります。ちょうど本日作業のためにGR86を入庫し、第2世代のプ〇ウスが代車で出たので行きと帰りで乗り比べることが出来たのですが、まったくクルマの出来が違いますプリ〇スは、ブレーキふかふか、エンジンレスポンス最悪、ステアリング応答性極悪(センター中心に左右20度くらい不応域あり)、足回り最悪(まるで雲をつかむような接地感の希薄さ)、ボディ剛性皆無(ゆるゆる)、本当にひどい代物です。でもこれが多くの方の、「ザ・トヨタ車」のイメージだと思うのですよ。私もそうでした。まさにこれこそが、長年輸入車ばかり乗り続けてきた所以です。しかし時代は変わりました。モータースポーツシーンからのフィードバックもふんだんに取り入れ、今のトヨタは少なくともスポーツカーは真剣に作っています。きっとクルマ好きのモリゾウさんのおかげです。もちろん、スバルの技術力も大いに貢献していると思います。細かいところまでしっかり作りこまれていて、これまで多くの国産車が抱えていた「駆る悦びが希薄」という致命的なマイナス点を相当なレベルまで突き詰めています。

④唯一無二のドライブトレーン

水平対向4気筒NAエンジンは現状このGR86/BRZにしか存在しません。さらにMTとの組み合わせ、そしてスバルのアイサイト技術まで投入されているのはまさに唯一無二です。納車当初、ちょっと渋いと思っていたドライブトレーンですが、回すごとに調子が良くなってきて、燃費まで良くなってきました。現在では街乗りメインでリッター6kmは走ってくれます。ハイオク指定というところで、財布には決してやさしくはありませんし、満タン給油での航続距離が300kmちょっとというのは泣き所ですが、それでもこの価格帯のスポーツカーのドライブトレーンとしては申し分ないと思います。ロードスターの「乗用車然とした凡庸なエンジン+脆弱なマウント系=容赦なく不快な振動が車内に伝わって来るコンボ」とは対照的で、GR86はマウントも含めドライブトレーン全体の剛性感がすごく高いですし、洗練されています。シフトフィールについては、納車早々に純正ショートシフターに換装したのですが、かなり小気味良い感じです。ただし個人的に純正ノブはやや軽いので、もう少し重いノブに替えてあげるとイナーシャが付いてスコスコ感が増すのではないか、と思っています。

⑤唯一無二のコスパ

これだけ上質な乗り味を提供してくれて、見た目もカッコ良くて、4人乗車出来て、荷物もそこそこ詰めて、信頼性も高いスポーツカーが物価高のこのご時世に300万円台で買えるというのはもはやバーゲンプライスだと思います。私は残念ながら抽選漏れのため、プレ値で買いましたが、それでも十分納得のいく価格だと思っているので、定価購入できた方は本当にラッキーだと思いますよ(ちなみに令和7年6月末現在、200台限定だった”リッジグリーン・リミテッド”の中古車は1台も市場に出ていません)。GR86も恐らく現行モデルは2026年で終売となり、2027年からはD4Sエンジンから自社製の直列4気筒エンジンに移行すると見込まれています。GR86、GRスープラが廃版となり、噂の次期GRセリカに統一されるという予測もありますが、そうなると一気にプライスが上がって600~800万円くらいになるのではないか、と言われています。しかも次期セリカはAWDということで、どちらかというとGRヤリスの上位互換という印象。FRかつ水平対向エンジンかつ高コスパなGR86は買えるうちに買っておいて損は無いモデルだと思います。

・・とまあ、GR86にベタ惚れ状態の私ですが、悩みが一つだけあります。それは、今秋抽選予定のロードスター12Rに万が一当選したらどうしよう?という問題です。これまでであれば、恐らく普通にGR86と入れ替えていたと思いますが、ここまで気に入るとは正直自分でも思っていませんでした。12Rは12Rで絶対に乗りたいモデルなので、増車・・と言っても置く場所がありません。となるとカイエンか、911カレラTのどちらかを放出するしかありません。まああまりタラレバの話をしても仕方ないのですが、一応心の準備と言いますか、どうするかは何となく決めておかないといけません。いずれにせよ、現時点ではGR86を手放す気は毛頭ありませんし、余程の事が無い限り(たとえば次期GRセリカの出来が超絶素晴らしい、とか)このまま行きそうな予感がします。そのくらいGR86良いですよ!ほんとに!トヨタ車だから・・という理由で食わず嫌いしている方は是非一度乗ってみてください。多くのクルマ好き、スポーツカー好きのお眼鏡に敵うモノになっているのではないか、と思います♪
Posted at 2025/06/26 14:51:00 | コメント(3) | GR86 | クルマ
2025年06月09日 イイね!

ドイツ車を超えた?トヨタのビルドクオリティー

ドイツ車を超えた?トヨタのビルドクオリティー梅雨入り間近ですが、なかなか時間が取れずブログもアップできない今日この頃です。時間があまり無いので、本日は小ネタを一つ。最近、欧州車の劣化が著しいと感じています。かつては、欧州車、とりわけドイツ車と言えば目に見えないところにお金をかけているのが当たり前で、いわゆるバリューフォーマネーが極めて高い商品が非常に多く存在しました。VWゴルフやポルシェ911、メルセデスのSクラスなどは代表的なモデルかと思います。

それが昨今、明らかなコストダウンの跡が見て取れるようになりました。私の所有するカイエンGTSも、以前もブログでアップしたこともありますが、ドライバーズシート裏のポケットがバスか?と思わずツッコミを入れたくなるようなネットになっていたりします。乗り出し2000万円の車両でこれは…と。一方のトヨタ。GR86は本当に細かいところまで良く作りこまれています。一昔前の国産車とは隔世の感があります。たとえば、このタイトル写真。これはトランクリッドを開けたところを撮影したモノです。私の車両はリッジグリーンという特別色を纏っていますが、なんと、トランクを開けると中の金属製のリンクパーツやボルトまですべて同色のグリーンに塗装され、さらに防錆加工までなされています。こういう普段目に見えないところまで時間と手間とお金を掛けている所に、今のトヨタの本気度が伺えます。

世の中がEVに靡く中、唯我独尊のハイブリッド路線を突き進んで来たトヨタ。トランプ関税の逆風もありますが、それでも今や世界一の自動車メーカーであることに変わりはなく、工業製品を扱うメーカーとしては完熟期に入ったように見えます。こういうメーカーの経営状態が健全な時期に作られたクルマというのはやはり価値があります。これからさらに気になるスポーツカーがいくつかトヨタから出て来る事が予想されていますので、しばらく目が離せません。個人的にはGR86の価格で、これだけ工業製品としてのクオリティが高く、かつ乗っても愉しいクルマは古今東西存在しないと思います。次点でマツダMX-5(日本名ロードスター)でしょうか?軒並み経営危機を迎えるドイツ車メーカーを尻目に、国産メーカーが更に飛躍するのではないか、と期待しています^^。
Posted at 2025/06/09 08:52:27 | コメント(2) | トラックバック(0) | GR86 | クルマ
2025年05月17日 イイね!

ハンマーヘッドシャークデザインはお好き?

ハンマーヘッドシャークデザインはお好き?GWが明けてからというもの、有難いことに(?)仕事で忙殺されておりまして、なかなかブログアップの時間が取れずにいます💦。さて、今日は流行りのハンマーヘッドシャーク(以下HHS)デザインについてちょっと私見を述べたいと思います。ちょっと前にフェラーリプロサングエとクラウンが似てるという話がありましたが、昨今このHSSデザインがちょっとしたブームとなっていますよね。



ランプ計上を上から見ると、アサシュモクザメ(=ハンマーヘッドシャーク)に似ている事からこの愛称で呼ばれるデザイン。トヨタを筆頭に、よく見かけるようになりました。フェラーリも、ルノーも皆こぞってHHSデザインを採用していますよね。確かに未来的な感じですが、皆さんコレお好きですか?私は正直あまり好きではありません。そもそもこの手の先進的なデザインって出た時は斬新で良いのですが、ブームが去ると著しく風化するように思います。要は、トレンドに乗っかっているウチは良いのですが、ひとたびブームが去ると一気に古臭く見える、という奴ですね。実はGR86も次のMC(恐らく現行型最後のMCになる)でこのHHSデザインが採用されるという噂があり、私が現行D型を買う一つのきっかけになりました。現行D型のGR86は「BRZ顔」になったという批判もあるようですが、個人的には(とりわけ実車は)国産車随一のカッコよさだと思います。先代86も悪くは無かったと思いますが、個人的には断然現行のデザインが好みです。他のトヨタ車のどのデザインとも違いますし、個性が際立っている上、年月が過ぎても風化する可能性の低い普遍的なスポーツカーのデザインだと思っています♪

Posted at 2025/05/17 11:37:19 | コメント(2) | トラックバック(0) | GR86 | クルマ
2025年03月27日 イイね!

大人のハチロク、納車(^^♪

大人のハチロク、納車(^^♪待ちに待ったGR86‘’リッジグリーンリミテッド‘’が昨日無事納車となりました!^^本日はさっそくファーストインプレッションをお届けしたいと思います。走行距離120㎞の新古車ということもあり、まだまだナラシ中、街中のみでのインプレッションであることをお含みおきいただければ、と思います。実に25年ぶりとなる国産車ですので、その辺りの印象もお伝えしたいと思います!

まず外装色ですが、これが良くて買ったようなものですが、リッジグリーンという深緑のマットカラー、非常に味わい深いです。光の当たらない所ではブラックっぽくも見えますが、明るい所だと非常に落ち着いた色味です(人によっては地味に感じるかもしれません)。正に大人のハチロク♪渋い!!ちょっとグレー味がかっているのがまた良い塩梅です。内装は専用色のタン/ブラックのツートンですが、これまたシックな印象。ともすればヤングでやんちゃな印象のGR86ですが、良い意味でアラフィフが乗っても恥ずかしくない内外装となっています。ちょっとビックリしたのが、本固体はフロアマットすら付いておらず・・これは早急にゲットする必要があります。専用色のフロアマット(リムがタン)があった気がするのですが・・本日ディーラーーに入庫したら確認してみようと思います。シートはホールド性も良く、国産車の純正シートにありがちな背中が浮く感じは一切ありません。適度に包み込んでくれる感じがあり、座面のクッションも厚いので路面の突き上げは全然厳しくありません。



私が長年国産車のスペックに惹かれつつも、なかなか食指が動かなかった理由の一つに、内装の質感の悪さがあります。どうしても欧州車と比べてしまうと樹脂パーツがプラスチッキーで安っぽく、萎えてしまう。室内空間というのはドライバーが常に目にし、手を触れる場所なので、個人的には譲れないポイント。ココがGR86は非常に良く出来ています。決して華美なワケではなく、すべてが高級素材で構成されているワケではないのですが、アルカンターラや樹脂の使い方が上手で、樹脂のシボも10年前の国産車と比べると非常に質感が向上しています。操作系も剛性感があり、昨今のタッチスクリーンだらけの車内環境と比べると物理スイッチが多く直観的に操作が出来るのも好感が持てます。そして引くタイプのパーキングブレーキレバー!アバルトもそうでしたが、これは本当に最近見掛けなくなりましたので、コレだけでクルマ好きとしてはテンションが上がります。‘’リッジグリーンリミテッド‘’はステッチングもタンで統一されており、非常に纏まり感があります。素晴らしい!強いて難を言うなら天井素材のクロス地が少々安っぽい事。ここもアルカンターラ仕上げなら言う事無かったのですが・・。



現行GR86は先代の2L水平対向4気筒から2.4Lに排気量アップしています。またD型と呼ばれる現行モデルからはスロットルマッピングが変更となり、さらに俊敏性を増しています。NAエンジンですので、出だしのトルク感はやや薄いですが、2000回転を超えたあたりから非常にスムーズに車速が上がります。1280kgと車重が軽いこともありますが、パワーに関してはまったく不足に感じることはありません。0-100㎞/h加速はマニュアル車の場合5.9秒とのことですので、遅く感じるハズもありません。D4Sエンジンは、低回転域ではポート噴射、高回転域では直噴という独自の制御となっています。低回転域でのカーボン沈着を予防する目的ですが、副次的な効果として、回転を上げるとまるで「カムが変わった」ようにパワー、トルク感が炸裂するのが何ともキモチイイです。マツダの2Lと違って、「高回転まで回したくなるエンジン」と言えます。レブリミットは7500回転ですが、きっちりそこまで回り切るのが想像出来ます。デジタルメーターのタコが大きく中央に表示され、9000回転まで表示されるのもテンションが上がります。ちなみに「トラックモード」にすると回転計がフォーミュラーカーのようにバー表示になるみたいです。



そしてこのクルマ最大の美点はストッピングパワーとブレーキのタッチ、そしてハンドリングだと思います。‘’リッジグリーンリミテッド‘’にはブレンボのブレーキとザックスのダンパーが標準装備となりますが、ブレーキは大げさに言うとポルシェか?と思うほどよく効きます。初期制動に不自然さはなく、ブレーキの踏力と共にリニアに制動力が立ち上がる私好みのブレーキです。サーキット等での操作性も申し分ないと思います。一方、A-Bペダルのオフセットが大きいのと、ポート噴射領域でのアクセルレスポンスがそれほどシャープではないのでH&Tはしずらいです。オートブリッピング機能は付いていないので、Aペダルを手前に持ってくるスペーサーのようなアフターパーツは必須かもしれません。Aペダルが吊り下げ式ではなく、ポルシェのようなオルガン式だったら良かったのですが、、。アイシン製の6MTは節度感、ストロークともに悪くありません。ロードスターも同じトランスミッションのようですが、アイドリングでプルプルエンジンの振動が伝わって来ることもありません。2速~3速がやや渋いのと、ワイヤー式のためカチッと感はやや薄めなのが残念なポイント。純正ショートシフターを入れても良いかもしれません。



ザックス製の足回りは非常にしなやかで、適度にロールします。前輪と後輪が別々に仕事をするFRならではの身のこなしと人車一体となれる操作感はこのクルマ最大の魅力です。相当なクルマ好きがファインチューニングをしたことがうかがい知れます。突き上げがまったく無いワケではないのですが、シートが優秀なので不快な振動は伝わって来ません。電動パワステのチューニングも素晴らしく、ロードインフォメーションも豊富。雲をつかむような昨今の電制ステアリングとは一線を画します。素晴らしい!切ったら切った分だけ曲がり、アクセルオンでトラクションが掛かる、オールドスクールスポーツカーを駆る醍醐味があります。ポルシェ以外のクルマで「ずっと乗っていたい」と思えたのは久々の事です。タイヤはミシュランPS4が標準装備されており、安定の性能を発揮する一方、キャビン内のロードノイズは大きめ。盛大とまでは言いませんが、遮音性はイマイチです。それでいてエンジンは大人しいので、車内はエギゾーストノートよりもゴーゴーというノイズが目立ちます。この辺は皮むきが終わって、スポーツエギゾーストに替えれば多少改善されるかもしれません。



総じて、GR86は想像通り・・否想像以上の素晴らしいコンパクトスポーツカーだと思います。私はプレ値購入してしまいましたが、この車両が定価400万円で買えてしまうのは素晴らしい事だと思います。992.2カレラが2000万円することを考えると、1/5の価格ですよ、お父さん!!実際、海外のとある有名ユーチューバーの動画で、元ポルシェの開発エンジニアが、「ポルシェ911の数分の一の価格で、楽しみの90%を得ることが出来る」とおっしゃっていて、これは言い得て妙、凄く説得力があると思いました。何故か日本のポルシェ乗りはあまりGR86に惹かれないようですが、911のサブカーとしてGR86やMX-5が海外では大人気なのが分かります。まあ納車されたばかりということで、多少贔屓目もあると思いますが、現時点では大満足ですし、当分の間愉しめそうな予感がします。そんなGR86ですが、納車されたと思ったら、新車継承手続きやその他諸々の作業のため本日ディーラーに入庫予定です。早く戻ってきて、慣らし運転を終えて、本来のステージである峠に駆り出したいと思っています。それでは、また!

Posted at 2025/03/27 08:52:14 | コメント(10) | トラックバック(0) | GR86 | クルマ

プロフィール

「@ヤジキン う、反論出来ない🤣」
何シテル?   08/09 17:43
Ohne Porsche kann ich nicht leben. 趣味車:992.1カレラT(2023年式左MT) アシ車:GR86“リッジグリーンリミ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

      1 2
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

リンク・クリップ

最後は GT3ツーリング 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/08/10 11:04:54
15年保証 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/08/06 21:13:41
TRD GRトランクスポイラー 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/07/31 20:11:29

愛車一覧

トヨタ GR86 箱根エディション (トヨタ GR86)
GR86のD型、RZベースの国内200台限定車で、私にとってはン十年ぶりの国産車になりま ...
ポルシェ 911 ポルシェ 911
2022年10月21日 オーダー 2023年5月5日 生産枠確定 2023年5月8日 仕 ...
ポルシェ カイエン ポルシェ カイエン
MY2025新型カイエンGTSです 2024年5月3日オーダー 2024年6月生産枠確 ...
ポルシェ 911 ポルシェ 911
ご縁あって、この度購入する運びとなりました♪ 初代GT3ツーリングパッケージです。私に ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation