
久々にゴルフを始めて、
体力の低下を自覚する日々です。コロナ禍の少し前から色々忙しくなってしまい、すっかりゴルフから遠のいていました。かつては
恥ずかしくない程度のスコアで回れるようになり、クラブも中上級者向けのスチールシャフトアイアンなんぞを使ってましたが、先日久々に練習に行ったらクラブの
重たい事、重たい事w。100球も打たないうちに音を上げてしまいました。
で、結局クラブを全部Rフレックスのカーボンシャフトに買い替え、体力作りから仕切り直し、といった状況で、来月のゴルフコンペまでに間に合うか冷や冷やしております。私ももう不惑の歳を過ぎて久しいワケですが、とにかく最近
著しく体力の衰えを感じるようになりました。夏場、猫の額ほどの庭がボーボーになってしまったため、草むしりをしたら腱鞘炎になるわ、腰は痛くなるわ。久々にゴルフすれば全身の筋肉痛に加え手にマメが出来まくりました。健康増進のために、と思って夏前にクロスバイクを買ったのですが、縁石にタイヤを取られ大転倒、両膝を擦りむき、また歳のせいか
完治するのに2カ月近くかかりました。もう生活のあらゆる場面で感じる過労、疲労。
先の人生が不安になるレベルです。
で、何が言いたいかと言うと、表題の通りスポーツカー、とりわけ
ポルシェは若いうちに乗っておいた方が良いよ!という事です。私は幸せな事に、30代前半をポルシェと一緒に過ごすことが出来ました。ツーリングもたくさんしましたし、サーキットにもたくさん行きました。しかし、今同じようなカーライフを楽しめるかと問われれば、恐らく
難しいと思います。まず反射神経、筋力が落ちています。サーキット遊びはモーター「スポーツ」ですし、「スポーツ」カーは操作系が重たいので、何をするにも体力が要ります。サーキットまでの往復の運転も、渋滞にハマれば重たいクラッチで左足が攣りそうになるのを耐えながら運転する必要があります。愉しい以上に苦痛であることが予想されます。
ストリートで走る分にはそこまで体力は要りませんが、クルマからの振動が
腰に来ます。ペダルもハンドルも
重たいです。今はまだそれでもやせ我慢して乗っていられますが、5年後、10年後に愉しめている自信が私にはありません。昔、人生の先輩方が
旦那仕様のスポーツカーもどき(失礼!)に乗っておられるのを見るにつけ、「お金があってクルマ好きならスポーツカーに乗ったら良いのに!」と思ったものですが、今となってはオジサマ方のお気持ちが痛いほどよく分かります。というか、私がオジサマそのものですw。で、やはりスポーツカーという乗り物は身体が自由に動くうちに、若いうちに乗っておくべき、と強く思います。ただ、難しいのが・・若い時は体力はあっても、残念ながら普通の人はそこまでの経済力は持てないんですよね。
ある程度歳を取って、貯金も出来て、子供も手を離れて、やっと意中のクルマを手に入れられるようになった頃にはもう乗るだけの体力も気力も残っていない、という
ジレンマですね。なのでアラフィフを超えてもサーキット遊びを楽しんでいらっしゃる諸先輩方は本当にスゴイと思いますし、純粋にリスペクトします。少し前に、人生アガリのクルマはマクラーレン!などとのたまっておりましたが、すっかり自信を無くしてしまいました・・。内燃機関がその長い歴史の終末期を迎えるという中で、安楽で、速くて、ちょっぴりセクシーな
フェラーリ・ローマ辺りがもしかしたら
人生最後の趣味車の落としどころとしては妥当なところなのかもしれません。
Posted at 2022/09/16 14:22:15 | |
四方山話 | クルマ