
ゴルフRの納車日も決まり、俄然テンションが上がって来ました!YouTubeで海外のゴルフR POV動画を観まくる日々ですが、北米仕様だけ欧州・日本と内容が異なる事に気付きました。まずはエンジンパワーが違います。欧州・日本仕様はいずれも素のRは320㎰というパワースペックですが、北米だけ315㎰となぜか
5㎰デチューンされています。
で、カーコンフィギュレーターを見比べてみると、北米仕様だけMTの設定があります。本国でさえ設定が無いのに、北米のMT需要が未だに根強いことを示すファクトだと思います。で、恐らく(確証はありませんが)このMT設定との兼ね合いで
北米仕様だけ315㎰なのではないか、と推察します。また、もうひとつ大きな違いとして、内装色が違います。欧州・日本仕様の標準内装は、"ブルー・ソウル・ブラック"というRのモチーフとなるブルー基調のタータンチェックぽい模様ですが、北米はシンプルなブラックファブリックにブルーのパイピング仕様("タイタンブラック"というカラーらしいです)となっています。また、北米は何故かカーコンフィギュレーターでメーカーOPが一切選択出来ず、ディーラーOPのみ出て来ます。一点羨ましいのは、北米仕様には
エンジンヘッドカバーが付きます。保安基準の違いでしょうか?何故ここだけコストかけているのか謎ですw。
そんな感じで、(エンジンヘッドカバーを除き)どうも北米だけデチューン仕様というか、
廉価仕様という印象を受けます。この事は価格にも表れていて、日本仕様と同様に仕上げた場合、本国ドイツで約973万円、英国で約904万円、北米で678万円と
大きな開きがあります(上述の理由により、北米はメーカーOPが選択出来ないため、日本と同様の仕様にすることが出来ません)。で、翻って日本では素RのDCC+19インチ仕様が703万円ですので、
圧倒的にコスパが良いです。必要な装備は
ほぼ全部載せの状態で、欧州と比べて200万円以上安いワケですから、ね。円安の影響がありつつも、この価格で買えるというのはかなり日本のインポーターは頑張っていると思います。
ただ、個人的には日本でも欧州のようにもう少し細かくOPを選べたら良いのにな、とは思います。欧州では
アクラポビッチ単品でもOP選択出来ます(英国だと63万円くらいの設定)し、ハーマンカードンのオーディオも付けることが出来ます。また、日本では20 Yearsしかレザーシートの設定はありませんが、欧州では素のRでも当たり前のようにレザーシートをOP選択出来ます。ちなみに北米仕様のレザーシートですと、運転席のみ電動で助手席は手動のため、複数のレビュワーに「露骨なコストダウン」として指摘・酷評されていましたが、日本の20 Yearsはどうなっているんでしょうか?あとサンルーフも標準で付いてきてしまうみたいですね。まあそんなこんなで国別に販売戦略が違うのも興味深い所だと思いました♪^^
Posted at 2023/08/19 14:26:56 | |
ゴルフR(ゴルフ8) | クルマ