
GT3誕生25周年ということで、満を持して?
新型GT3および
GT3TP(ツーリングパッケージ)が発表になりました!前期型992.1との違いについて、まずはファクトを纏めてみたいと思います。その上で
短評を。ちなみに日本仕様のカーコンフィギュレーターはまだ立ち上がっておらず、年末稼働予定のようで、受注開始も年末を予定しているようです。
新型992GT3(992.1からの主な変更点)
・フロント、リアのフェイスリフト、エアロの変更
・サスペンションのファインチューニング
・ウィング付モデルには"ヴァイザッハ・パッケージ"の設定
・TPにはリアシートのオプション設定
・オプションで可倒式カーボンバケットシートの設定
・オプションで軽量マグネシウムホイールの設定(設定時-9kg)
・捻るタイプの疑似キー型イグニッションスイッチの復活
・デジタルタコメーター
・車重1420kg→1461kg(マニュアル車)、1435kg→1477kg(PDK)
・パワーは510㎰のまま、トルクは470NM→450NMに低下
・ギア比の変更(ファイナル変更、ローギア化)
・これによる最高速度の低下
・ニュルラップタイム非公表
・北米では吊るしの状態で約20000ドルのプライスアップ
率直に言って、TPでリアシートが選択出来るようになった点と、可倒式バケットシートが選択出来るようになった点以外はポルシェにしては珍しく
ほぼ改悪のように感じてしまうのは私だけでしょうか?北米の例に倣うと、恐らく吊るしの状態で限りなく3000万円に近く、大体の人が付けるであろうオプションを選択すると乗り出し価格は
3500万円前後になると思います。車重が増えて、パワーはそのまま、トルクと最高速度が下がって、タコメーターがデジタルになって、GPFの影響で音が悪くなって、値段は爆上がり!25年の時を経て、GT3はついに
転売ヤーでさえ手が出せない領域へと行ったように感じます。すでに992.1GT3をお持ちの皆さま、おめでとうございます^^。末長くお乗りになる事を強くお勧め致します♪
Posted at 2024/10/19 08:18:41 | |
トラックバック(0) |
ポルシェ全般 | クルマ