
今月20日に抽選応募が締め切られ、昨日MSRロードスター12Rの
抽選結果が発表となりました。私は試乗後にきっぱり抽選参加をしないことに決めたので
低見の見物(笑)でしたが、悲喜こもごもの結果でしたね。まあわずか200台に対し、
約9500件もの応募があったワケですから、当選確率わずか2.1%という
狭き門だったことになります。抽選参加していても、落選していた可能性の方が遥かに高いですね!
さて、本日よりコアモデル(通常版MSR)の商談が開始になるようですが、こちらも2200台限定ですので、もし抽選漏れした9300名がそのまま商談に臨むことになれば、倍率4倍強。今度は12Rと違って
早い者勝ちですので、本日中にディーラーに行かないと難しそうですよね。しかし、今回の件ではMAZDAの販売戦略の巧妙さと、2.0L+幌を潜在的に希望されている方が相当数いらっしゃった事が良く分かりました。さて、MAZDAの販売戦略については賛否両論ありますが、マーケティング的視点から見れば
大成功だったのではないか、と思います。約2年前の東京オートサロンに始まり、ちょっとずつ小出しにモックアップを様々な場面で登場させ、スーパー耐久のYouTube動画も充実度を増しました。そして満を持してMSR専用アプリの投入、ファン同士の交流の場を設け、9月からは専用アプリ内でティーザーコンテンツがアップされるようになりました。そしてそしてファンの期待が
最高潮に高まったタイミングでのファンフェスタ、そして試乗会。最終的には乗り出し800万円オーバー確実という歴代マツダ最高額モデルに10000人近い方が
殺到する結果となりました!
私が残念に思うのは、この
約9500人すべてがコアなMazdaファンではないであろう、という点です。どの程度「公平な抽選」だったのか分かりませんが、少なくとも私の知っている方でとりわけMazdaファンというワケでもない方(実名は伏せさせていただきます)も当選されているので、少なくともCX8購入が当選条件では無かったようです(笑)。最低限、
Mazda車を過去に所有したことがある(出来ればロードスター)、という条件くらいは付けても良かったのではないかと思います。また、例によって
この世の悪である転売ヤーが群がっていたことも想像に難しくありません。と言いますのも、専用アプリのウェイティングルーム(コアなファンなら絶対ここに登録していたハズ)の登録者は2200人未満だったのに、抽選応募は9500人。要は、7300人は
一見さんもしくは
転売ヤーだった、と私は推察しています。Mazdaも恐らくこうした
ファン心理は分かった上で、落選者には
「今回、約9500人と大変多くのお客様からのご応募いただき、皆さまのご期待に何とかお応えしたいと、第2弾モデルについて検討することといたしました。」と送られています。この一文により、一部の転売ヤーが撤退して、補欠の方の手に12Rが届くと良いと思います。
さて、抽選が終わったので少し
意地悪な意見を述べさせていただきます。まず、2.0L+幌という大人気の組み合わせは
先代NCではデフォでした。当時はさほど人気があったとも思えないのですが、なぜ今更ここまで
脚光を浴びるのか、今一つピンと来ません。私はもともとコアモデルは眼中になく(というのも、RFの2.0L汎用ドライブトレーンはまったく官能的なユニットではないため)、
エンジンまで手の入った12Rなら・・という事で購入を検討しておりました。しかし比較試乗した結果、1.5のノーマルエンジンと、12Rのチューンドエンジンで正直言って
その価格差を埋めるほどの魅力を12Rに感じなかったので、抽選には参加しないと決めました。個人的にはやっぱりNDロードスターは
1.5Lがベストバランスであり、もっとパワフルなエンジンを搭載したクルマが欲しいなら敢えてロードスターに拘る事も無かろう、と思っています。よって第2弾が、12R同様スーパー耐久にも参戦している
120R・・すなわち1.5Lベースなら改めて私は
抽選に参加しようと思います。Mazdaも今回の件で味をしめた(?)と思いますので、120R販売決定の
朗報を待とうと思います♪
Posted at 2025/10/24 08:42:48 | |
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