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black frogのブログ一覧

2021年03月29日 イイね!

964の純正シート

964の純正シート964の進捗ですが、昨日PCアフターサービス部のフロントの方から連絡があり、とりあえず問題個所の目途は立ったとのことでした。これから部品の発注やら納期の確認作業に入るそうで、正式な見積りが出て来るのはもう少し先になりそうとのこと。空冷911の場合、パーツの国内在庫は恐らくほとんどないので、本国発注になる可能性が高いと思われます。で、そこからまた1~2か月。モノが届いてから修理の作業に入るとなると、まだしばらくかかりそうですね・・。

というワケで、実車を前にネタが書けないので、また小ネタを一つ。ポルシェのシートはいつの時代もとても出来が良いです。とりわけ、993までの純正シートはあのRECAROがOEMしていただけあって、殊の外出来が良いです。実際黒蛙号のシートは、生産から25年以上経ったクルマとは思えないくらい、皮のハリも良くウレタンのヘタリもありません。座ってみると、背骨を中心にガシッとホールドされて、ほどよくタイトです。私は中肉中背なので、ちょうど良いと感じますが、細身の方にとってはやや緩く、体格が良い方にとっては少々窮屈かもしれません。昨今のこれ見よがしのスポーツシートと違って、見た目はさほどホールド性が良いように見えないのがミソです。

乗り心地もスポーツカーとしては極上の部類ではないでしょうか?まだ964でロングツーリングには出かけていませんが、腰痛が出ることはまず無いのではないかと想像します。少なくとも360モデナよりははるかに良いですw。RSのスポーツバケットシートにも座った事がありますが、アレは乗り心地が硬い上に、ホールド性はサーキットユースだと物足りない感じなので、ストリートメインならむしろカレラの標準シートの方が良い気がします。黒蛙号は内装がグレーで、そもそも社外のシートを入れるようだと浮いてしまうので、純正シートの出来が良いと良いナ・・と思っていたので良かったです^^。手元に戻ってきたら、コーティングのついでにレザーのクリーニングをしてもらおうと思います♪(現状それほど極端に汚れているワケではありませんがついでに、ね)
Posted at 2021/03/29 18:42:44 | コメント(1) | トラックバック(0) | 964カレラ | クルマ
2021年03月22日 イイね!

空冷乗りは愛車を手放さない

空冷乗りは愛車を手放さない黒蛙号が入院してから4日。早くも964ロスに陥っております(泣笑)。仕方ないので、YouTubeなどで空冷オーナーさんの動画を観ながらええなぁ・・と指を咥える毎日です。あまりの寂しさに、トチ狂って危うくチョイ古B●WのMT車を増車しそうになりましたが、冷静な妻に止められましたw。水冷911も非常に魅力的でしたが、ここまで麻薬的な魅力はなかったように思います。何故空冷911はこうも乗り手のアドールを掻き立てるのでしょうか?

まずひとつ目にその愛くるしいルックスがあると思います。空冷911はナロー、ビッグバンパー、964、どれも可愛い!993は過渡期のモデルとなり、好みが分かれるところですが、964までのカエル顔は掛け値なしに可愛い、と個人的には思います。ガレージにちょこんと鎮座するその佇まいは何とも言えず愛苦しいです。現代の肥大化しすぎたスポーツカーには臨むべくもない独特の魅力ですね。所有したことありませんが、おそらくDinoとか、初代アルピーヌも同じような可愛さを持つモデルなのではないでしょうか?で、乗ってみるとその実乗り味は思いのほかスパルタンで、「羊の皮を被った狼」というのがまた良いのだと思います。

ふたつ目は、空冷ならではの味の濃さだと思います。これはもう語りつくされていますが、今となっては味わう事の出来ない、金庫の中と評される堅牢さ、ボディの凝縮感、エンジンやトランスミッションの精密なフィーリング、電子制御を介さないダイレクト感、クルマとドライバーの対話の濃密さなどなど。それでいて、それなりの実用性乗り心地安全性などがしっかりと担保されているのが空冷911の素晴らしい所だと思います。この味の濃さを味わってしまうと、どんなにハイパワーで最新の911に乗っても、凄い!とは思いますが、乗り換えたい!とは不思議と思わないのですね。もはや最新の水冷911と空冷911は同じ911でも別物なので、比較する対象ですらないような気もしますが・・。

三つ目はここに来てはっきりとしてきた希少性です。空冷911はそれなりの台数が生産され、世界中の愛好家が今でも所有しています。具体的に、生産されたすべてのポルシェの内、7割が実動しているとポルシェは豪語します。しかし、現実的には事故や天災などの理由で廃車になったり、不動のままお蔵入りになったり、海外に流出したり、と日本国内で実動する空冷911は年々減って行く一方です。ポルシェAGが二度と空冷911を生産することは無い以上、時間が経てば経つほど希少性が増して行くのは自明の理です。そして、こうして希少性が増してくると、手放したくなくなるのが人情というモノです。

2030年ないし2035年までには多くの国がガソリン車の製造を中止すると宣言しています。ドイツもご多聞に漏れず、EV化の一途を今後は辿るものと思われます。聞くところによるとタイカンはポルシェ初のEVにしては珠玉の出来とか。でも、個人的にはまったく惹かれません(オーナさんごめんなさい^^;)。もしEV用電池の改良が大幅に進み、将来的に964と同サイズ・同重量のEVスポーツカーをポルシェが出したら多少なりとも食指が動くかもしれませんが、恐らくその可能性は限りなくゼロに近いでしょう。となると、964に代わるクルマは今後二度と世に出る事は無いワケで、益々手放しにくくなります

これらの理由により、空冷911は今後どんどん市場に出て来なくなるものと思われます。確かに、10年前、20年前と比べるとバカみたいに値上がりしていて、正直ウンザリするというのも理解できます。また、過去に空冷911を所有していた人からすれば、そこまで高いお金を出して買うクルマではない、というご意見があるのも納得出来ます。でもね。ナローなんて、もうどう足掻いてもほとんど手に入らないし、手に入ったとしても程度の良い個体は青天井みたいな状況です。930だって、964だって、993だっていずれそうなります、必ず。オーナーは今後益々手放さなくなりますから、欲しい人は急ぐべし、と個人的には強く思います。
Posted at 2021/03/22 14:40:27 | コメント(1) | トラックバック(0) | 964カレラ | クルマ
2021年03月19日 イイね!

入院のご報告

入院のご報告昨日、予定通りポルシェセンターに黒蛙号を預けて来ました!!諸々気になっている症状を事前に箇条書きしてメールで送っておいたので、話がスムーズでした。一応、今回の作業に合わせて、前後ドラレコ取り付けの見積もり依頼もしてきました。もっとも、修理費がいくらになるか想像もつかないので、あまり高額になるようなら今回はドラレコは見送るかもしれませんが・・^^;。

それにしても、ポルシェセンターのホスピタリティはさすがの一言ですね!到着したらささっと高級そうなコーヒーお茶菓子が出て来て、帰りは最寄りの駅までサービスフロントの方が新車の香り漂うマカンで送ってくれましたw。多少修理費が嵩んでも良いや(*´ω`)、という気になります(どこぞのタメ口親父のショップとは違いますなぁ(苦笑)。どんな業種でもやはり接客・接遇って大事だな~、とつくづく思いました。退院まで相当時間が掛かることが見込まれるので、黒蛙号ロスでトチ狂った勢いで増車しないように自制しないといけません(笑)。ま、焦っても仕方ありませんので、寂しいですがブログを書きながらまったり待ちたいと思います♪

Posted at 2021/03/19 14:51:50 | コメント(2) | 964カレラ | クルマ
2021年03月15日 イイね!

脅威のCd値=0.32

脅威のCd値=0.32過去の文献を読み漁っていると、色々面白い事実が見つかります。たとえば表題のCd値。クルマ好きの諸兄はご存知の通り、Cd値というのは空気抵抗係数のことで、この値が低ければ低いほど空気抵抗は少ない、という事になります。一見すると、964は先駆モデルの930同様の「カエル顔」ということで、それほどCd値に大きな差は無いように思いがちですが、実は930のCd値が0.39であるのに対し、964のCd値は0.32劇的に改善しています。

この背景には、この頃から綿密な風洞実験を行うようになったことや、リアセクションのフラットボトム化等が挙げられますが、何が凄いって、964の後に出て来た993のCd値は0.34と逆に悪化しており、旧モデルである964の方が良い数字を叩き出しているという点です。その後、996ではさすがに改善され0.30となり、997では0.29とさらに改善しています。その後に登場した991~992では0.29~0.30をウロウロ。つまりは996以降は劇的な向上はなく、30年以上も前に964が叩き出した0.32という値が如何に優れているかが良く分かります。もちろん、スポーツカーの場合はCd値の追及以外に、高速域でのダウンフォースの獲得という「真逆の命題」もあるため、一概にCd値が低ければエライというモノでもありません(燃費命のプリウスのCd値が0.25である一方、ダウンフォース命のフォーミュラーカーのそれは0.50前後)。ちなみに往年のグループCレーシングカー、962CはCd値=0.31だったとのこと。改めて964恐るべし、です。
Posted at 2021/03/15 14:48:05 | コメント(1) | 964カレラ | クルマ
2021年03月12日 イイね!

ガソリン臭

ガソリン臭昨日、約10日ぶりに黒蛙号に乗りました^^。いや~やはり空冷911は良いですね!ソリッドな操作感、プロペラ戦闘機を彷彿とさせる空冷フラット6のサウンド!素晴らしいです♪ちなみに先日点灯していたリアスポイラーの警告灯は何故か消灯していました。昨日は入庫前のラストランだと思って、各所問題が無いか気にしながら走りました。で、ほぼ気になる所はなかったのですが、一点だけ・・それが表題のガソリン臭です。

実は納車後の初走行でも多少気にはなっていたのですが、その時は旧いクルマなので、多少燃調が濃い目なのかな、くらいに思っていました。ところが、昨日は窓を開けていないと辛いくらい、車内にガソリン臭が充満してしまいました。旧車あるあるで、ガソリンフィラーキャップのパッキン劣化かと思い、自宅に帰って点検してみましたが異常なし(社外品に換装されていましたが、パッキンは見た限り新品ぽかったです)。で、たまたま昨日は買い物もあったので、トランクを開けて見ると、さらに強烈なガソリン臭が!(滝汗)

色々ネットで調べてみた所、どうも燃料フィラーの劣化による匂い漏れではないか、という結論に至りました。997品番の新しい純正フィラー(964にも互換性があるようです)ですと、給油口の中にフラップがあり、においを閉じ込める仕組みになっていますが、旧いモノにはコレがありません。またフィラーホース自体は樹脂製品ですので、経年劣化によりゆるんだり割けたりすると匂いが漏れる模様。ガソリンタンク本体やポンプの異常という可能性も無くはないですが、走っていて特に異常は感じないので、やはりフィラーが文字通り一番臭いです。

タンクキャップが社外新品になっていたのも、きっと前のオーナーさんかもしくは販売店がガソリン臭を気にしていたからかもしれません。いずれにせよ、ガソリン関係は放置したまま乗り続けるのは怖いので、入庫まではもう乗らずにおこうと思います。ちなみにタコメーター不動については、内蔵の方向指示器はしっかり動いているため、メーター内部の物理的故障(ギアの破損?)もしくは、回転信号を拾っているセンサー側の異常と思われます。メーター全交換だと20諭吉コースらしいので、何とかメーター修理で済むことを祈っています。

一旦入庫してしまうと、パーツの供給状況とドックの混み具合にも依りますが、しばらくかかりそうですね・・。その間、黒蛙号に乗れないのは寂しい限りですが、まあこればかりは仕方ないですね。しっかり治すべきところは治してもらって、また退院してきたら存分に楽しみたいと思います♪ロータスの時は所有期間の半分は入院していた気がしますが、それよりはマシでしょう!(爆)あと、ついでなのでこの機会に、前後ドラレコを付けてもらおうか、検討中です♪
Posted at 2021/03/12 14:00:36 | コメント(3) | トラックバック(0) | トラブルシューティング | クルマ

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「1.5ベースの120Rを12Rの半額で出してくれたらちょっと買いたいかも←懲りてない😅」
何シテル?   10/06 13:46
Ohne Porsche kann ich nicht leben. 趣味車:991GT3TP(2018年式 左MT) アシ車:GR86“リッジグリーン...
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