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2025年02月25日 イイね!

【妄想】次期911(994)はこうなる!【ブログ】

【妄想】次期911(994)はこうなる!【ブログ】ずっと生産が滞っていた992.2カレラGTSですが、ようやくまた少しずつ納車が始まっているようです。そしてMY2026(2025年8月~生産)からは素カレラは減産される(恐らくGTSとSの生産に枠が取られる)ようです。そもそも992.1を物凄く引っ張ったこともあり、992.2は望外に短命なモデルに終わるのではないか、と予想されています。

さて、2027年にMY2028 として登場すると見込まれている次期911(994(仮称))について、ちょっと予想をしてみたいと思います。現時点で何か確たる情報が出ているワケではありませんので、これまでの911の歴史や現在の立ち位置を踏まえ、完全な私見ではありますが、「ポルシェの今後」考察してみました。

1.994カレラ系は全車ハイブリッド化?

まず、現行GTSが一つの試金石になっていると思いますが、今後の911は基本的に排ガス規制の問題もありハイブリッド化は不可避と思われます。そもそも、GTSのT-Hybridシステムは、ライバルメーカーが掲げるようなPHEVとは異なり、電気モーターは飽くまでターボのアシスト機能を担っているに過ぎません。当然自家発電によるシステムですがので、他社のPHEVのように電源ソケットにつなぎっぱなしでないとバッテリーが上がってしまうような代物ではありません。海外フォーラムでは、T-Hybridシステムは、純ICEの派生モデルでは??という議論も巻き起こっています。たしかに、ポルシェ自身もあまりハイブリッドを前面に出さなくなりました。その証拠に、MY2025からサイドのT-Hybridのデカールが無くなり、元のGTSに置き換わっているようです。それはさておき、皆さんご存知の通りT-HybridシステムはPDKの中に組み込まれているため、構造上MTの採用は不可能です。つまり、994型のカレラ系が全車ハイブリッドという前提に立つならば、MTは絶滅することになります。992.2カレラTは「最後のカレラ系MT車」かもしれません。

2.一部のモデルはEV化?

先日YouTubeを徘徊していたら、実は992.2カレラGTSのCO2排出量はそれほど低くない、という話題が海外のレビュワーから上がって居ました。確かに、カレラGTSのCO2排出量が251 – 239 g/kmであるのに対し、素カレラは244 – 230 g/kmと、数g/kmしか変わりません。もちろん、GTSの圧倒的なパワーを考えれば頑張っているのだとは思いますが、企業全体としてのCO2排出量はそれほど低減出来ていない事になります。ご存知の通り、リセール極悪のタイカンを筆頭に、ポルシェのEV車は当初の目論見通り売れているとは言い難い状況です。しかし、どこかで帳尻を合わせない事には、企業として莫大なペナルティを課せられる事になります。ではどうすればいいのか?基本的には「大人気車種の911にEVを設定する」しか道は無いと考えます。T-Hybridとは違って、直接モーターを動力源として使うシステムを911にも採用する。タイカン、マカンとEV化を果たして来たポルシェにとって技術的にはさほど難しくはないでしょう。ハイブリッドモデルとの明確な差別化も出来ますし。問題はマーケットにどう受け入れられるか、に尽きるように思います。

3.役物モデルはどうなる?

ポルシェの役物といえばGT3ターボですが、これらのモデルはどうなるのか?結論から言うと、恐らくGT3もハイブリッド化は避けられないと思います。根拠ですが、992.2GT3が出た時に、これまでのGT3の歴史の中で初めてトルクが落ち、最高速度も落ちました。ニュルタイムは公表されていませんが、下がった可能性が高いです。つまり、NAエンジンを現在のレギュレーションに適合させつつ更に性能アップするのはもう無理という事です。992.2GT3があれだけ早いタイミングで出て来たということも、このモデルでNAは終わりを告げるという一つのサインだと思います。そしてもし今後、GT3でGTS同様のT-Hybridシステムを採用するのであれば、GT3とターボをどう差別化するのか?という問題があります。そこで、コレはもう完全に個人的な憶測ですが、同じT-HybridでもRRのモデルをGT3、その高性能バージョンをGT2、4WDのモデルをターボ、その高性能バージョンをターボSという風に位置付けるのではないか、と考えます。唯一GT3RSだけは、別のシステムで更に差別化する可能性も僅かに残っていると思いますが・・。

纏めますと、カレラ系は全モデルハイブリッド化、その高性能版としてRRはGT3の名称を継承、4WDはターボの名称を継承、一部モデルはEVとして994後期くらいから徐々に姿を現すのではないか、というのが私の予想です。まあ飽くまで予想ですが、これまでのポルシェの動きや時代の流れ、Euro7の要件を総合的に判断すると、当たらずとも遠からずではないか、と思います。数年後、このブログを見返した時にどのくらい当たっていて、どのくらい外れていたか、検証をするのが今から楽しみです^^。今後の911の課題はどうやってそのブランド価値を維持しつつ、個性を出し続けるか、という点に尽きると思います。あっちを向いてもこっちを向いてもハイブリッド、EVという世の中で、これぞポルシェ!これぞ911と思わせるコアバリュー的なモノを保持し続けらるかどうか、がポイントだと思います。もちろん、一定数新規顧客というのは存在しますが、ポルシェの莫大なレガシーは古参のファンのサポートに依るところが大きいと思います。現存顧客の満足度維持がポルシェ存続のカギになりそうな予感がします。
Posted at 2025/02/25 13:49:24 | コメント(0) | ポルシェ | クルマ
2025年02月19日 イイね!

洗練と雑味のバランス

洗練と雑味のバランス忙しくてなかなかブログアップできずにいますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?さて、今日はポルシェの今昔について少々私見を述べさせていただいたいと思います。911の乗り味が薄くなったと言われるようになって久しいです。水冷化された時も散々言われていましたが、カレラ系のエンジンがターボ化されてからより一層乗り味が薄くなり、普通のクルマっぽくなったと言われています。

空冷、996、997、992と乗り継いだ身としては、部分的にはそう感じる部分もあります。エンジンがどうというより、電子デバイスの進化により911の乗り味の醍醐味であるRRっぽさが代を重ねるごとに薄くなっているからに他なりません。PSM、PASMくらいまではそれでも911っぽさが色濃く残っていたように思いますが、PDCCやダイナミックエンジンマウント(今は採用されていない?)、RAS辺りからRRっぽい挙動はほとんど影を潜めてしまいました。極端な話、RRでも4WDでもそれほど大きく乗り味に差は無いように感じます。そして最新世代の992.2。レビューがたくさん上がるようになりましたが、どの論評も「乗り味がマイルドになった」というスタンスのモノが多く、「より楽しくなった」という趣旨の論評はほとんど見られません。私自身はまだ試乗が出来ていないので、飽くまで想像の域ですが、クルマの正常進化という意味では方向性は間違っていないのかもしれませんが、「味の濃さ」を求めて911に乗り続けている人にとっては物足りなくなりつつあるのではないか、と思います。

ラーメンに例えるなら、スープや麺が洗練されていればいるほど美味しいかと言うとそうではなく、洗練と雑味のバランスだと思うんですよね。クルマも同じで、あまりにも洗練を追及しすぎて雑味を廃してしまうと、凡庸な乗り味になってしまう気がします(近年のAudi車なんかは良い例だと思います)。実は997→991.1に代替わりした時にこれは凄く強く感じて、私は当時「もう911は終わった」と感じました。それからしばらく最新の911を追い求めることはなかったのですが、992.1に関しては991世代よりもやや雑味が増した部分があって、とりわけシンプルさを追及したカレラTはその味が濃いモノになっていると感じました(991.2カレラT国内仕様はMTの設定がなかったので購入対象外でした)。結果、992.1カレラT購入に至ったワケですが、992.2については各レビューを見る限り再び洗練方向に振ってきているようなので、あまり食指が動かずにいる部分があります。正直言って、アナログメーターが無くなったり、スタートボタンがプッシュ式になったりしたのは確かに残念ではありますが、乗り味の変化と比べれば些末な変更に過ぎません。

乗り味の濃さを求めるならGT3を、ということなのかもしれませんが、皆が皆GT3に乗りたいワケではありませんし、そもそも簡単に買えない(枠が取れない)という問題もあります。そのGT3でさえ、パフォーマンス的にはどんどん良くなっていますが、公道で乗り味を愉しむという点ではむしろ旧い世代の方が良いように感じています。実際、中古車市場を見ていても、一時は800万円前後で買えた996前期型GT3が今は2000万円近くしますし、後期型に至っては市場に出回っている個体はゼロです。911の50年を超える歴史の中で常に最新の911が最良の911と言われて来ましたが、もうそろそろこのクリシェも使えなくなるのかな、と思っています。排ガス規制の問題や、騒音規制の問題、ブレーキダストの問題が重くのしかかって来ており、これからは益々パフォーマンスカー受難の時代になると思います。911が辛うじてらしさを保っていられるのも長くてあと数年・・少なくとも994はもはや我々の知っている911とは似て非なるモノになる可能性が極めて高いと思っています。
Posted at 2025/02/19 13:48:07 | コメント(4) | トラックバック(0) | ポルシェ | クルマ
2025年02月08日 イイね!

オーナーにしか分からない911の魅力③(内外装編)

オーナーにしか分からない911の魅力③(内外装編)ポルシェフリークの皆様、こんにちは。本日は大人気シリーズ(?)の第3弾をお送りしたいと思います^^。今年でポルシェ911生誕52年となりますが、50年以上もキープコンセプトしているモデルというのも、世界広しと言えど911だけではないでしょうか?「平べったいビートル」と揶揄されながら、進化し、連綿と続いてきた911の内外装について語りたいと思います。

911の起源はポルシェ初の量販スポーツカーとなる356であることはフリークの皆さんなら当然ご存じの事でしょう。さらにその祖先はポルシェ博士が「国民車」として世に放ったビートルですから、911が「平べったいビートル」に見えるのもごく自然なことです。911というモデルは、RR+4座というレイアウトを50年以上も続けています。デザインも、正に機能がそのまま形となって表れており、911はこのスタイリング以外では存在しえません。すなわち、短いホイールベース、リアオーバーハングにエンジンを積むファストバックスタイルのクーペといういで立ち。昨年登場したAMG GTクーペも非常に似たデザインですが、あちらは必然ではなく、マーケティング主体のモノ。成り立ちからしてまったく異なります。故に911のデザインは唯一無二であり、それは初代901から現行の992.2に至るまでまったく変わっていません。確かに、サイズはずいぶんと立派になりましたが、それでも誰がどう見ても911は911にしか見えないのが911最大の魅力だと思います。

内装に目を移すと、こちらもほぼキープコンプトで来ていることが分かります。歴代911の内装を見てみると、これは一目瞭然です!



















基本的には、水平基調のダッシュボードと、5連メーター、シンプルな機能美というデザインランゲージでまとめられています。一時期(996~991)視認性確保のため、メーターがオーバーラップするデザインが採用されましたが、992から原点回帰しました。992からポルシェに入った方は「端のメーターが見えないじゃん」と思われるかもしれませんが、911は空冷時代から「ずっとそう」ですw。内装の質感に関しては、997前期型くらいまではザ・男の仕事場という殺風景にも思える雰囲気でしたが、991からは良くも悪くも他車種とのパーツ共有が進みました。991に代替わりした時にはパナメーラと同じような内装にがっかりしたことを覚えています。センターコンソール周りがボタンだらけでごちゃついた感じになりましたが、992からはタッチパネルが増えたことにより、往年のすっきり感が戻ってきました。ルマン式スタートに端を発する、ステアリングカラムの左のキーをひねる所作は残念ながら992.2からはプッシュボタン式へと変更になってしまい、ヘリテージがまた一つ消えました。

911の内装はいつの時代も無機質でしたし、空冷時代はエルゴノミクスを無視したような謎のスイッチ配置も存在しました。964に乗ってた頃は、え?なんでこんなところにコレがあるの??という事が多々ありましたw。当時のヴァイザッハのエンジニアは相当無頓着だったことが伺えます。一方、最新世代の992はさすが現代の車だけあって、かゆいところに手が届くくらいインターフェイスが洗練されています。スイッチとパネルの配分も絶妙で、これは他車の追随を許さないレベル。個人的には992の内装は911の進化過程における究極完成形だと思っています。機能性そこはかとない高級感(それでいて華美ではない)のバランスが素晴らしい!スポーツカーの内装とはこうあるべし、という見本のような形となっています。992.2型にはまだ個人的には触れられていませんが、イグニッションスイッチと液晶タコメーター以外は992.1と共通ですから、ノスタルジーに浸ることが無い人ににとっては、同様に完成度が高いと感じる事でしょう。次世代994が過度なデジタル化(=逆に使い勝手が悪い)方向に振れないことを祈るのみです。

ポルシェ911は「高価な高性能車」であって、「いわゆる高級車」ではありません。故に、内装が質素だの、価格相応の高級感が薄いだのはナンセンスな批判と言えます。それに、本当に内装にお金をかけたければテクイップメントで青天井にお金を掛けることが出来ますし、そうすれば相応の高級感を醸すことも可能です(それでもフェラーリやメルセデスベンツ、アストンマーティンには及びませんが)。要は、何をクルマに求めるか、ですからね。少々残念に思うのは、モデルに依って、選べる内装が限られること。カレラTが良い例ですが、非常に内装系テクイップメントの選択肢が少ないです。素カレラ系の方がよほど自由度があります。まあこれも、そもそもカレラTというモデルの性質(軽量、シンプルなカレラ)を考えれば、仕方のないところかもしれませんが・・。個人的には992カレラ/カレラSでMTが選べたのならいう事は無かったのですが、ここでタラレバを言っても始まりませんので、ね。いかがでしたでしょうか?ポルシェ911の内外装について、皆さんはどう思われますか??
Posted at 2025/02/08 15:30:56 | コメント(0) | ポルシェ全般 | クルマ
2025年02月06日 イイね!

色褪せる輸入車、輝きを増す国産車

色褪せる輸入車、輝きを増す国産車最近欲しいと思える輸入車がめっきり減ってしまいました。円安の影響で車両価格が上がり続けているのもありますが、オーナー体験も含めた商品価値というか、魅力が激減しているように感じます。個人的には過去5年間で、ポルシェ以外のブランドで本気で欲しいと思えた車種は皆無、2000年代初頭のようなワクワク感はもはやありませんね。

一方、国産車は元気だと感じます。ここ数年、トヨタはGRヤリスやGRカローラなどの攻めたモデルが光りますし、先日発表になったジムニー・ノマドも販売開始から4日で受注停止という人気っぷり。まあ転売ヤーが群がって人気を押し上げているという事はあるにせよ、売れ行きが凄いということに変わりはありません。同社ではスイスポの最終モデルも売れ行き好調なようですし、往年の名車カプチーノも2026年末に普通車としてリバイバルするようです。ホンダもType Rの受注を再開していて、100万円以上値上がりしたにも関わらず受注が殺到しているとのこと。ダイハツはコペンの新型を1.3Lで発売する計画をしているようです。マツダは東京青山にオーナー体験を手軽に味わえる画期的なショールームをオープン、オーナー同士が交流できるアプリを作るなど、ファンサに余念がありません。唯一心配なのは経営不振が囁かれる日産。ホンダの子会社となることを拒否しましたので、事実上外資に身売りするしかなさそうな状況になりつつあります。台湾辺りの企業に買われてしまうのでしょうか?日産は私にとっては地元企業なので悲しい限りです。

私はマツダ推しということもあり、ロードスター12Rの抽選に申し込むつもりでいますが、仮に抽選に漏れたとしても、遠からずロードスターは欲しいと思っています。NEはどうやら何かしらの電気モーター搭載モデルになるようなので、純ICEのロードスターには是が非でも乗っておきたいです。あとはやっぱりアイコニックSPは凄く気になりますね。伝統のロータリーエンジンを発電機として搭載し、駆動はモーターで行うという特殊なハイブリッドモデルになりますが、車重1450kg以下、370㎰を目指して開発が進められているとのこと。スタイリングは現存するどのモデルよりも美しいと個人的には思います。先日ディーラーの人に話を聞いたら、通常モデルは塗装が3層であるのに対し、アイコニックSPは27層塗装(!)らしいです。市販モデルが同じようになるかは分かりませんが、只者ではないのは間違いありません。私は長い間輸入車に傾倒してきましたが、そろそろ潮時なのか、と感じる事が増えました。プライスアップとコストダウンがこのまま続けば益々気持ちは離れそうです。最後は国産車に回帰してカーライフを終える予感がする今日この頃です・・。
Posted at 2025/02/06 14:14:07 | コメント(3) | トラックバック(0) | 四方山話 | クルマ

プロフィール

「@ヤジキン さん、ハイ笑笑。半額で買えるフェラーリ296の方がだいぶお高く見えます😅」
何シテル?   06/12 16:53
趣味車:992.1カレラT(2023年式左MT) アシ車:GR86“リッジグリーンリミテッド”(2024年式右MT) ファミリーカー:カイエンGTS(2024...
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