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2025年06月26日 イイね!

GR86納車3か月雑感

GR86納車3か月雑感GR86”リッジグリーン・リミテッド”が納車になって3か月が経過しました。オドメーターはちょうど1000kmに差し掛かろうというところ。ポルシェだと慣らし運転は3000kmが推奨ですが、トヨタ車の場合は1000kmで慣らし運転は終了して良いようですので、近日中にオイル交換の予定です^^♪

さて、納車されて3か月、ほぼ毎日の通勤の足に使用しており、たまに週末家族で出かけたり、買い物に出かけたりもしています。残念ながら慣らしが終わっていないこともあり、まだワインディングには連れ出せていませんが、高速道路は何回か走りました。その上で私の現時点での評価は・・端的に言って乗り換えたいと思える足車が思いつかないほどイイ!です。大げさではなく、私の足車はもう一生コレで良いのでは?と最近真剣に思い始めているくらいですw。クルマ好きという心の病は、買った瞬間に次のクルマを妄想し始めるのが特徴であります(しかも死ぬまで完治しない)。私も大抵クルマが納車になる直前くらいがテンションMAXで、納車されてしまうと急速にテンションは下がり、1週間後には「次のクルマ」を妄想するのが常でした。あれだけ気に入っていたメガーヌ・トロフィーや、695エッセエッセでさえ、そうでしたからね。それがGR86については、お世辞でもなんでもなく、「代わりになるクルマが見つからない」んですよ。なぜそれほどまでにGR86が特別なのか?その理由について少し解説をしてみたいと思います。

①唯一無二のスタイリング

当たり前ですが、GR86はいかにもな感じのスポーツカーです。誰がどう見ても。世の中、見た目はスポーツカーっぽくないけど、中身はスポーツカーというクルマは多いです。アバルトもそうでしたし、いわゆるホットハッチ全般このジャンルですよね。セダンでもそういうクルマは存在します。しかし、分かりやすく車高が低く、2ドアのクーペスタイルのスポーツカーって、それこそポルシェくらいしか無いですよね。そのポルシェと並んでも引けを取らないほど、GR86のスタイリングは秀逸だと個人的には思います。実際、”リッジグリーン”という特別色も相俟ってのことと思いますが、老若男女問わず、2000万円オーバーの992カレラTよりもGR86の方が圧倒的に熱視線を浴びる機会が多いです^^;。スタイリングは好みに依るところが多いですが、私の中ではドンピシャです。先代の86は正直あまりフロントマスクが好きではなかったのですが、BRZ顔の現行モデルはスポーツカーデザイン的には一つの完成形に達していると思います。E型以降がもしハンマーヘッド化するようなら益々そう思います。

②唯一無二のパッケージング

FRかつ2+2というレイアウトは、RX-7(FD)以降、長らく存在していませんでした。911も後部座席を持つという点では似たレイアウトですが、GR86はエンジンがフロントミドシップのため、911よりも後部座席にゆとりがあり、平均的な成人女性くらいまでの体格であれば日常的に乗れるレベルです。無論、小学校低学年くらいまでの子供なら問題なく乗れますし、トランクもそこそこ広いので、コレ一台でファミリーカーとすることも不可能ではありません。この辺もGR86が人気の一つの理由かもしれません。そして、スバル謹製のD4Sエンジンは色々言われますが、兎にも角にも重心が低いので、FRでありながらまるでMR車のようにフロントの応答性が良いです。BMWを例に50:50の前後重量バランスが賛美されることが多いですが、数多くのBMW車を所有してきた私から見れば、重たい直6を鼻先に積んだどのBMWよりも、GR86の方が遥かにハンドリングは良いです。というか、フロントにそもそもエンジンを積まない911と比べてもハンドリングが良いのは白眉モノだと思います。

③唯一無二の剛性感

唯一無二というと語弊があるかもしれませんが、国産車の中では随一、一昔前のBMWくらいの剛性感は余裕であります。ちょうど本日作業のためにGR86を入庫し、第2世代のプ〇ウスが代車で出たので行きと帰りで乗り比べることが出来たのですが、まったくクルマの出来が違いますプリ〇スは、ブレーキふかふか、エンジンレスポンス最悪、ステアリング応答性極悪(センター中心に左右20度くらい不応域あり)、足回り最悪(まるで雲をつかむような接地感の希薄さ)、ボディ剛性皆無(ゆるゆる)、本当にひどい代物です。でもこれが多くの方の、「ザ・トヨタ車」のイメージだと思うのですよ。私もそうでした。まさにこれこそが、長年輸入車ばかり乗り続けてきた所以です。しかし時代は変わりました。モータースポーツシーンからのフィードバックもふんだんに取り入れ、今のトヨタは少なくともスポーツカーは真剣に作っています。きっとクルマ好きのモリゾウさんのおかげです。もちろん、スバルの技術力も大いに貢献していると思います。細かいところまでしっかり作りこまれていて、これまで多くの国産車が抱えていた「駆る悦びが希薄」という致命的なマイナス点を相当なレベルまで突き詰めています。

④唯一無二のドライブトレーン

水平対向4気筒NAエンジンは現状このGR86/BRZにしか存在しません。さらにMTとの組み合わせ、そしてスバルのアイサイト技術まで投入されているのはまさに唯一無二です。納車当初、ちょっと渋いと思っていたドライブトレーンですが、回すごとに調子が良くなってきて、燃費まで良くなってきました。現在では街乗りメインでリッター6kmは走ってくれます。ハイオク指定というところで、財布には決してやさしくはありませんし、満タン給油での航続距離が300kmちょっとというのは泣き所ですが、それでもこの価格帯のスポーツカーのドライブトレーンとしては申し分ないと思います。ロードスターの「乗用車然とした凡庸なエンジン+脆弱なマウント系=容赦なく不快な振動が車内に伝わって来るコンボ」とは対照的で、GR86はマウントも含めドライブトレーン全体の剛性感がすごく高いですし、洗練されています。シフトフィールについては、納車早々に純正ショートシフターに換装したのですが、かなり小気味良い感じです。ただし個人的に純正ノブはやや軽いので、もう少し重いノブに替えてあげるとイナーシャが付いてスコスコ感が増すのではないか、と思っています。

⑤唯一無二のコスパ

これだけ上質な乗り味を提供してくれて、見た目もカッコ良くて、4人乗車出来て、荷物もそこそこ詰めて、信頼性も高いスポーツカーが物価高のこのご時世に300万円台で買えるというのはもはやバーゲンプライスだと思います。私は残念ながら抽選漏れのため、プレ値で買いましたが、それでも十分納得のいく価格だと思っているので、定価購入できた方は本当にラッキーだと思いますよ(ちなみに令和7年6月末現在、200台限定だった”リッジグリーン・リミテッド”の中古車は1台も市場に出ていません)。GR86も恐らく現行モデルは2026年で終売となり、2027年からはD4Sエンジンから自社製の直列4気筒エンジンに移行すると見込まれています。GR86、GRスープラが廃版となり、噂の次期GRセリカに統一されるという予測もありますが、そうなると一気にプライスが上がって600~800万円くらいになるのではないか、と言われています。しかも次期セリカはAWDということで、どちらかというとGRヤリスの上位互換という印象。FRかつ水平対向エンジンかつ高コスパなGR86は買えるうちに買っておいて損は無いモデルだと思います。

・・とまあ、GR86にベタ惚れ状態の私ですが、悩みが一つだけあります。それは、今秋抽選予定のロードスター12Rに万が一当選したらどうしよう?という問題です。これまでであれば、恐らく普通にGR86と入れ替えていたと思いますが、ここまで気に入るとは正直自分でも思っていませんでした。12Rは12Rで絶対に乗りたいモデルなので、増車・・と言っても置く場所がありません。となるとカイエンか、911カレラTのどちらかを放出するしかありません。まああまりタラレバの話をしても仕方ないのですが、一応心の準備と言いますか、どうするかは何となく決めておかないといけません。いずれにせよ、現時点ではGR86を手放す気は毛頭ありませんし、余程の事が無い限り(たとえば次期GRセリカの出来が超絶素晴らしい、とか)このまま行きそうな予感がします。そのくらいGR86良いですよ!ほんとに!トヨタ車だから・・という理由で食わず嫌いしている方は是非一度乗ってみてください。多くのクルマ好き、スポーツカー好きのお眼鏡に敵うモノになっているのではないか、と思います♪
Posted at 2025/06/26 14:51:00 | コメント(3) | GR86 | クルマ
2025年06月16日 イイね!

変わりゆく「営業」の在り方

変わりゆく「営業」の在り方ようやく人事面談や賞与査定が終わり、一段落しました。毎年この時期になると胃に孔が開きそうになります。さて、本日はカーディーラーの「営業」について少々愚痴?を述べたいと思います。令和の時代に於いては昭和のオヤジは老害認定されるのが常なので、本ブログも爺が何言ってんだ!と言われそうですが、オヤジは他人のヤジを聞いても基本ノーダメージなので、気にせず行きたいと思います♪

さて・・この20年ほどの間に、ディーラーマンの営業の質が随分と変わったように思います。働き方改革の影響も大きいのだと思いますが、とにかく営業マンの熱量が大幅に減ったように感じています。かつて、クルマの商談に行ったら最後、鬼のように営業電話が掛かって来て、その後どうですか?ご検討いただけてますか?今なら〇〇をサービスでお付けしますよ!などと追い込みをかけられたモノですよ。決算期ともあろうもんならそれこそストーカーのように、自宅まで来られたなんていう体験をされた方もいらっしゃるのではないか、と思います。それがコロナ禍を経て、令和の時代となった今、営業マンは大人しくなりました。商談しても、こちらがあまり乗り気でないと見るや否やあっさり引き下がります。手のひらを反すように、という表現が合っているか分かりませんが、とにかく買う気が無い(あるいは買う見込みが薄い)客にはとにかく冷たい印象を受けます。少々検討させていただきます、というメールに対する返事すら無いですからね、ほとんどの場合(苦笑)。

まあディーラーと一口に言っても、新車ディーラー、国産ディーラー、輸入車ディーラー、中古車ディーラーと色々ありますし、直営かフランチャイズか、給料が歩合制なのかそうでないのかなど色々な要素があるので、十把一絡げというワケには行きませんが、それでも令和の営業マンはクールだと私は思います。私自身は営業の仕事をしたことがありませんので、やったことも無いのに偉そうなことを言うな!と言われてしまえばそれまでなんですが、何というかもう少し人と人とのつながりを重視しても良いのではないか、と思います。その時は成約に至らなかったとしても良い対応をしておけばまた別の機会に買ってもらえるかもしれないワケですよね?少なくとも、最後は営業マンから一言「今回ご縁が無かったとしても、今後とも何かありましたら遠慮なくお声がけください」くらいの儀礼があっても良いのではないかと思います。商売をしているある友人が以前、何かを買ってもらうまでその人は顧客ではない、と言っていた事がありますが、正直違和感を覚えました。

営業ってその時はダメだったとしても、「次」につなげるのがあるべき基本スタンスなんじゃないの?って思います。良く対応してもらえれば、何かの時にはまたお世話になろうと思いますし、逆に冷たい対応だと何かあってもそこでは買わない、となりますもんね。そこは人情の世界ですよ、やっぱり。ですので、昭和のオヤジとしては昨今のやや冷たく感じる営業スタイルは時代の流れなんでしょうが、一抹の寂しさを覚えます。その点、私がGR86でお世話になっているトヨタモビリティ神奈川の営業の方は私と同世代ですが、めちゃくちゃアツいです!他所で買ったクルマであるにも関わらず親身に相談に乗ってくれますし、色々ご提案もしてくださいます。サービスで洗車もしてくれますし、作業の際には自宅までの送迎もしてくれます。サービスフロントの方々との連携も素晴らしいですし、言う事ありません。トヨタから今後いくつか魅力的なスポーツカーも出そうなので、買うなら絶対この営業さんから買おうと心に決めています。コレが「真の営業マン」ですよね~。
Posted at 2025/06/16 13:31:50 | コメント(6) | トラックバック(0) | 四方山話 | クルマ
2025年06月09日 イイね!

ドイツ車を超えた?トヨタのビルドクオリティー

ドイツ車を超えた?トヨタのビルドクオリティー梅雨入り間近ですが、なかなか時間が取れずブログもアップできない今日この頃です。時間があまり無いので、本日は小ネタを一つ。最近、欧州車の劣化が著しいと感じています。かつては、欧州車、とりわけドイツ車と言えば目に見えないところにお金をかけているのが当たり前で、いわゆるバリューフォーマネーが極めて高い商品が非常に多く存在しました。VWゴルフやポルシェ911、メルセデスのSクラスなどは代表的なモデルかと思います。

それが昨今、明らかなコストダウンの跡が見て取れるようになりました。私の所有するカイエンGTSも、以前もブログでアップしたこともありますが、ドライバーズシート裏のポケットがバスか?と思わずツッコミを入れたくなるようなネットになっていたりします。乗り出し2000万円の車両でこれは…と。一方のトヨタ。GR86は本当に細かいところまで良く作りこまれています。一昔前の国産車とは隔世の感があります。たとえば、このタイトル写真。これはトランクリッドを開けたところを撮影したモノです。私の車両はリッジグリーンという特別色を纏っていますが、なんと、トランクを開けると中の金属製のリンクパーツやボルトまですべて同色のグリーンに塗装され、さらに防錆加工までなされています。こういう普段目に見えないところまで時間と手間とお金を掛けている所に、今のトヨタの本気度が伺えます。

世の中がEVに靡く中、唯我独尊のハイブリッド路線を突き進んで来たトヨタ。トランプ関税の逆風もありますが、それでも今や世界一の自動車メーカーであることに変わりはなく、工業製品を扱うメーカーとしては完熟期に入ったように見えます。こういうメーカーの経営状態が健全な時期に作られたクルマというのはやはり価値があります。これからさらに気になるスポーツカーがいくつかトヨタから出て来る事が予想されていますので、しばらく目が離せません。個人的にはGR86の価格で、これだけ工業製品としてのクオリティが高く、かつ乗っても愉しいクルマは古今東西存在しないと思います。次点でマツダMX-5(日本名ロードスター)でしょうか?軒並み経営危機を迎えるドイツ車メーカーを尻目に、国産メーカーが更に飛躍するのではないか、と期待しています^^。
Posted at 2025/06/09 08:52:27 | コメント(2) | トラックバック(0) | GR86 | クルマ

プロフィール

「ちょっと思うところあって…コチラなう😏」
何シテル?   07/24 14:59
趣味車:992.1カレラT(2023年式左MT) アシ車:GR86“リッジグリーンリミテッド”(2024年式右MT) ファミリーカー:カイエンGTS(2024...
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