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black frogのブログ一覧

2025年03月11日 イイね!

992.1カレラT vs 992.1カレラGTS 比較試乗記

992.1カレラT vs 992.1カレラGTS 比較試乗記先日お忙しい時間を割いていただき、お友達のlidocaineさんに予てから試乗させていただきたいとお願していた992.1カレラGTSに試乗をさせていただきました^^。皆さんご存知の通り、992.2世代からはカレラGTSはハイブリッド(T-HEV)となり、PDKしか選択出来なくなりました。よって、992.1カレラGTSが最後のマニュアルトランスミッションのカレラGTSということになります。

まず見た目ですが、lidocaineさんのお車はカーボンルーフを筆頭に、各所がカーボン化されているため、私のシンプルなカレラTにはない只者ではない感が漂います。車高はスポーツPASMサスペンションが付くため、カレラT同様標準車比10mmローダウンとなります。非常にロー&ワイドなフォルムでカッコイイです。エンジンは同じ3.0L水平対向ターボエンジンながら、GTSは吸排気系の変更、タービンの変更、ECUのマッピング変更により、カレラTの385㎰に対し、480㎰を叩き出します。一方、車重はカレラTが1460kgに対し、カレラGTSは1520kgあり、この違いがかなり乗り味の違いに繋がっています(詳しくは後述します)。また、内装について一番大きな違いは、カレラTがSport Tex素材の標準スポーツシートであるのに対し、カレラGTSは18wayのアダプティブスポーツシート(ASS)が奢られていました。この辺もかなりドライブフィールに影響があったので、後述します。

さて、さっそく乗り出してみるとクラッチを繋いだ瞬間からトルクがあります。ちょっと踏み込んだだけで背中を蹴飛ばされるような感覚があり、カレラTの穏やかな特性とは明確に異なります。lidocaineさんの個体にはバルブコントローラーが後付されており、リモコンスイッチの操作で排気バルブを常時解放することが出来ました。通常のPSESですと、車速・回転数に応じフラップが開閉しますが、常時解放にするとかなり良い音がします。社外マフラーは不要?と思えるほど、爆音の一歩手前くらいの感じです。エンジンサウンドはカレラTとは明確に異なり、カレラGTSは低音が響く感じ。回転数を上げてもカレラTの方がフォーーーーンと澄んだ音なのに対し、ドドドという迫力のあるサウンドです。これはかなり好みが分かれるところだと思います。粒のそろった澄んだ感じが好きか、迫力系が好きか、、ですね。

足回りについては、2700kmしか走っていないカレラTと、27000kmを刻んでいるカレラGTSで単純比較は出来ませんが、GTSの方がしなやかな印象。通常GTSモデルというととにかく硬いイメージですが、そんな印象はありませんでした。しかし、それ以外はほとんど一緒、PASMスポーツシャシーは共通でサスペンションジオメトリも恐らく一緒なのでそう感じたのだと思います。991までの世代と比べると、992はとにかくフロントトレッドがワイド化されたことによる安定感が凄くあります。これはパワーが100ps近く上がったカレラGTSでも一緒で、コーナーでは恐ろしく挙動が安定しています。カレラTと唯一違ったのは、とにかくパワーがあるので、アクセルをガツンと踏み込むと電子制御がかなり分かりやすく介入します。あ、今トラコン効いてる効いてるwという感じ。カレラTはパワーが無い分、公道レベルでは電子制御の介入はほぼ感じません。

エンジンのパワー特性ですが、カレラTは素カレラ譲りの小タービンということもあり、どこまでもリニアでフラットな特性で、アクセルに対するレスポンスも非常にシャープです。過去ブログでも何度か書かせていただいていますが、言われなければターボエンジンだとは感じないレベルです。かつてオーナーだった身としては、996、997世代のカレラ系エンジンに非常に似たフィーリングだと思います。一方、カレラGTSはタービンが大きい分、僅かながらターボラグがあり、これをNAのようだと感じる人は少ないと思います。物凄くレスポンシブなターボエンジン、という印象。997ターボのエンジンにちょっと似ているな・・と思って調べたらトルクこそ997ターボに劣りますが、ピークパワーは480psと一緒でした。あと、車重感もカレラTは軽いのに対し、カレラGTSは大人2名乗車であったことを差し引いても挙動が重く感じます。

最後にシートの違いですが、カレラTのSport TEXシートは標準装備で、4Wayのモノになります。座面と背面がクロスでサイドサポートがレザーという仕立てなのですが、今回ASSと座り比べて初めて分かったのですが、クッション性が全然違います。カレラTのシートは薄く、ホールド性もやや甘め。その代わり、路面の突き上げなどのロードインフォメーションが明確に尻に伝わってくるため、クルマとの人車一体感が物凄くあります。一方、ASSはロードインフォメーションが相対的に希薄です。例えるなら高級座布団の上に座っているような感じ。911=RRはリアの挙動を如何に尻センサーで感じ取るかがドライビングの肝なので、その点ではASSは長距離移動では有利かもしれませんが、ドライビングに没頭したい場合には少々邪魔な装備かもしれません。書いていて思ったのですが・・省略するとアダプティブスポーツシート=ASS=英語で尻の意というのも何かの暗示かもしれません(違)。

いかがでしたでしょうか?なかなかカレラTとカレラGTS、マニュアル同士の比較というのも見ないと思いますので、ご参考になれば。lidocaineさんはお友達なので、歯に衣着せぬ評価をさせていただきますが、私はオーナーの贔屓目とかではなく、断然カレラTの方が好みです。逆に、lidocaineさんはカレラTからカレラGTSにお乗り換えになっているので、当然GTSの方がお好みなのだろうと推察します。もうこればかりは本当に乗る人の好みに依りますよね。で、私が狙っている992.2ターボツーリングですが、恐らく乗り味的にはカレラGTSの延長線上にあるのではないか、と推察します。つまり、より重くて、速い方向性ですね。より軽くて、インフォメーションが豊富な方向性が好きな私にとってはちょっと方向性が違うかも?と思えたのが一番の収穫でした。今後のポルシェライフの方向性を決定付ける試乗になったかもしれません。愛車を提供していただいたlidocaineさん、ありがとうございました!!!
Posted at 2025/03/11 08:56:51 | コメント(2) | トラックバック(0) | 試乗記 | クルマ
2025年03月10日 イイね!

実録!MoTAでクルマを売るってどうなの?

実録!MoTAでクルマを売るってどうなの?昨日、アバルトの売却が確定しました。その経緯について備忘録も兼ねて少々お話をしてみたいと思います。今回、アバルトを売却をするに当たりどこの業者さんに競合を持ちかけるか、悩みました。イタフラに強い店舗をいくつか当たってみることも考えましたが、圏内の某イタフラ専門店で以前メガーヌR.Sの売却を相談した時には意外に値段が付かなかったことを思い出し、ラジオCMで有名なMoTAの一括査定を申し込む事にしました。

一括査定サイトというと、皆さんどのようなイメージをお持ちでしょうか?ナビ〇ル、カーセ〇サーなどが有名ですが、とにかく登録した1秒後には鬼のように電話が掛かって来ます。人気車種の場合、それこそ1日で着信履歴100件とか普通にあります。よほどの鬼メンタルでないとなかなかそうした鬼電には対応できないため、尻ごみする人も少なくないと思います。そんな中、業界に新たなプラットフォームとして登場したのがMoTAです。このプラットフォームの凄い所は、登録をすると、12時もしくは18時のタイミングで車両情報が開示され、それに対し各社から入札が行われます。そして、上位3社のみが売主との交渉権をゲットできる、という仕組みです。もちろん、ネット査定ですので、実車との差額が出る可能性はありますが、登録の時点で写真などの添付もするので比較的正確な見積りが来ます。私も今回オークションサイトやカーセンサーで事前に価格をリサーチしていて売却はこのくらいになるだろうというアタリを付けていたのですが、上位3社どれも大外れは無かったです。

さて、ここからが大事。私は基本的に相見積もりを取る場合は同じ日に査定をしてもらうようにしています。そしていわゆる「談合」を避けるため(これ実際結構あるみたいです)少しずつ時間をずらして、競合他社がどこか分からないようにした上で、同日査定をしてもらいました。そして、18時になったら一斉に連絡するからそれまでに金額を出しておいてもらうように依頼しました。一切の交渉には応じない、とにかく一発勝負で行くからギリギリの金額を出してください、金額提示は実際に自分の口座に振り込まれる金額にしてください、と条件を付けました(後から買取金額は〇〇万円です、でも事務手数料で〇円引きますみたいなセコいことになるのは嫌だったので)。MoTAだけの査定依頼だともしかしたら裏で繋がっている可能性もあるため、念のため近所の輸入中古車専門店にも声を掛けました。参考までに、今回入札した上位3社、最終的に査定を依頼した業者は下記の通りでした。

入札1位
T社・・千葉が本拠地の輸入中古車専門店。名前を聞いた事はありませんでした。

入札2位
N社・・中部地方が本拠地の某有名中古車販売チェーン。もともとはSUV専門?名前は皆さんも聞いた事があると思います。

入札3位
K社・・神奈川が本拠地の中古車買い取り専門店。販売店は無いようなので、オークション流し専門?

番外
S社・・最近出来た地元の輸入中古車専門店。クラシックMINIやイタフラの小型車を展示車としてよく見かけます。


で、それぞれ上記の順番で見てもらう事に。ちなみに、実車を見る前の段階の査定額は、T社=350.1万円~361万円、N社=348.2万円~360.2万円、K社=348万円~370万円でした。本当は全社同時に来てもらいたかったのですが、T社は会社の方針で同時査定は出来ないとの事で、1時間早く来てもらいました。担当の査定員は感じも良く、サクサクと査定が進みます。20分くらいで査定が完了し、引き上げました。次にN社、K社は同時に来訪。N社は若めながら清潔感があり、しっかりとした接遇を身に着けている感じ。K社は悪い意味での昭和の中古車屋さんという感じで清潔感はなくぶっきらぼうな感じ。で、N社は20分くらいでサクッと終わり、一方のK社は1時間近くかけた挙句、ボンネット板金してないっすかね~、と戯言をw。板金なんてした事有りませんし、言っても「認定中古車」としてディーラーから買っているワケで、そちらでもそのような話は一切聞いていません。正直値下げ材料のためのいちゃもんという印象を受けました。そして最後地元のS社、こちらは持ち込みで、30分ほどで査定が終わりました。

さて、すべての査定が終わり、18時になり順に電話をすると・・結果的に大手N社が他社を大きく引き離し、圧勝という結果になりました。ちなみに一番安かったのは地元の中古車屋さん、N社と60万円も開きがありました!そして最悪なのがK社。約束の18時に電話したにも関わらず、「まだ上長との確認が取れていない」とのご返答。いやいやいや、この時間までに金額出してください、ってハッキリ言いましたよね、と。査定の時点で粗さがしをしている雰囲気がありありでしたし、そもそも買い取る気が無いなら、入札するなよと言いたくなりました。だって、それで枠取れなかった4社目が気の毒じゃないですか?交渉権だけ取っておいて買い取る気が無いとは。まあ上位3社となるとこういうネガもあるのだということですね。個人的には5社くらいが少なすぎず、多すぎず、ちょうど良いような気がします。この辺、もしかしたら今後はユーザーサイドで上位何社まで入札出来るか選択出来るようになるかもしれませんね。いずれにせよ、希望金額に到達したので、N社と無事契約ということになりました。

私は決して回し者ではありませんが、クルマを売却する際には、MoTAがお勧めです!!
Posted at 2025/03/10 13:40:31 | コメント(4) | 四方山話 | クルマ
2025年03月08日 イイね!

新車納期2年と転売ビジネスの闇

新車納期2年と転売ビジネスの闇新車でクルマが買いにくくなってから数年が経過しました。コロナ禍に始まり、長引くウクライナ侵攻などの影響もあり、サプライチェーンがなかなか安定しないのも一因かと思いますが、とにかく新車が買えない。そしてこれはポルシェのようなプレミアムスポーツモデルだけでなく、国産車、しかもスポーツモデルですらない一般車も車種によっては受注制限、受注停止が相次いでいます。こんな状況が完全に常態化してしまっています。

たとえば人気のシビックタイプR。内容はほぼ一緒でローンチモデルよりも100万円も高い『ブラックレーシングエディション』が東京オートサロンでデビューを果たし、ついに受注再開か?と思われましたがあっという間に再び受注停止となりました。スポーツモデルに限らず、先日トヨタのディーラーにGR86のパーツの注文・整備予約に伺った際に、多くのモデルが「納期未定」となっていました。プリウスPHEVとか、シエンタとか、ごく普通のモデルですよ!ジムニー5ドアも4日で受注停止でしたっけ。明日LBXモリゾーRRの試乗をしにレクサスに行こうと思っていたのですが、こちらもほぼ納期未定、短く見積もって納期2年くらいと言われてしまい一気に気持ちが萎えてしまいました。クルマって値段が高くなればなるほど、モメンタム(=勢い)が大事だと思うのですよ。もちろん、長年購入するのが夢だった・・というような特別な思い入れのあるクルマは別かもしれませんが、とりあえず乗ってみようかな~くらいの軽い気持ちで納期2年は相当敷居が高いと思います。皆さんは納期2年と言われて待てますか??

そういう顧客心理に付け込んだのが転売ビジネスですよね。今すぐ欲しいんだったらプレ値出してね、という。実際、受注停止となるような人気モデルは軒並みプレ値です。前述のシビックタイプRだって、現在中古車市場に195台も出ているのですが、一番安い個体(走行9千キロ)でも560万円もします。定価499万円でしたよね、たしか。まあ私も偉そうなこと言いながらGR86を定価+100万円で購入していますので、結局はみすみす転売ビジネスの餌食となってしまっているワケですが・・。ちなみにGR86、現在の車検証の名義を見たら中古車会社名義なんですよ(チェーン店の親会社名義)。現在中古車市場に、同じ仕様が同じ会社の別店舗から出ていて、価格も一緒です。つまり、個人からの買取ではなく、会社として直接仕入れているということになります。新車を注文しまくっていて、枠がそちらに取られているという事ですよね。転売ビジネスって個人だけではなく、組織ぐるみでやっていることが良く分かりました。これでは欲しい所に欲しいタイミングで欲しいクルマが回って来なくて当然です。相手は人海戦術ですから、きっと。

私もクルマ好きとして、もう30年以上、40台以上を売買して来ましたが色んない意味でバカバカしいと感じることが増えました。欲しい時に欲しいモノが正規の値段で買えないなんておかしすぎます。若かりし頃なら2年くらい待てたかもしれませんが、この歳になると1年、1年寿命が削られていく想いで日々生きているので、そんなに待てません。プレ値だろうがなんだろうが、欲しければ「追い金」を払って買うしかない、というのが悲しい現状です。しかし、そこまでして欲しいと思えるクルマも、この先どのくらい出て来るか?という疑問もあります。様々な規制でクルマはどんどんつまらなくなるし、たまに欲しいと思ったクルマはそもそも新車で買えないのでは八方塞がりです。まあ今後のカーライフ的には、倍率50倍くらいになるのではないか、と囁かれている12Rの抽選に申し込んで、それでダメならもう新車を買うのは終わりにするかもしれません。ポルシェの新車は多分お布施が足りませんし、アイコニックSPは出るかどうかも分かりませんのでね。色んな意味で、ぼちぼち潮時、そろそろ私の長かったカーライフもゴールが近いと感じる今日この頃です。
Posted at 2025/03/08 13:46:02 | コメント(5) | 四方山話 | クルマ
2025年03月01日 イイね!

大人のハチロク、成約(^^♪

大人のハチロク、成約(^^♪突然ですが現行GR86”リッジグリーンリミテッド”(以下86RGL)を契約しました!^^ハチロクは登場からすでに13年経つロングセラーモデルですが、昨年リフレッシュが行われ、電子スロットルの変更や電動パワステのファインチューニングが行われ、現行モデルは「アップライドD型」と呼ばれるモデルになります。そのD型をベースとした200台限定車が今回購入した86RGLです。



このモデルは特徴的なマットグリーン(リッジグリーン)外装を纏い、内装はタンとブラックのコンビ(本モデル限定)そして、モデル名の刺繍がドア上部に施されます。ベースはRZというGR86の最上位モデルで、ブレンボのブレーキ、ザックスの足回りが奢られます。販売当初、マニュアルモデルが3,897,000円と、内容を考えればバーゲンプライスでした。200台限定という事もあり、あっという間に完売。というか、抽選販売でした。私も実はこっそり申し込んでいたのですが、敢無く撃沈しました^^;。一説によると、倍率は20倍くらいだったとか。まあそんな希少なモデルですから、なかなか中古車市場には出て来ないだろうと思いながら時々見ていたら・・某大手中古車販売チェーンから突如出ました!価格を見ると新車価格+100諭吉ほど。本来私はプレ値を出してクルマを買うのは大嫌いなのですが、台数を考えると今後そう簡単には出て来ないであろうこと、時間が経つほどにプレミアムが上がる可能性が高いことを考慮し、逝く事にしましたw。



まあ実はこれ以外にも背中を押す要因がありまして。そもそもGR86はスバルのBRZと兄弟車、デビュー当初から企画販売はトヨタ、設計作成はスバルが担当というコラボモデルでした。しかし、2026年末~2027年初頭くらいにFMCが予想されており、スバルは撤退するようなのです。トヨタといえば、GRヤリスなどで実績のある1.5Lターボや、新型セリカ用に新規開発中直4エンジンがあるので、パワートレインには困らないものの、現行86の代名詞であった水平対向エンジンではなくなってしまう可能性が極めて高いです。水平対向エンジン好きとしては、ぜひ乗れるうちに乗っておきたい!という気持ちが以前からありました。初代~B型まではあまり顔が好きではなかったのですが、C型でBRZ顔と派手目のリアスポイラーで武装されるようになってからは凄くカッコいいと思うようになりました。水平対向エンジンを活かした低重心で、FR車とは思えないほどボンネットの位置が低く、車重も1280kgと軽いです。



本モデルは排ガス規制等の問題もあり、欧州圏内では2024年夏で販売がすでに終了しています。北米ではまだ売られていますが、年々規制が厳しくなる中で、いつまで販売を継続できるかは未知数です。日本国内の騒音規制問題もあり、現行D型→E型になる頃には改悪が起きそうな予感もあり、最成熟モデルとなる可能性が極めて高いD型は非常に魅力的です。あとは、狙っている12Rの抽選倍率が相当エグイ事になりそうなのも影響しました。現時点で50倍くらいの倍率が見込まれるとのことで、既存顧客に対する忖度バイアスが掛かると私のようなご新規さんはムリゲーです(それでも一応ダメ元で申し込むつもりではいますが)。なので、限定車大好き人間の私としては、①現時点で確実に手に入って、かつ②長く愉しめるポテンシャルがあって、かつ③金銭的に無理の無い範囲内で・・というところで今回のGR86RGLはドンピシャでした。ここの所アシ車はFFとAWDばかりだったので、久々のFRというのもめちゃくちゃ新鮮です!今月末の納車が楽しみです♪

Posted at 2025/03/01 08:25:25 | コメント(4) | GR86 | クルマ
2025年02月25日 イイね!

【妄想】次期911(994)はこうなる!【ブログ】

【妄想】次期911(994)はこうなる!【ブログ】ずっと生産が滞っていた992.2カレラGTSですが、ようやくまた少しずつ納車が始まっているようです。そしてMY2026(2025年8月~生産)からは素カレラは減産される(恐らくGTSとSの生産に枠が取られる)ようです。そもそも992.1を物凄く引っ張ったこともあり、992.2は望外に短命なモデルに終わるのではないか、と予想されています。

さて、2027年にMY2028 として登場すると見込まれている次期911(994(仮称))について、ちょっと予想をしてみたいと思います。現時点で何か確たる情報が出ているワケではありませんので、これまでの911の歴史や現在の立ち位置を踏まえ、完全な私見ではありますが、「ポルシェの今後」考察してみました。

1.994カレラ系は全車ハイブリッド化?

まず、現行GTSが一つの試金石になっていると思いますが、今後の911は基本的に排ガス規制の問題もありハイブリッド化は不可避と思われます。そもそも、GTSのT-Hybridシステムは、ライバルメーカーが掲げるようなPHEVとは異なり、電気モーターは飽くまでターボのアシスト機能を担っているに過ぎません。当然自家発電によるシステムですがので、他社のPHEVのように電源ソケットにつなぎっぱなしでないとバッテリーが上がってしまうような代物ではありません。海外フォーラムでは、T-Hybridシステムは、純ICEの派生モデルでは??という議論も巻き起こっています。たしかに、ポルシェ自身もあまりハイブリッドを前面に出さなくなりました。その証拠に、MY2025からサイドのT-Hybridのデカールが無くなり、元のGTSに置き換わっているようです。それはさておき、皆さんご存知の通りT-HybridシステムはPDKの中に組み込まれているため、構造上MTの採用は不可能です。つまり、994型のカレラ系が全車ハイブリッドという前提に立つならば、MTは絶滅することになります。992.2カレラTは「最後のカレラ系MT車」かもしれません。

2.一部のモデルはEV化?

先日YouTubeを徘徊していたら、実は992.2カレラGTSのCO2排出量はそれほど低くない、という話題が海外のレビュワーから上がって居ました。確かに、カレラGTSのCO2排出量が251 – 239 g/kmであるのに対し、素カレラは244 – 230 g/kmと、数g/kmしか変わりません。もちろん、GTSの圧倒的なパワーを考えれば頑張っているのだとは思いますが、企業全体としてのCO2排出量はそれほど低減出来ていない事になります。ご存知の通り、リセール極悪のタイカンを筆頭に、ポルシェのEV車は当初の目論見通り売れているとは言い難い状況です。しかし、どこかで帳尻を合わせない事には、企業として莫大なペナルティを課せられる事になります。ではどうすればいいのか?基本的には「大人気車種の911にEVを設定する」しか道は無いと考えます。T-Hybridとは違って、直接モーターを動力源として使うシステムを911にも採用する。タイカン、マカンとEV化を果たして来たポルシェにとって技術的にはさほど難しくはないでしょう。ハイブリッドモデルとの明確な差別化も出来ますし。問題はマーケットにどう受け入れられるか、に尽きるように思います。

3.役物モデルはどうなる?

ポルシェの役物といえばGT3ターボですが、これらのモデルはどうなるのか?結論から言うと、恐らくGT3もハイブリッド化は避けられないと思います。根拠ですが、992.2GT3が出た時に、これまでのGT3の歴史の中で初めてトルクが落ち、最高速度も落ちました。ニュルタイムは公表されていませんが、下がった可能性が高いです。つまり、NAエンジンを現在のレギュレーションに適合させつつ更に性能アップするのはもう無理という事です。992.2GT3があれだけ早いタイミングで出て来たということも、このモデルでNAは終わりを告げるという一つのサインだと思います。そしてもし今後、GT3でGTS同様のT-Hybridシステムを採用するのであれば、GT3とターボをどう差別化するのか?という問題があります。そこで、コレはもう完全に個人的な憶測ですが、同じT-HybridでもRRのモデルをGT3、その高性能バージョンをGT2、4WDのモデルをターボ、その高性能バージョンをターボSという風に位置付けるのではないか、と考えます。唯一GT3RSだけは、別のシステムで更に差別化する可能性も僅かに残っていると思いますが・・。

纏めますと、カレラ系は全モデルハイブリッド化、その高性能版としてRRはGT3の名称を継承、4WDはターボの名称を継承、一部モデルはEVとして994後期くらいから徐々に姿を現すのではないか、というのが私の予想です。まあ飽くまで予想ですが、これまでのポルシェの動きや時代の流れ、Euro7の要件を総合的に判断すると、当たらずとも遠からずではないか、と思います。数年後、このブログを見返した時にどのくらい当たっていて、どのくらい外れていたか、検証をするのが今から楽しみです^^。今後の911の課題はどうやってそのブランド価値を維持しつつ、個性を出し続けるか、という点に尽きると思います。あっちを向いてもこっちを向いてもハイブリッド、EVという世の中で、これぞポルシェ!これぞ911と思わせるコアバリュー的なモノを保持し続けらるかどうか、がポイントだと思います。もちろん、一定数新規顧客というのは存在しますが、ポルシェの莫大なレガシーは古参のファンのサポートに依るところが大きいと思います。現存顧客の満足度維持がポルシェ存続のカギになりそうな予感がします。
Posted at 2025/02/25 13:49:24 | コメント(0) | ポルシェ | クルマ

プロフィール

「無事12Rの試乗を終えて、帰宅しました♪詳細インプレはまた後日✨」
何シテル?   10/05 17:14
Ohne Porsche kann ich nicht leben. 趣味車:991GT3TP(2018年式 左MT) アシ車:GR86“リッジグリーン...
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