992.2の情報で
盛り上がっておりますが
(え?私だけ?w)、熱心なカー〇ンサー・ウォッチャーとしてちょっと気になる事があるので、ポルシェフリークのみなさんと共有したいと思います^^。私はもう何年も911の
中古車市場動向を注視しています。まあ単に趣味の領域ですが、色々な
社会情勢の縮図となっていることも少なくなく、私自身が歴代911を所有して来たこともあり、常に
興味の対象となっています(こういう方、意外に多いのではないでしょうか?)。で、長年の観察を経て、私は「ある法則」に気付きました(どどん!!)。それは・・
911の中古車(掲載車両)をカー〇ンサーで調べると、現在市場に何台出ているかが簡単に分かります。911の場合はクーペとカブリオレで分かれているのですが、年式はナローから
すべての年代を含みます。ここ20年ほど観察してきて、概ね911(クーペ)の中古車というのは平時に於いては、奇しくも
911台前後で推移することが多いです。つまり、この911台といのは一つのメルクマールで、911台よりも多い時は中古車がだぶついている、少ない時は売れている、と私は判断してきました(異論はあるかもしれませんが、大外れはしていないと思います)。で、本日付のカー〇ンサー掲載車両を見ると、
847台となっており、近年稀に見る
少ない数字となっています。はたしてこの原因は何なのか??
私は一番大きな原因は
円安だと思っています。以前にも2015年前後に円安に振れていた時期があって、この時は911の掲載台数が700台台まで落ち込みました。空冷モデルを中心に多くの911が
海外に流出したようです。日本の911オーナーはとにかくクルマを大事に乗る方が多く、きっちり整備もするので、海外で言う所のmint conditionの個体が大変多いです。そのため、海外バイヤーからすれば円安というのは非常に大きな
仕入れのチャンスとなるのは想像に難しくありません。で、現在は2015年当時とは比べ物にならないほど
円安進行していますので、この状況が長引けば長引くほど、国内の中古911はどんどん海外に流出することが見込まれます。海外ルートを持ってる販売店からすれば、国内で値を下げてでも売る必要はありませんもんね。
一方で、現在は992.2発表前夜なので買い手は
様子を伺っているようにも思います。旧い水冷とか、空冷はあまり影響ないと思いますが、少なくとも991以降のモデルについては、992.2がどのようになるかによって一段と
911中古車市場も活況になるのではないか、と想像します。例えば992.2が全車ハイブリッドになったら。あるいは992.2でマニュアルトランスミッションの設定が無くなってしまったら。現在市場に出ている992.1は
一気に売れるのではないでしょうか?まあ仮にそうならなくても、992.1の美点を上回る992.2のネガ(大幅な車両価格アップ、大幅な車重増など)があれば同様の事が起きるように思います。すでに円安の影響で847台に減ってしまった911の掲載車両が、992.2発表後どう動くのか、要注目です!!
ブログ一覧 |
ポルシェ | クルマ
Posted at
2024/05/15 13:34:53