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2025年07月05日 イイね!

ポルシェ911「カレラ4」系の存在意義

ポルシェ911「カレラ4」系の存在意義先日992.2カレラの4系モデルが突如として発表になりました。展開されるモデルはカレラ4S、カレラ4GTS、4Sカブリオレ、4GTSカブリオレ、タルガ4S、タルガ4GTSの6モデルです。ポルシェの事をよくご存知の方はすぐお気づきかと思いますが、今回いわゆる「素の4」がラインナップされていません。これまで連綿と続いて来た4系の系譜を見ますと、4/4Sは必ず同時発表でしたので、今回は異例中の異例ということになります。

992.2のモデルサイクルが現状2027年まで(2026年10月~2027年7月=MY2027)ということを踏まえれば、出遅れたGTSの生産枠を出来るだけ多く確保したい、利益率のより高い4S系を先に売りたい、というマーケティングの意図が透けて見えます。下手をすれば、992.2では素の4は登場しない可能性もあると見ています。と言いますのも、販売台数的に4系全体の需要がそれほどあるとは思えないのですね。中古車市場ベースですが、現在売りに出ている992全体の493台に対し、タルガも含めた4系は僅か72台、全体の14.6%に過ぎません。911の場合は圧倒的にRRが人気だということが伺えます。ご存知の方も多いと思いますが、964がデビューした当時、ポルシェはカレラ4から販売を開始しています。それだけ当時のポルシェはRRの性能に限界を感じていて、4をメインに売る方向に舵を切りました。しかしながら964カレラ4の売れ行きは悲惨な物で、すぐさまRRのカレラ2が投入されることになります。ポルシェにしてみれば、959をすでに市場投入しており、4が市民権を得たと思っていた矢先に出鼻をくじかれた形となりました。

その後も、993、996、997、991、992と全世代で4系は販売され続けています。かつては、RRモデルに比べコーナリングスタビリティが高いというアドバンテージがあり、996世代ではGT3やターボを除くと4Sが一番スパルタンなモデルでした(今で言うGTSのような立ち位置ですね)。私は996は素カレラ、4S、GT3、GT3RS、ターボと乗った事がありますが、スパルタンさはGT3RS>GT3>4S>ターボ>素カレラの順でした。当時のビスカスカップリング式の4WDは通常は95%の駆動力が後輪に配分され、路面状況や走行状況によりフロントに最大40%の駆動力が配分されるという代物でした。今の電磁式クラッチと電子制御による4WD機構と比べると随分アナログでした。実際、996カレラ4Sを2年近く所有しておりましたが、RRと比べるとフロントの重さは否めませんでした。RR車特有のステアリングの切り始めのシャープさが残念ながら希薄なんですよね。一方、雨の日や高速道路でも、安心して踏んでいけるというメリットはありました。つまりは全天候で安定してパフォーマンスを発揮できることこそが4系の真骨頂だったワケです。

しかしながら、991世代以降はフロントトレッドがワイド化されたことや、サスペンションジオメトリが変更されたことにより、それまでの世代のRR特有の「どこか危うい感じ」がほとんど無くなりました。992に至ってはスタビリティは電子制御の効果もあって盤石の域に達しています。Wetモードまで備わり、雨のだから怖いなんていうことは一切無くなりました。RRとは思えない圧倒的なスタビリティの高さです。さて、では実際992世代の4系はどうか。RRよりも重く、価格は高く、速さは変わりません。基本的にはエンジンも一緒、トランスミッションはPDK一択。それでも敢えて4を選ぶのはどういう考えがあってのことなのでしょうか?雪国では・・という意見も見ますが、そもそも911を買えるような方はセカンドカー、サードカーをお持ちでしょうし、911は冬場は冬眠させている方がほとんどではないでしょうか?かつては(GT3を除き)NA系のフラッグシップが4S、ターボ系のフラッグシップがターボSという見方でしたが、全車ターボとなった今となっては4Sはターボ系の完全下位互換になってしまっています(その割に高い)。

・・個人的には現行992においては4系の存在意義を見出せずにいるワケですが、唯一の例外がタルガです。タルガは歴史のあるモデルで、クーペともカブリオレとも違う独自の魅力があるように思います。ヘリテージを考えれば本来はスポーティなモデルなんですが、現代版はどことなく豪奢な感じがしますし、ちょっと大人な匂いもします。個人的には4Sというキャラクターにもっともマッチしているのはタルガだと思っています。実際、RRのタルガというモデルは設定がありませんもんね?カーコンフィギュレーターを弄ってみたら、タルガ4GTSと4Sの価格差が思いのほか小さかったので、GTSの人気が出そうですが、個人的には純ICE旦那仕様のタルガ4S一択です。色々付けたいオプションを付けて行ったら案の定3000万円の大台を超えてしまいましたがw。911を複数台所有出来るのであればアリだと思いますが、唯一の911がタルガ4Sというのは少々勇気が要りますね。とは言え、次期994から全車ハイブリッド化されることを考えると、アガリのポルシェとしては悪くない選択だと思います。酸いも甘いも知った911乗りがたどり着く一つの最適解のような気もします。
Posted at 2025/07/05 13:02:44 | コメント(2) | ポルシェ | クルマ
2025年07月03日 イイね!

ブラピ『F1』観て来た感想

ブラピ『F1』観て来た感想クルマ好き、モータースポーツ好きにとっては大注目!のブラッド・ピット(61)主演の最新作映画、『F1』を観てきました!多少のネタバレを含みますので、まだ観ていない方はご了承ください。さて、映画の舞台ですが、正に現在のF1シーンで作中にも実在のコンストラクター、現役F1ドライバーが実名登場します。さすがはFIA共同制作の映画です!後ほどまた詳しく述べますが、これはF1の巨大プロモーション映画なんだと思いました!

『トップガン・マーベリック』の製作チーム(監督:ジョセフ・コシンスキー、プロデューサー:ジェリー・ブラッカイマー)が本作品の製作を担当したことでも話題となっておりますが、全体的にはクルマ好き、モーターレース好きなら観て損の無い内容になっているのではないか、と思います。ブラピのネームバリューに目が行きがちですが、若手俳優の起用やわき役の活躍も評価ポイントで、作品全体が物語として観やすいものになっているように感じました。俳優自身がハンドルを握るシーンも多く、正に手に汗を握るモータースポーツのアクションシーンはこの映画最大の見せ場でした。個人的にはチーム内の車両作成担当エンジニアの女性(バツイチ)とブラピの色恋はこの作品にとっては不要で、むしろ若手ドライバーとの交流や葛藤をもっと深堀した方が作品としての深みが増したのではないか、と思います。監督、プロデューサーともにロマンスシーンをぶっこまないと気が済まない世代ではないでしょうに、御年61歳のブラピ様のご意向なのでしょうか?w

さてあらすじですが、第一線を退いて30年経つ伝説のドライバーを、負けがこんで身売りの危機に瀕している架空のF1コンストラクターを主催する旧友が大抜擢、若手ドライバーとチームを組みF1の頂点を目指すという物語。設定自体もありきたりですし、大ベテラン(老害)と若手(典型的なZ世代の若者)という組み合わせも『トップガン・マーベリック』とまったく一緒…ベタですよねw。まあそこから色々あって、最終的にはブラピがF1最終戦、アブダビGPで激走の末優勝し、F1シーンを去っていく、という内容です。まず、61歳でF1レーサーという設定に違和感。まあ作中ではブラピの年齢への言及はありませんが、若手ドライバーが「80歳くらいじゃね?」と言っているあたり、かなりのジジイであることは間違いありません。過去にセナやプロストとレースをしていた(そこで大事故に遭い、F1のシーンから去ることになる)ようですので、実年齢に近い設定ということで間違いなさそうです。

そして、スカウトされる直前、デイトナ24時間レースでポルシェを駆って優勝するのですが(個人的にはこの冒頭のポルシェとBMWのバトルだけで胸熱でした)、デイトナはFIAスーパーポイント対象外のレースです。ですので、そのような流浪のドライバーがいきなり世界最高峰のF1レースに参戦する、というのはレギュレーション上あり得ません!F1を主催するFIAが共同制作していながら、この矛盾を看過したのはある意味ご都合主義を通り越して開き直りに見えます。そして、作中で登場するマシンは当初ブラピにも若手ドライバーにもshit box(=クソマシーン)と酷評されるのですが、後にブラピとロマンス関係になる女性開発者が何やら空力パーツをちょこちょこっと着けるとマシンが生まれ変わったように激速に変身するんですよ。いやいやいや、さすがにそんな魔法のようなパーツ、存在しないでしょ、とw。あと、作中でのチーム同士、ドライバー同士の駆け引きを会場アナウンスの実況が解説しまくるんですが、これが思わず笑ってしまうほど過剰で。モータースポーツの知識がないファンに分かりやすく、という事なんでしょうけど^^;。

他にも色々とアラは多いですし、突っ込みどころ満載なんですが、とにかく映像が圧巻なのと、音楽が秀逸なので、F1という真剣勝負の舞台でありながらどこか華やかでパリピな雰囲気の映画に仕上がっているんですね。もっと全然シリアスな内容にもできたと思うのですが、エンタメ要素がかなり強めです。リアリティを追及するモータースポーツファンには消化不良な内容だと思いますが、個人的にはモータースポーツファン以外も対象とした大衆娯楽映画としてはアリだと思います。冒頭でも述べた通り、FIAがF1のために作った170分の巨大プロモーションビデオという印象を受けました。ですので、あまり過剰な期待を抱かず、肩の力を抜いて2025年でしか作れない映像美を堪能する気持ちで観ればかなり満足度は高いのではないか、と思います。個人的には作中から久々にサーキットを走りたくなりましたし、帰りのクルマの中ではエド・シーランのエンディングテーマを聞きながらアドレナリンが出てついいつもより速度が出てしまったのでした^ - ^。久々の本格的なモータースポーツを題材とした映画ですので、まだ観てない方はぜひ劇場へ♪

総評 7.8点/10点満点

Posted at 2025/07/03 14:59:16 | コメント(1) | トラックバック(0) | モータースポーツ | クルマ
2025年07月01日 イイね!

マスター、ボトルキープね♪^^

マスター、ボトルキープね♪^^GR86の走行距離が1000㎞に到達したので、先日初回のエンジンオイル交換をディーラーでして来ました^^。いつも利用させていただいている個人タクシーの運転手さんに、トヨタの正規ディーラー(トヨタモビリティ)はエンジンオイルをボトルキープしてくれるので、都度交換するより安上がりですよ、という情報を事前に得ていました。で、今回交換に当たり私から申し出る前にディーラーからそのご案内がありました。正式には「オイル会員制度」、というみたいですが、要は最初に纏めて買っておくと2回目以降工賃が掛からなくなるという制度です。購入量は10L単位となっており、GR86の場合1回5L使用するので2回分ということになります。

GR86のような水平対向エンジンを搭載するスポーツカーの場合、オイルメンテ・管理は非常に重要で、基本的には半年又は5000㎞毎の交換が必要かと思います。ですので、交換頻度が多い場合、このようなオイル会員制度はユーザーからすると非常にありがたいですよね!次のオイル交換は12月頃になると思いますが、その際には費用は掛からず交換できる、ということになります。ちなみに今回工賃+エレメント+オイル(10L)で合計税込14000円でした。安い!ポルシェなんて1回オイル交換するだけで4万円近く掛かりますから、ね^^;。維持費だけを比べてみても、やっぱりGR86はめちゃくちゃ優秀です。






Posted at 2025/07/01 13:46:57 | コメント(0) | GR86 | クルマ
2025年06月26日 イイね!

GR86納車3か月雑感

GR86納車3か月雑感GR86”リッジグリーン・リミテッド”が納車になって3か月が経過しました。オドメーターはちょうど1000kmに差し掛かろうというところ。ポルシェだと慣らし運転は3000kmが推奨ですが、トヨタ車の場合は1000kmで慣らし運転は終了して良いようですので、近日中にオイル交換の予定です^^♪

さて、納車されて3か月、ほぼ毎日の通勤の足に使用しており、たまに週末家族で出かけたり、買い物に出かけたりもしています。残念ながら慣らしが終わっていないこともあり、まだワインディングには連れ出せていませんが、高速道路は何回か走りました。その上で私の現時点での評価は・・端的に言って乗り換えたいと思える足車が思いつかないほどイイ!です。大げさではなく、私の足車はもう一生コレで良いのでは?と最近真剣に思い始めているくらいですw。クルマ好きという心の病は、買った瞬間に次のクルマを妄想し始めるのが特徴であります(しかも死ぬまで完治しない)。私も大抵クルマが納車になる直前くらいがテンションMAXで、納車されてしまうと急速にテンションは下がり、1週間後には「次のクルマ」を妄想するのが常でした。あれだけ気に入っていたメガーヌ・トロフィーや、695エッセエッセでさえ、そうでしたからね。それがGR86については、お世辞でもなんでもなく、「代わりになるクルマが見つからない」んですよ。なぜそれほどまでにGR86が特別なのか?その理由について少し解説をしてみたいと思います。

①唯一無二のスタイリング

当たり前ですが、GR86はいかにもな感じのスポーツカーです。誰がどう見ても。世の中、見た目はスポーツカーっぽくないけど、中身はスポーツカーというクルマは多いです。アバルトもそうでしたし、いわゆるホットハッチ全般このジャンルですよね。セダンでもそういうクルマは存在します。しかし、分かりやすく車高が低く、2ドアのクーペスタイルのスポーツカーって、それこそポルシェくらいしか無いですよね。そのポルシェと並んでも引けを取らないほど、GR86のスタイリングは秀逸だと個人的には思います。実際、”リッジグリーン”という特別色も相俟ってのことと思いますが、老若男女問わず、2000万円オーバーの992カレラTよりもGR86の方が圧倒的に熱視線を浴びる機会が多いです^^;。スタイリングは好みに依るところが多いですが、私の中ではドンピシャです。先代の86は正直あまりフロントマスクが好きではなかったのですが、BRZ顔の現行モデルはスポーツカーデザイン的には一つの完成形に達していると思います。E型以降がもしハンマーヘッド化するようなら益々そう思います。

②唯一無二のパッケージング

FRかつ2+2というレイアウトは、RX-7(FD)以降、長らく存在していませんでした。911も後部座席を持つという点では似たレイアウトですが、GR86はエンジンがフロントミドシップのため、911よりも後部座席にゆとりがあり、平均的な成人女性くらいまでの体格であれば日常的に乗れるレベルです。無論、小学校低学年くらいまでの子供なら問題なく乗れますし、トランクもそこそこ広いので、コレ一台でファミリーカーとすることも不可能ではありません。この辺もGR86が人気の一つの理由かもしれません。そして、スバル謹製のD4Sエンジンは色々言われますが、兎にも角にも重心が低いので、FRでありながらまるでMR車のようにフロントの応答性が良いです。BMWを例に50:50の前後重量バランスが賛美されることが多いですが、数多くのBMW車を所有してきた私から見れば、重たい直6を鼻先に積んだどのBMWよりも、GR86の方が遥かにハンドリングは良いです。というか、フロントにそもそもエンジンを積まない911と比べてもハンドリングが良いのは白眉モノだと思います。

③唯一無二の剛性感

唯一無二というと語弊があるかもしれませんが、国産車の中では随一、一昔前のBMWくらいの剛性感は余裕であります。ちょうど本日作業のためにGR86を入庫し、第2世代のプ〇ウスが代車で出たので行きと帰りで乗り比べることが出来たのですが、まったくクルマの出来が違いますプリ〇スは、ブレーキふかふか、エンジンレスポンス最悪、ステアリング応答性極悪(センター中心に左右20度くらい不応域あり)、足回り最悪(まるで雲をつかむような接地感の希薄さ)、ボディ剛性皆無(ゆるゆる)、本当にひどい代物です。でもこれが多くの方の、「ザ・トヨタ車」のイメージだと思うのですよ。私もそうでした。まさにこれこそが、長年輸入車ばかり乗り続けてきた所以です。しかし時代は変わりました。モータースポーツシーンからのフィードバックもふんだんに取り入れ、今のトヨタは少なくともスポーツカーは真剣に作っています。きっとクルマ好きのモリゾウさんのおかげです。もちろん、スバルの技術力も大いに貢献していると思います。細かいところまでしっかり作りこまれていて、これまで多くの国産車が抱えていた「駆る悦びが希薄」という致命的なマイナス点を相当なレベルまで突き詰めています。

④唯一無二のドライブトレーン

水平対向4気筒NAエンジンは現状このGR86/BRZにしか存在しません。さらにMTとの組み合わせ、そしてスバルのアイサイト技術まで投入されているのはまさに唯一無二です。納車当初、ちょっと渋いと思っていたドライブトレーンですが、回すごとに調子が良くなってきて、燃費まで良くなってきました。現在では街乗りメインでリッター6kmは走ってくれます。ハイオク指定というところで、財布には決してやさしくはありませんし、満タン給油での航続距離が300kmちょっとというのは泣き所ですが、それでもこの価格帯のスポーツカーのドライブトレーンとしては申し分ないと思います。ロードスターの「乗用車然とした凡庸なエンジン+脆弱なマウント系=容赦なく不快な振動が車内に伝わって来るコンボ」とは対照的で、GR86はマウントも含めドライブトレーン全体の剛性感がすごく高いですし、洗練されています。シフトフィールについては、納車早々に純正ショートシフターに換装したのですが、かなり小気味良い感じです。ただし個人的に純正ノブはやや軽いので、もう少し重いノブに替えてあげるとイナーシャが付いてスコスコ感が増すのではないか、と思っています。

⑤唯一無二のコスパ

これだけ上質な乗り味を提供してくれて、見た目もカッコ良くて、4人乗車出来て、荷物もそこそこ詰めて、信頼性も高いスポーツカーが物価高のこのご時世に300万円台で買えるというのはもはやバーゲンプライスだと思います。私は残念ながら抽選漏れのため、プレ値で買いましたが、それでも十分納得のいく価格だと思っているので、定価購入できた方は本当にラッキーだと思いますよ(ちなみに令和7年6月末現在、200台限定だった”リッジグリーン・リミテッド”の中古車は1台も市場に出ていません)。GR86も恐らく現行モデルは2026年で終売となり、2027年からはD4Sエンジンから自社製の直列4気筒エンジンに移行すると見込まれています。GR86、GRスープラが廃版となり、噂の次期GRセリカに統一されるという予測もありますが、そうなると一気にプライスが上がって600~800万円くらいになるのではないか、と言われています。しかも次期セリカはAWDということで、どちらかというとGRヤリスの上位互換という印象。FRかつ水平対向エンジンかつ高コスパなGR86は買えるうちに買っておいて損は無いモデルだと思います。

・・とまあ、GR86にベタ惚れ状態の私ですが、悩みが一つだけあります。それは、今秋抽選予定のロードスター12Rに万が一当選したらどうしよう?という問題です。これまでであれば、恐らく普通にGR86と入れ替えていたと思いますが、ここまで気に入るとは正直自分でも思っていませんでした。12Rは12Rで絶対に乗りたいモデルなので、増車・・と言っても置く場所がありません。となるとカイエンか、911カレラTのどちらかを放出するしかありません。まああまりタラレバの話をしても仕方ないのですが、一応心の準備と言いますか、どうするかは何となく決めておかないといけません。いずれにせよ、現時点ではGR86を手放す気は毛頭ありませんし、余程の事が無い限り(たとえば次期GRセリカの出来が超絶素晴らしい、とか)このまま行きそうな予感がします。そのくらいGR86良いですよ!ほんとに!トヨタ車だから・・という理由で食わず嫌いしている方は是非一度乗ってみてください。多くのクルマ好き、スポーツカー好きのお眼鏡に敵うモノになっているのではないか、と思います♪
Posted at 2025/06/26 14:51:00 | コメント(3) | GR86 | クルマ
2025年06月16日 イイね!

変わりゆく「営業」の在り方

変わりゆく「営業」の在り方ようやく人事面談や賞与査定が終わり、一段落しました。毎年この時期になると胃に孔が開きそうになります。さて、本日はカーディーラーの「営業」について少々愚痴?を述べたいと思います。令和の時代に於いては昭和のオヤジは老害認定されるのが常なので、本ブログも爺が何言ってんだ!と言われそうですが、オヤジは他人のヤジを聞いても基本ノーダメージなので、気にせず行きたいと思います♪

さて・・この20年ほどの間に、ディーラーマンの営業の質が随分と変わったように思います。働き方改革の影響も大きいのだと思いますが、とにかく営業マンの熱量が大幅に減ったように感じています。かつて、クルマの商談に行ったら最後、鬼のように営業電話が掛かって来て、その後どうですか?ご検討いただけてますか?今なら〇〇をサービスでお付けしますよ!などと追い込みをかけられたモノですよ。決算期ともあろうもんならそれこそストーカーのように、自宅まで来られたなんていう体験をされた方もいらっしゃるのではないか、と思います。それがコロナ禍を経て、令和の時代となった今、営業マンは大人しくなりました。商談しても、こちらがあまり乗り気でないと見るや否やあっさり引き下がります。手のひらを反すように、という表現が合っているか分かりませんが、とにかく買う気が無い(あるいは買う見込みが薄い)客にはとにかく冷たい印象を受けます。少々検討させていただきます、というメールに対する返事すら無いですからね、ほとんどの場合(苦笑)。

まあディーラーと一口に言っても、新車ディーラー、国産ディーラー、輸入車ディーラー、中古車ディーラーと色々ありますし、直営かフランチャイズか、給料が歩合制なのかそうでないのかなど色々な要素があるので、十把一絡げというワケには行きませんが、それでも令和の営業マンはクールだと私は思います。私自身は営業の仕事をしたことがありませんので、やったことも無いのに偉そうなことを言うな!と言われてしまえばそれまでなんですが、何というかもう少し人と人とのつながりを重視しても良いのではないか、と思います。その時は成約に至らなかったとしても良い対応をしておけばまた別の機会に買ってもらえるかもしれないワケですよね?少なくとも、最後は営業マンから一言「今回ご縁が無かったとしても、今後とも何かありましたら遠慮なくお声がけください」くらいの儀礼があっても良いのではないかと思います。商売をしているある友人が以前、何かを買ってもらうまでその人は顧客ではない、と言っていた事がありますが、正直違和感を覚えました。

営業ってその時はダメだったとしても、「次」につなげるのがあるべき基本スタンスなんじゃないの?って思います。良く対応してもらえれば、何かの時にはまたお世話になろうと思いますし、逆に冷たい対応だと何かあってもそこでは買わない、となりますもんね。そこは人情の世界ですよ、やっぱり。ですので、昭和のオヤジとしては昨今のやや冷たく感じる営業スタイルは時代の流れなんでしょうが、一抹の寂しさを覚えます。その点、私がGR86でお世話になっているトヨタモビリティ神奈川の営業の方は私と同世代ですが、めちゃくちゃアツいです!他所で買ったクルマであるにも関わらず親身に相談に乗ってくれますし、色々ご提案もしてくださいます。サービスで洗車もしてくれますし、作業の際には自宅までの送迎もしてくれます。サービスフロントの方々との連携も素晴らしいですし、言う事ありません。トヨタから今後いくつか魅力的なスポーツカーも出そうなので、買うなら絶対この営業さんから買おうと心に決めています。コレが「真の営業マン」ですよね~。
Posted at 2025/06/16 13:31:50 | コメント(6) | トラックバック(0) | 四方山話 | クルマ

プロフィール

「12Rの詳細発表になりましたね!761万円、フジツボマフラーが38.5万円、その他競技用装備以外を全部載せすると、840万円ほど。さらにディーラーオプション入れると、何だかんだで乗り出し900万円くらいになりますね!ロードスターはおろか、MAZDA車として過去最高額ですね🤓」
何シテル?   10/04 13:54
Ohne Porsche kann ich nicht leben. 趣味車:991GT3TP(2018年式 左MT) アシ車:GR86“リッジグリーン...
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