こんにちは。ちょっと、お馬鹿な昔話です。今から35年くらい前のお話です。友人から日産スカイラインを格安で譲り受けました。エンジン振動が大きくなり、「どうした?」とエンジンルームを観察したら、ハイテンションケーブルが劣化によるクラックで失火していたようです。格安で譲り受けたと言っても、既に手元に金はなく、ケーブル買う金がない・・・。物置にあった耐圧600V/3sq電線で何とかなるだろう!と考え、置換してみました。以前よりも「マシかな?」状態になったのですが、まだ振動は収まらず・・・。夜になってから、ボンネットを開いてエンジン始動!「あれ~!、置換した電線からエンジンブロックに放電している!やばい、変な所へ放電したら壊れてしまう!」と言うことで、絶縁耐圧を稼ぐ対策をしました。農機具に使う透明の燃料チューブが多量にあったので、このチューブの中に電線を1本づつ、CRC-556で潤滑させながら挿入して、6気筒分を製作しました。「よし、これで何とか行けるだろう!」と装着して、エンジン始動。エンジンブロックには放電しなくなりましたが、電線と燃料チューブの隙間に電流が走っているのが見えるではないですか!!!電線が耐圧オーバーでシースに微小な穴が開き、そこにCRC-556が染み込んで電線と燃料チューブの間にリークパスが出来て、通電により発光する物質があったものと推定してます。エンジンブロックに放電することが無くなり、エンジン振動も収まりました。見える電流もデスビ⇒点火プラグへちゃんと流れているようでした。さすがに6気筒分あると「きれい!!!まるでナイトライダーみたい!!!」と気分を良くして対策終了。暫くして、自動車部品屋のワゴンセールで格安のハイテンションケーブルがあったので交換しました。お馬鹿な私でした。