
こんにちは。
NS社LM3886のパワーアンプICを使用した50Wx2CHアンプの細かいチューニングが終わり、オペアンプ・グランプリの1次予選を行ってみました。
1号車:LME49860、2号車:ADA4075、3号車:MUSES8820、4号車:OPA2134、5号車:MUSES8920です。
まずは、ロードコンディションであるオペアンプ電源ノイズです。
じじいのオシロスコープでは全くノイズが観測されない程にスイッチングノイズを抑制しました。これでオペアンプの大敵であるPSRR特性をアシストします。
写真がオペアンプ電源ノイズです。
最高のロードコンディションです。
次は、各車両の車検であるオペアンプの出力ノイズです。
全オペアンプの出力に全くノイズは観測されません。(発振してません)
各車両共に車検はパスしました。
EMCエンジニア魂は、ノイズを許しません!
使用するヘッドホンは、DENON製AH-D1100です。
視聴するCDは、じじいの大好きなT-SQUAREです。
ロータリースイッチで各オペアンプを瞬時に切り替えることが出来ます。
じじいのアンプは、オペアンプ3段構成になっており、切り替えるオペアンプは2段目に位置します。他段のオペアンプはLME49860(超低歪率:0.00003%、スルーレート:20V/us)です。
1段目はインピーダンス変換増幅、2段目は歪率の一番低い領域で増幅、3段目は音量調整後のボルテージホロワです。
3段構成でも途中に音質を変化させるオペアンプが居るなら分かる筈です。
2段目の出力信号レベルが一目で判るようにLED方式のピークレベルメータを設けてあり、最適な状態になる様に入力レベルを調整します。
さあ、1次予選の開始です!
グリーンシグナルと同時に全車、第1コーナーに接触しながら突っ込んで行きます。完全にデットヒートです!高低差がある険しいコースを接触しながらもリタイアする車両もなくレースは展開して行きます・・・。
「ん!」「ん~?」を繰り返しながら、ロータリースイッチをカチャカチャすること、約2時間、視聴を繰り返しました。
デットヒートの結果、全車同時にチェッカーフラグでした。
耳が疲れました・・・。
結果、高性能オペアンプでは、音質に差違を感じることが出来ませんでした。
じじいの耳が悪いのか・・・?
この結果が当たり前の結果なのか・・・?
じじいは、後者だと悟りました・・・。
では、また。
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Posted at
2021/05/01 17:37:58