こんにちは。
自動車用ヒューズについて考察してみました。
ヒューズは電装部品が短絡故障した場合、ハーネス噛込みによる電源短絡した場合などの異常時に車両火災を防止する保護機能部品であることは知ってますよね。
よって、適正な電流容量値を使用しないと車両火災を招くことになります。
自動車メーカーは使用するハーネス線径が許容する電流容量でヒューズを決定しているように思います。(当然、例外はありますけど)
各コントロールユニットの消費電流はヒューズ電流容量よりも遥かに少ない電流で作動していますので、致命的な故障でない限り、ヒューズは切れません。
故障したコントロールユニットを放置しておくと、故障した部品が発熱⇒基板が炭化⇒電源パターン間でトラッキング発生⇒ヒューズ断線となる場合がありますので、電装品が故障したらすぐに修理するか、該当するヒューズを抜いておくことが大切です。
決して放置することはしないで下さい。
ということで、ハーネス線径でヒューズ容量を決めるのではなく、電装品の消費電流でヒューズ容量を決めてもらえると、すごく安心なのですが・・・。
ヒューズには、速断型、遅断型(スローブロー)などの種類があり、自動車では遅断型が使用されている場合が多いです。自動車で一般的に使用されているヒューズの溶断特性を図に示しますが、簡単には溶断しないんです。
なので、私が後付けする電装品は必ず消費電流を調べて、適正なヒューズに置換しています。電気火災は突然、前触れもなく発生する危険性がありますので注意しましょう。
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