2020年10月09日
こんにちは。
電動パワーステアリングのフィーリングについてコメントしてみました。
私はじじいなので、「アシストなし」⇒「油圧アシスト」⇒「電動アシスト」の時代を経験しています。
CX-30くんの電動パワーステアリングは本当に良く出来ていると感じますが、やっぱり電動化特有の癖があり、10か月経っても馴染めず、肩が凝りますね。
「アシストなし」時代
日産サニークラスでも185サイズのタイヤと35Φステアリングなどを装着したら、駐車時には両手で体重を掛けないとステアリングが回せないほど重かったですね。
友人の日産スカイラインは195サイズのタイヤと35Φステアリング装着でしたが、私には無理でした・・・。当時、駐車時には汗をかくくらい大変でした。
でも、ステアリングからタイヤの滑り感と路面状況が瞬時に伝わり、とても運転しやすかったです。ステアリングの遊び量もギアボックスの調整ネジで微調整出来ましたからね。
当時のFF車はコーナー脱出時のアクセルONではステアリングが急激に戻され、「じゃじゃ馬!!!」でした。
「油圧アシスト」時代
いや~、こんなに駐車時が楽になると便利だな~!と喜んでいました。片手で「ホイホイ!!!」、高級車は指一本で「ホイホイ!!!」
しかし、ステアリングからのタイヤの滑り感と路面状況の伝達が相当鈍くなり、乗りづらいなぁ~と感じていました。
でも、コーナーを攻める時以外はとっても便利なので良しでした。
「電動アシスト」時代
コストダウン、省燃費時代に突入してステアリングも電動化されました。
市場投入当初から比較すると技術進歩は目覚しく、昨今では特有の違和感が無くなっていると思います。フィーリング的には「油圧アシスト」と同じ様なんですが、違うんですよね。
電動化するにはステアリングシャフトに加わるねじれ応力を測定して、モータで最適なアシストトルクを発生させて制御してます。
このねじれ応力を測定するためにステアリングシャフトの一部にトーションバーを付けています。要はステアリングシャフトに「遊び」を作ってあるのです。
私はこの微小な「遊び」が嫌いで肩が凝ります。
何か月経っても気になってしまいます。
誰か頭の良い方、トーションバーを使わず、「遊び」がない電動パワーステアリングを作って頂戴!!!
ステアリングフィーリングは「アシストなし」が最高です!!!
でも、今ではコーナーを攻めることは少ないので「アシストあり」が一番!!!
Posted at 2020/10/09 12:52:10 | |
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