2020年10月18日
こんにちは。
吸気系チューニングについて考察してみました。
二輪車のチューニングに夢中になっていた時代に色々と試した結果、私はノーマルのエアークリーナーボックスをチューニングするのがベストであると思います。
キャブレター時代の話です。
エアーファンネルは、低中速回転ではトルクがスカスカになってしまいます。
また、エアークリーナーが付けられません、爆音が半端ではありますせん、エンジンからの吹き返しでガソリン臭いと言った問題がありました。
キノコ型エアークリーナーは全く使い物にはなりませんでした。エンジンからの吹き返しでエアークリーナー部がガソリンで濡れてしまい、窒息状態になってしまいました。
これは良いと思ったアイテムがありました。
それはエンジンとキャブレターを接続するインテークマニホールドに付けるサージタンクでした。
ここに混合気を一時的に溜め込むでことでエンジン特性がフラットになり、とても扱い易くなりました。
色々と試してみた結果、最終的にはノーマルのエアクリーナーボックスを改造して空気抵抗を下げた仕様が一番良かったと記憶してます。
こんな経験をもとに電子制御エンジンの吸気系チューニングを考察しました。
エアフロメーターで空気量を測定していますので、この部位に手を加えるなら、エンジンコントロールユニットのマッピング調整が必要になります。
よって、エアフロメーターがあるエアークリーナーボックスの蓋は加工しません。
エアーフィルターは空気抵抗なので、抵抗を下げることは有効であると考えます。
cx-30 の場合、エアーフィルターの断面積が大きいので交換する必要性はないと思いました。
エアフロメーターは空気抵抗となるエアーフィルターを介しますので、その先の状態には鈍感になると考えており、エアーフィルター先のエアークリーナーボックスに手を加えても影響は少ないと考えています。
自動車メーカーの吸気系流体エンジニアに怒られてしまいそうですが・・・。
この部分の吸入抵抗を下げることで基本特性を壊さずに改善出来ると考えています。
吸気は脈動しています。
低中速回転ではサージタンクが活躍していますから、低中速回転ではノーマル状態、高速回転での低抵抗化が出来れば良いと考えてます。
私的な考察でした。
Posted at 2020/10/18 09:04:17 | |
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