8chDSP HIFI-X11とMRV-F300、センタースピーカー カーオーディオ
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
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コースタービッグバンは、マイクロバスということもありフロントスピーカーはモノラル音声しか流れない仕組みになっています。
純正スピーカー配線もフロントだけ、モノラル1系統の配線しか流れていません。
リアは天井ステレオスピーカーとなります。
マイクロバスベースの商用車なので、音楽を楽しむという流れが無いのは当然ですが同じ商用車でもハイエースだと、モデルによっては装備が充実していますよね。
と言うことで、運転席周りの音質改善を目的にカーオーディオを組みたいと思います。
写真は助手席シートを取り外し、サイドパネルも撮った状態の助手席左下の現場を写した一枚です。
あの大きなDSPとパワーアンプがあっさりと入って余りあるという、広大な空きスペースがコースタービッグバンにはあります。
カーオーディオされる方には、夢のような空間が設けられています。
早速ここに収納する形で、カーオーディオを構築していきます。
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コースタービッグバン、広大な空きスペースは存在しますが、スピーカーを取り付けるスペースが意外とありません。
定番のドアパネルへの取り付けは、運転席側のドアパネルがプラスチック一枚分の空きスペースしかありません。
なので、ドアに付けるスピーカーは諦めるしか無く必然的に天井に穴を開けての設置かありません。
と言うことで、エアコンダクト近くに穴を開けます。
穴開け自体はカッターで、サクサク切れます。
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いきなり取り付け後の写真です。
スピーカーはカロッツェリアのTS-G1010F、スペーサーにUD-M10Sを使っています。
UD-M10S を使うことで、スピーカーの指向性をある程度の角度を付けられるメリットがることから一緒に取り付けています。
取り付けは簡単ですが、スピーカーケーブルの引き回しが大変で、助手席側のサイドピラーは簡単に取り外せますが、運転席側ピラーには乗降で使う取っ手がありこれの取り外しに苦戦します。
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8chDSP X11BからラインケーブルでパワーアンプMRV-F300へ接続、サブウーファーTS-WX130DAにもラインケーブルで出力させています。
電源は左側のセンタードアに使われるはずだったオートステップを動かす電源、30Aを使っています。
コースタービッグバンでは、乗降を助けるオートステップがオプションでも付けられませんが、電源はバッテリー直下のヒューズから車内まで電源が来ていることから楽々に、バッ直クラスの30Aが無償でいただけます。
エーモンの大容量電源取出しコード AV5.00sq 6m 赤 1188を使って、天井パネルを取り外し配線を回してここまで引っ張ってきています。
5mあれば余裕で届きます。
大変な作業ですが、エンジンルームからのバッ直から比べると楽々作業です。
※電源はバッテリー蓋があるすぐ隣のインテリアパネルを取り外すと、空きカプラーがあり、極太配線が30Aケーブルです。
ヒューズはバッテリー隣にある、ヒューズボックスに30A低背ヒューズであります。
問題は、極厚の電源ケーブル2本に運転席左右のスピーカー、(ウーファー+トゥィーター)×2(左右)=8ケーブルにリアの4ケーブルに、コントロールケーブル、USBケーブル、光端子ケーブル、サブウーファーへのラインケーブル、ライン入力用のケーブルなどなど、相当なケーブルを引き回さないと行けないことからサイドパネルが閉じられるか心配です。
結果的には、端の二つぐらいのクリップを取り外すだけで閉めることに成功です。
ウオッシャー液のタンクも取り外せます。
カーオーディオとしては完成度の高い、配線引き回し後の収納がコースタービッグバンで可能です。
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※写真はセンタースピーカー、左右の音を流しています。
サブウーファーTS-WX130DAは写真にはありませんが、助手席シート下にすっきり収まっています。
左右の天井に付けたウーハーにダッシュボード上に設置たトゥィーターTS-T730の距離を測定、8chDSP X11Bで各スピーカーのタイムアライメントを調整することで、バラバラに聞こえてくる各スピーカーの音の到達時間を一致させます。
細かな設定を終わらせましたが、コースタービッグバンの運転席周りが乗用車ではあり得ない広大なスペースがあるのが仇となり、なんだかスカスカな音場しか再現できません。
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トゥィーターTS-T730は中音も再生できる謳い文句で購入しましたが、再生できても口径が小さいのとエンクロージャーと言うのかバックチャンバーと言うのか、スピーカーを鳴らすために必要な空間容量が圧倒的に足りないので、中音を再生できても音に厚みが発生しません。
ヴォーカルで言うと、声の芯が痩せ細る感じに聞こえてきます。
アルファード20系ハイブリッドには写真の様な、専用の3インチミッドレンジスピーカーを含めた3Wayネットワークで運用していますが、音の厚み奥行きが圧倒的にコースタービッグバンには足りません。
そこで、上の写真の様にダッシュボード上にセンタースピーカーを二つ置くことでミッドレンジの音質改善に繋げています。
立派なミッドレンジスピーカーをダッシュボード左右に置ければ良いのですが、助手席にはエアバック、運転席にはサービスホールがあるので後付スピーカーとなると小型なTS-T730ぐらいしか置けません。
センタースピーカーにはリアスピーカーに取り付ける予定だった、カロッツェリアのTS-G1010Fを左右の音声を流すことでミッドレンジを補完。
※本来はミッドレンジスピーカーを置けばよいのですが、予算オーバーなのと音が良くなるのかまだ不明だったことから、使えていません。
イメージ通りにヴォーカルが、フロントガラス当たりで定位することで目の前で歌っているような臨場感に、天井のウーファーとダッシュボード上のトゥィーターにセンタースピーカーによる包み込まれ舞降る音楽が楽しめるように。
サブウーファーがまた、躍動感の向上に役立っています。
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ついでに、純正カーオーディオを取り外して空いたスペースにVUメーターも取り付けています。
リアスピーカーの配線を分岐させています。
商業車とは思えない豊かな音場空間を構築できたので、カーオーディオも楽しめそうです。
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