
最近経済だの国際政治だのっていう堅苦しい話題ばかりだったので、たまにはみんカラらしくクルマの運転の話題など…
というわけで、こんな記事を見つけました。
1回膨らんで曲がる!? 「あおりハンドル」の謎! なぜこうも「勘違い運転」が横行するのか(くるまのニュース) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/96a093a1f1d184f510dbbe24699b04f80dd0a4d8
(冒頭画像はこの記事から拝借しました)
記事タイトルを見ただけでおわかりになるかと思いますが、左折する直前に一旦ハンドルを右に切るアレですね。
こういう動作を「あおりハンドル」と呼ぶというのは今回初めて知りました。このような運転の癖というか風習・習慣というのは地域性が結構あったりしますが、自分が住む神奈川県内では近年著しく増えた感じがします。
「あおり運転 」がダメなのは言うまでもありませんが、この「あおりハンドル」も
ダメ!絶対!です。
幅広なクルマが増えたとか、ハンドルの切れ角が小さいFF車が増えたとか色々な要因があると思いますが、ちょっとそれだけでは説明がつかない感じがします。「ただ単に下手なドライバーが増えただけ」と言ってしまえば身も蓋もないですが…
本当に細い路地に入るために必然性があってやっているケースは殆どなく、「そこでその逆ハンドル(あおりハンドル)は必要ねぇだろ!」って思ってしまうケースが大半です。
このような操作は厳禁だと教習所で教わると記事に書かれてますが、自分が教習所に通った昭和の時代にはこんな事を言われた記憶がありません。ただ「左折の際には二輪車の巻き込み防止のために左側に寄せろ」とは教わりました。
現在でも街で見かける教習車はそのような動きを実践されていますので、○十年経過した今でもそのような指導が行なわれているものと思います。
この記事では左折の際に対向車線に大きくはみ出してから曲がるような極端な「あおりハンドル」が紹介されていますが、そこまでではないもののやっぱり危険をともなう事例はよく見かけます。
近年では右折の際に左に「あおりハンドル」を切る人もいて、中には右折レーンから直進レーンにはみ出してくるクルマまでいたりします。
ここまでくると最早意味不明ですが、左折レーンから直進レーンにはみ出してきたり、直進+左折レーンから右折レーンにはみ出してきたりなんていうのはザラです。
おそらくドライバーさんは本当に無意識のうちにそのような操作を行なっているんだと思いますが、危険性に気付いていない分、余計にヤバいと思います。
左折レーンの左折車や右折レーンの右折待ちのクルマの横をパスして直進する時に、そのような動きをしてこないか警戒しながらの運転を強いられるようになったのは本当にここ数年の話です。
何なんでしょうね…?
小回り性能が売りのルノー・トゥインゴに乗っている自分が「そんなことしなくても曲がれるだろ!」って書いてもあまり説得力がありませんが、それでも閉口してしまうケースはよく見かけます。
これって
運転が上手いとか下手とかって話じゃなく、ちょっとした心掛けだけで是正・改善できる話なんですけどね。
左折する際に逆ハンドルを切ってしまいたくなるタイミングで、もうほんの少しだけブレーキを踏み続けてもう少しだけ速度を落として小回りして曲がるだけの話です。
15〜20km/h以下まで速度が落ちてしまうと2速では再加速が厳しくなる我がルノー・トゥインゴSリミテのようなクルマでは、1速にシフトダウンするためにヒール&トゥとかダブルクラッチとかをやらなくてはならなくなったりする場面もありますが、そのような操作の必要がない一般的な2ペダル車では何も難しい話ではありません。
近年多くみられるようになった、ちょっとした心掛けだけで是正・改善できる「変な運転」はこれ以外にもまだあるんですが、それはまた別の機会に…
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2022/08/28 21:59:20