
今回調達した複式の跳ね上げ式メガネフレームですが、「NOVA Hand Made Item」というブランドの「NOVA sports73」というモデルになります。
ネット通販で調達したのですが、この商品、実は
メーカーサイトに掲載されていません…事情はよくわかりません。鯖江製眼鏡チタンフレームとしては割と安価でしたし、普通なら付いてくるであろう保証書がなかったし
まさか偽ブランド品…?まあ知らない方が幸せな事は世の中いっぱいあります。
それはともかく「sports」という名前がついてますが、これを掛けて激しいスポーツをやろうという人はいないと思います。
冒頭写真はこのフレームを上から撮影したものですが、写真からわかるようにフレームに若干カーブが付いています。
サングラス用フレームやスポーツフレームでは横から眩しい光が入り込まないようにこのようなカーブがつけられているのが普通です。
このカーブの程度により4カーブとか6カーブとかという数字がつけられ、この数字が大きくなるほどカーブが強くなるようです。
そしてこのフレームは前が5カーブ、後が4カーブという仕様になっています。
前回 前玉の第一候補として
Transitions社のDrive wearというレンズを挙げました。
この商品の価格がどの程度なのか調べ始めたところ、度無しだと2枚で2万円台、遠近両用になると結構なお値段になってくるようです。
ところがもう少し調べると、この銘柄の度無しレンズは「6カーブ」の物しか用意されていない…度入りの物でも4,6,8カーブしか用意されていない模様…
フレームとレンズのカーブが合っていないとどうなるのか調べてみましたが、
・「強制加工」という加工をすれば技術的には取り付けは可能
・しかし偏光レンズの偏光膜はデリケートで、無理な組み込みをすると傷みやすいかも
・またフレームを加工すると跳ね上げの丁番にもストレスが掛かり悪影響がありそう
というような事がわかってきました。
実際のところどうなのかはプロの意見を聞かないとわからないですが、他に5カーブの良いレンズがないかも調べておかないといけません。
ネット検索してみたところ、
HOYAのPolatechという偏光レンズが5カーブの度無しレンズを用意しているらしい事がわかりました。
通常の偏光レンズは偏光膜を二枚のレンズの間にサンドイッチするような構造になっていますが、この銘柄はレンズ表面に偏光のコーティングをしているとのこと。コーティングの寿命がどの程度なのかわかりませんが、通常の構造のものよりはタフだという謳い文句になっています。
もちろん他の製品でもこのフレームに適合するものがあるでしょうが、一応ここまでの下調べをした上で持ち込みフレームのレンズ交換に対応してくれて、「Drive wear」と「Polatech」の双方を取り扱っている眼鏡屋さんに行ってきました。
つづく…
Posted at 2024/09/19 01:35:52 | |
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