お盆休みなので、カワサキH2のユーザー車検に明日行きます。整備ついでに、気になっていたメーターカバーの塗装剥がれを修理します。左の写真はもてぎサーキットで撮ったものですが、よく見ると左のスピードメーターの塗装がはがれています。
大昔に使ったZymolite Wrinkle finishというチヂミ塗装のスプレーがあるので、それを使って再塗装してみます。このスプレーは、最初に使ってから20年以上経っているものですので、ちゃんと縮み模様ができるのかちょっと心配です。
まず最初に、古い塗装をはがします。もう一個塗装が剥がれたメーターカバーがあるので、ペアで再塗装です。これも何年経っているのかわからない剥離剤を使います。
紙コップに出してみると・・・ う~ん、えも言われぬ色です。元は薄緑色だったような気がしますが。果たしてこれで塗装がはがれるのでしょうか?剥離剤を塗るための刷毛は、ニス塗りに使ってカチカチになったものを使います。刷毛の塗料も取れて一石二鳥という算段です!
剥離剤は強酸なので、水道のある流しで作業しました。以前、手についてヒリヒリ痛い思いをしましたので。剥離剤を塗ってしばらくすると、塗料がぶよぶよにはがれました。剥離剤はまだ使えましたね!刷毛も復活しました!
一旦、水道で洗ってみると、片方の塗料はほとんど取れましたが、もう片方は下塗りがまだだいぶ残っています。こちらは過去に念入りに再塗装したんでしょうかね。
再度剥離剤を塗って、残った塗装も剥がします。古い塗料が綺麗に取れたところで、ナイロンたわしで擦って細かな塗装の除去と足付けをします。
水分は灼熱の太陽であっという間に乾き、塗装に入ります。スプレーの空き缶に、DB7のスピーカーに使ったあまりの隙間スポンジを貼って、いい感じの塗装用ホルダーができました。これで空き缶を持って回しながら均一に塗装できるはずです!
メーターカバーをかぶせるとこんな感じ↓
最初にミッチャクロンを吹いて、それで下塗りは終了という手抜き塗装です。プラサフなしでも縮み塗装なので、多少のアラは隠れるだろうという算段です。
塗料を吹き付けてから、ドライヤーで熱風を当てて縮ませるのが良いということで、ドライヤーをあてますが、テカテカのままで縮みが出ません。昔の記憶だとドライヤーを当てるとすぐに縮みが出てきたような気がします。「失敗」の気配がしてきました・・・
やはり20年物はダメなんですなあと思いつつ、ダメもとで、灼熱の直射日光に当てて放置しました。30分ほど放置して見てみると・・・ おお!縮んできてます!太陽パワーのおかげなんでしょうか!?まだ縮んでいない部分にも日が当たるようにして再度放置です。
結果的に結構満足の出来になりました。一部、塗装のハジキが出ていましたが、縮み塗装なのであまり目立ちません。これで良しとします!
明日はH2のユーザー車検のため陸運局に行ってきます。どうなりますか・・・
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カワサキ750SS H2 | 日記
Posted at
2022/08/18 17:11:00