
梅雨にはいっているので当然ながら今日は朝から雨。でも10時くらいには雨も上がったので、この秋購入後の初車検を迎えるR60ミニクロスオーバーのブレーキパッド交換をすることにした。
パッドはずいぶん前に4輪分を購入済。ジャッキアップは前後2輪をいっぺんに上げてサクッと1時間もあれば完了できるだろうと作業を始めた。また雨が降ってくる前には終わるだろうという算段。まずは助手席側の後輪。タイヤを外してキャリパーを13mm、回り止め16mm?で外す。古いパッドを取り出して、新品のパッドを挿入。おっとピストンを押し戻さないといけない。
以前ピストン押し戻しツールなるものを購入しようと思ったこともあったが意外と高いので、Z4の時はCクランプを使ってピストンを押し戻した。今回もそれで行こうと思ったのだが、キャリパーのサイズの関係で手持ちのCクランプではどうやらうまく押し戻せない。
4輪同じことをするのを考えると、ここは諦めてピストン押し戻しツールを購入しようと決意。数か月前に近所にアストロプロダクツが開店したので、早速買い出しに行く。
高い製品もあったが意外にも980円の製品もあったので、早速購入。セール中で10%オフだったようだ。この工具が1,000円以下ならまあ納得。すぐに自宅に戻って作業を進めるがこのピストンを押し戻しツールを使ってもピストンが押し戻せない。かたい。なぜだ?
で、ふとMiniではパーキングブレーキがディスクブレーキを使っていることを思い出した。ちなみにZ4はドラムブレーキがパーキングブレーキとして使われている。そうだ、パーキングブレーキがピストンを押し出しているからピストンを戻せないんだろう。そこでパーキングブレーキを解除したが、まだ戻せない。おかしい。パーキングブレーキを解除してもピストンは押し出さないかもしれないが、ピストンをある位置では保持しているハズだ。パーキングブレーキのケーブルを外す必要があるのか?そんな話は聞いてないぞ。
ということで混乱から抜け出すために部屋に戻って、グーグルにお世話になる。どうやらピストンを回転させながら押し戻す必要があるということが判った。これはパーキングブレーキ併用型のディスクブレーキでは普通だそうだ。知らんかった。
言われてみるとピストンの先端部分の形状が変な形をしている。溝があってどうやらここに引っかけてピストンを回しながら押し戻すようになっているということのようだ。
アストロプロダクトに戻って追加で工具を入手しようかとも思ったが、雨も心配なので今日は負けを素直に認めて、古いブレーキパッドを取り付けてタイヤを元に戻して作業終了。必要な工具を手配して、次回再挑戦することとした。日曜日、梅雨の晴れ間にR60と遊んだ話でした。
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2024/06/23 17:30:24