R60 ミニクロスオーバー 吸気側VANOSソレノイド交換
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カミさんが使っているR60ですが、変な表示がするということで見てみるとエンジンチェックランプが点灯していました。エンジン音も少し不規則です。
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早速エラーコードを調べると。。。
2D5A VANOS intake:contorl fault, camshaft stuck
と表示されます。
どうやら吸気側のVANOSソレノイド不良か、カムセンサーのいずれかに問題があると考えられそうです。
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ということで、サクッと吸気側のVANOSソレノイドを交換しようとしましたが。。。
T30トルクスネジで止まっているのですが、ネジ山がなめており、うまく外せません。果たして自分で外せるのか?自信はありませんが、挑戦してみまあす。
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(後日追記)
T30トルクスビットを手配し、
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インパクトドライバーもゲット。
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今回入手した道具で何とか外そうとするも、やっぱりダメ。
ここまでは、ネジ山を崩さずに再生することを前提に取り組んだが、どうやら別の方法が必要なようだ。
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そこでネジ外しビットを入手して、最後の挑戦!
でも、うまく行かない。話としてはネジ山部分に5mmの穴をドリルで開けて、その穴にネジ外しビットを噛ませる訳だが、そもそも狭所でドリルでの穴あけができない。
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もし今のネジが外れたとしても取り付けには舐めてないネジが必要なので、Mini正規ディーラで予備も含めて3個、ネジを手配しておきました。
またどうしても自分で外せない場合は、経験も知識も工具もある正規ディーラに頼むしかないと思いました。
もう少しやってみようと思いますが、ひとまず正規ディーラへの入庫予約だけお願いしました。入庫予約は2週間後です。
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(正規ディーラへ入庫)
あれから2週間が立ちましたが、その後のDIYでの対応は壁にブチ当たりました。最後の頼みで、知識も経験も道具も揃っていると思われるMini正規ディーラに入庫です。最終的に交換したいのは、写真のVANOSソレノイドですが、T30トルクスネジさえ外せれば、DIYでも可能な単純な作業。
「流石はMini正規ディーラ!プロは違う!」という顛末になることを期待していましたが、結果はそうではありませんでした。
T30トルクスネジを外すために正規ディーラが提案してきたのは、エンジン脱着!見積は軽く10万円越え!
ネジ1本を外すためにエンジンを降ろすことにことになろうとは!
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さー、どうする?
私が選んだ道は、当面エンジンチェックランプ点灯のまま使用するという結論です。
そもそもVANOSソレノイドが動かなくても、微妙なバルブタイミングの調整が行われないだけで、車は普通に走る訳です。ターボがちゃんと効かないかもしれませんが、それでも普通に走ります。昔の車なんか、可変バルブタイミングなんて無かったし。。。
幸い車検を通したばかりなので、次回の車検まで2年弱あります。その間に外れないネジについてジックリと取り組みたいと思います。
ということで、T30トルクスネジとの戦いは、一時停戦という形となりました。進展があれば、またここに追記します。
ちなみにECUが混乱しないようにVANOSソレノイドの接続コネクタは外しておきました。エンジンは不自然さなく動作する感じです。
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(2025年2月16日作業再開)
春になってから作業を再開する予定でしたが、突然のポカポカ陽気になったので、朝8:30から作業を再開しました。
まずは作業スペース確保のために、エアクリーナーとスロットルボディ手前のエアダクトを外します。
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今回はより大きな作業スペースを確保するために、スロットルボディを外します(外したついでに清掃しときました)。
しばらく作業するも、やはり作業スペースが足らないので。。。
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さらにナット5個とボルト1個を外してインテークマニホールドをずらしました。
こうすることで作業スペースが広がるだけでなく、T30トルクスボルトが直接目視できるようになりました。
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なお、ドリルやエクストラクターを使うに当たっては、写真の90度の軸変換が必要です。でも、押し付ける方向に力が入りずらいので、ドリルの穴あけがなかなかうまく行きません。ドリルの刃が鈍っているかも?
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写真の赤枠がT30トルクスボルトです。スネークカメラを使わなくてもボルトが見えるので、作業はずっと楽になりました。
でも、ボルトの頭にドリルで穴開けしてネジ外しのビットを噛ませようとしますが、なかなか噛みません。
ネジザウルスでボルトの頭を掴んで緩めようとしましたが、握力不足か、これもダメです。
昼ご飯と犬の散歩、アストロプロダクツに行ってネジザウルスを購入した以外、朝の8:30からずっと作業しましましたが、3時になったので店じまいすることにしました。車はカミさんが日常的に使う車なので、前の状態に戻して使えるようにしました。
追加のツールを手配して、次回挑戦します。乞うご期待!
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追加ツールが到着しました。次回の作業では2つの方法を用意して取り組みたいと考えています。ひとつ目はバイス機能付きネジザウルスです。これでT30トルクスが外れればシメタものなのです。それでもダメな場合は、2つ目の方法で、切れるドリル刃で下穴をあけてネジ外しビットで取り外すという作戦です。
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(2025年2月24日再挑戦)
ドリル刃とバイス機能付きネジザウルスが入荷したので、再挑戦。
現状のT30トルクスの状態は写真のような感じで、星形の溝はドリルの穴あけで消滅している。
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今回は作業空間の確保すべくとうとうインマニも外した。まさかVANOSソレノイド交換でインマニを外すことになろうとは思わなかったが、良い経験になった。
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インマニを外すとかなり作業が楽になりそうで、期待で胸が膨らむ。
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空間が確保できたのでiPhoneでT30トルクスの状態を撮影できるようになった。
ネジザウルスで取れればラッキーという感じだが、そうは問屋が卸さない。やっぱりネジ外しビットで外す方法しかなさそうだ。
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購入したドリル刃を使って1.5mmからだんだんと穴を大きくしていき、3.2mmで穴を空けている最中にそれは起こった。
写真でお分かりになるかどうか。。。破断したドリルの刃が穴に残ってしまった。
北風が吹く、真冬に外での作業を行っていたが、ここで一旦退却することとした。さー、次回はどうなるか。。。
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