N73WG)補器ベルト交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
ムーヴのエアコンコンプレッサーベルトがぶっちぎれたもんで、不安になってRVRの補器ベルト(ファンベルト)を点検したらかなりひび割れていたので、即行で交換することに。
点検記録簿を見てるとマメに整備してるオーナーさんだったので大丈夫だろうと思って点検してなかったのは慢心だった…。
2
ベルトは運転席側から作業します。
ジャッキアップしてホイールを外したらエンジンサイドカバーを外します。
インナーフェンダー(三菱的名称はスプラッシュシールド)の前方内側のクリップ2カ所、サブフレーム下側のクリップ3カ所とボディパネルのボルト2カ所で留まっています。
3
サイドカバーを外すとクランクプーリー(左)とオートテンショナー(右)が見えます。
オートテンショナーの1/2インチ角のホールがあるので、1/2インチ角のスピンナーハンドルを差し込んで反時計回りに回転させ、止まったところでストッパーホールに6mmのボルトや丸棒を差し込むとテンショナーが緩んだ状態で固定することができます。
テンショナーを緩めたら、ベルトをプーリーから外します。(リブのないプーリーの方が外しやすいと思います)
テンショナーとクランクからベルトを外したら、上からベルトを引き抜きます。下からでも抜けますが作業的には手間がかかります。
ベルトを外したら、クランクプーリー以外のプーリーの回転具合を点検しておきます。プーリーがガタついていたり、スムーズに回らなかったりしたら早々に交換しましょう。(ウォーターポンププーリーは水の抵抗があるのでくるくるとは回わらないので、ベアリングの具合を点検します。)
点検(元から不具合が判っていたら該当部の交換・修理)が終わったら新しいベルトを掛けていきます。
ところで、どう掛かってたか覚えてます?(ぉぃ
4
ベルトを外す前にどうやって付いていたか、っていうのはメモるなり写真を撮るなりして記録しておきましょうというって話で。
4G63は画像のような取り回しになってます。ベルトがねじれないようにプーリーに掛けていきます。
--->不確定情報
4G93(1.8L)、4G64(2.4L)はベルト2本らしいです
<---ここまで
新しいベルトは古いベルトより短い(伸びてない)のでテンショナーを完全に緩めていてもプーリーにはまらないことがあるのですが、その場合はクランクプーリーのベルト接触面の回転方向下流(確かアイドラプーリー側)にベルトを掛けられるだけ掛けてたら、エンジンが掛からないようにスターターを回します。上手くいけばクランクプーリーがベルトを引き込んでくれます。ダメならテンショナーをリリースしてベルトにテンションを掛けます。その時にベルトが外れてしまうようならベルトの掛け代が足りないので、もう一山プーリーの掛ける量を増やすか、割り箸などをベルトとプーリーの間に噛み込ませてベルトの張力を増やします。
ここでどうしようもなければ、ディーラーや修理工場に行くにしてもオーバーヒートかバッテリー上がりですので、がんばってください(ぉぃ
5
ベルトをすべてのプーリーに掛けたらテンショナーをリリースしてからエンジンを掛けてベルトの張力を均して作業終了です。
それにしても
オートテンショナーって楽ね~。手動調整のテンショナーだと新品ベルトを組むと初期なじみですぐ伸びちゃうから再調整が面倒でねぇ…。ま、そのオートテンショナーもスプリングがへたると必要な張力までベルトを引っ張れなくなっちゃうんだけど、まず気付かないんだよね(汗
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