今週、5月14日(火)は楽しみにしていた「ダイアナ・クラール」のライブに行きました。
余裕を持ってJR金山駅を降り立ち、会場である「日本特殊陶業市民会館ビレッジホール」まで徒歩数分なので、「コメダ珈琲店」でコーヒーと名物「シロノワール」で小腹を満たしました。
元々、嫁さんとは出会った頃から当時、ダイアナ・クラールにぞっこんだった私がDVDをいつも観させ、CDもいつも車で流し、そして20年前くらいのライブにも一緒に行った、謂わば「想い出のJAZZの夕べ」なのです。
半年前の先行予約で購入していたチケットは前から9列目、ダイアナ・クラールを少し左からピアノを弾く手元も見れる絶好のポジションでした。
実際のライブが始まると20年前よりグッと渋くてシンプルなピアノトリオ演奏にくぎ付けになりました。
ハスキーでニュアンスに富んだボイスや髪をかき上げる仕草は変わりませんが、お互い年齢を重ね(59歳になるそうですが)歌の合間のピアノプレイにも極上なインタープレイでうっとりさせられます。
耳なじんだ曲達ですが、昔とはアレンジを変えていて、それぞれの曲で「おおっ、そう来るか?」とワクワク魅了させてくれます。
今回のメンバーは、ベースのトニー・ガルニエと、ドラマーのマット・チェンバレン、かつてボブ・ディランなどロック畑での演奏もしていたそうで、
後半のトニーがアクースティックベースからエレクトリックベースに持ち替えた曲やラストの「ルート66」などJAZZの自由さは保ちつつブルース色の濃い印象でした。
1990年台のモーレツにスィングするダイアナとリズムセクションの乗りが大好物だった私は、少しロック寄りになってきた彼女はやはりご亭主の「エルビス・コステロ」や仲間たちの影響もあるんだろうな・・・と感じました。
ステージ中盤、ダイアナがソロコーナーで会場に「どんな歌が聴きたい?」とリクエストに応えしっとりと「BLUE SKIES」とコケティッシュに「LET'S FALL IN LOVE」を歌ってくれた時が一番、至福な時間でした。
・・時が過ぎるのは早い物で、ライブも終わり、高3息子が通う塾の最寄りの駐車場にシャランを停めていたので、LINEで連絡を取り帰路は合流して帰宅しました。
数日が過ぎ去り、ダイアナも日本ツアーを終え帰国の途に着いた頃かと思いますが、私はあらためてダイアナ・クラールを大音量で聴きたくなり、
普段は家族に気兼ねしてヘッドホンで聴いていますが、
今夜は息子はまだ塾、嫁さんはお風呂に入っている・・というタイミングで、
久しぶりにJBL4318のオーディオシステムでベースが腹に響き、ドラムのシンバルレガートが弾け飛んでくる様な大音量で彼女のDVD「LIVE IN PARIS」を視聴しました。
ああ~、ダイアナのボーカルとピアノ、やっぱりよきかな
Posted at 2024/05/17 23:26:03 | |
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