レカロシートの染色#1(ポリエステルダイ)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
中古で買った時から付いている純正のレカロLX。30年戦士ともあって日焼けやシートベルトの擦れもなかなかの状態。直せるもんなら直したい。写真は買った当時のもの。ビフォーを撮り忘れた。
レカロ生地は恐らくポリエステル混紡なので、「ポリエステルダイ」による染色にチャレンジ。染まらなかったらダイロンでリトライか、はたまた染めQで染めるか。
2
手始めにヘッドレストでトライ。外し方は多くの人が上げているので割愛。
蛍光灯の下だと日焼けは案外目立たない。
表皮を外します。
3
表皮は縫い付けてあるわけではなく、写真のようなU字のプラスチックに逆側の縁が差し込んであるだけなので、取り外しは簡単。3か所あります。
4
外せました。
中のウレタンは特にボロボロというわけではなさそうなので、今回はそのまま再利用。
5
バケツに水と洗濯洗剤を入れて揉み洗い。思った以上に汚かった。水が茶色く濁りました。2~3回洗ってすっきりさせます。
一応この後洗濯機ですすぎと脱水は掛けました。
6
今回使うのはポリエステル染色用の「ポリエステルダイ ブラック」。
染色が難しいポリエステルを染色できる優れもの。ダイロンだとポリエステルは染まらない。
ポリエステルダイは90℃以上の加熱染色なので、コンロとデカイ鍋が必須。ステンレスの鍋があると鍋への色移りの心配がないのでオススメ(寸胴鍋がサイズ的にも最高)。無いので普通の鍋を使いました。
7
染料に添付の説明書の通りに準備し、90℃以上で30分間煮込みます。温度計が無かったので、グラグラする一歩手前あたりで調整。
煮込んでいる間は常に布を動かさないと、ムラになってやり直すことになります。持ち上げては向きを変え沈め、の繰り返し。割りばしがオススメ。
ちなみにU字のプラスチックごと煮込みましたが、外せるなら外した方が簡単です。縫い付けられているだけなので、染色した後に縫い付ければOK。煮込んでも変形はしません。
30分間煮込んだら、説明書の通りにお湯を張ったバケツに移して冷まし、数回すすいで洗濯機で脱水し、干して乾燥させます。
ただ湿っている状態でヘッドレストに被せて固定した方が良いです。乾燥が進むと生地が若干縮むので、パツパツになって取り付けが困難になります。もし縮んでも霧吹きで水をかければ伸びますのでご安心を。
8
蛍光灯の下だとイマイチ染まっているのか分からなかったのが、シートに付けてみると一目瞭然。真っ黒です。
とりあえずポリエステルダイでの染色は上手く出来てそうなので、次回はシート本体表皮の補修と染色にチャレンジ。
#2に続く。
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