70スープラ スタータ交換&スタータリレー化
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
12時間以内 |
1
以前にリビルト品のスタータに交換したのですが熱間時に始動しなくなることがあり(所謂カチカチ病)、路上でエンストして再始動できなくなる恐怖から解放されるためにも、再度スタータ交換します。
今回はせっかくなので寒冷地仕様のリダクション式スタータにしました。写真左がリダクション式、右が取り外したプラネタリ式の通常品です。
今回取り付けたものはJZX100等に使われている品番28100-46140のリビルトスタータです。
ん?と思われた方もいるかもしれません。通常であればJZA70のリダクション式は品番28100-46090 or 28100-46100になります。
実はキー⇒スタータに繋がるコネクタ(C端子)の違いだけで、モノ自体は同じJZ系エンジンなのでポン付け可能です。つまりコネクタ交換 or 変換ケーブルを付けてしまえば使用可能になります。
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コネクタは品番90980-11400です。ディーラで注文して翌日には届きました。
端子は187型防水端子で、配線コムなどで入手可能です。ワイヤシールも同時に入手することをお勧めします(私が注文したサイトでは付属していました)。車両からのケーブルは恐らく3sqなので、対応した太いものを選びます。
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元々の車両から出ている端子形状ですが、実は一般的な1極250型コネクタで、エーモン製のものが使えます。
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これらを組み合わせて図のような変換ケーブルを間に入れることで新しいスタータを使用可能になります。
これだけでも動くのですが、今回は念には念をということで変換ケーブルは使用せず、スタータリレー化します。
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図のような回路になるように配線を引き直しました。
スタータのマグネットスイッチを動かす線は3.5sqのものを使用します。マグネットスイッチだけでも結構な電力を使用しますので。
因みにJZX100やJZA80のスタータリレー回路と全く同じ構成です。ヒューズ容量も30Aで一緒。
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ヒューズボックス内に新たに30Aヒューズを設置。4013-A-125の矢崎ヒューズホルダーがピッタリ装着できます。
ちなみに配線を新たに取り廻すにあたりヒューズボックスを取り外しましたが、非常に簡単でした。穴あけも必要なく元から大きな穴があいています。
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リレーはパナソニックの30Aまで対応のものを使用しました(写真赤丸)。リレーボックス下部に良い感じの穴があったので、クリップで装着しました。
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スタータ装着後の写真です。リレー配線はコルゲートを巻いて通してあるので見た目すっきりしています。
スタータのB端子の位置が大きく変わり、そのままだと元の配線が届かなくなるのですが、配線途中のクリップを外すことで届くようになります。
始動は一発OKでした。始動音がまるでトラック。。。
ちなみに一番大変だったのはスタータの脱着で、上下2本のボルトで留まっているだけなのですが、なんとまあ手と工具が入らないこと。結局上側ボルトは上からメガネレンチで、下側ボルトは下からソケットで回しました。どちらも14mm。適した工具があればあっという間なのでしょうが。。。
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