2022年08月30日
取り付けてから数日が経ち、実際に使用して気づいたことを幾つか。
その前に、このページは、60歳、乱視、老眼のものが書いています。ご注意ください。
設置の目的
①夫婦で使用しているため、ドライバーが入れ替わるたびにアナログルームミラーの調製が必要なのが面倒だった。
スマートルームミラーを導入して、位置の調製を省きたい。
②キャストアクティバのバックドアのガラス窓が小さいので、後方視界があまりよくない。後方カメラを設置することで、車の形状や、積載物に依存しない後方視界を得たい。
目的に対する成果
①馴れは必要ですが、いちいち調整しなくても運転交代できそうです。
②すばらしい後方視界です。
以上のように当初の目的は充分クリアできました。が、様々な問題点が浮上してきました。ある程度予想できたこともあるのですが、スマートルームミラーは、最初に書いた、60歳、乱視、老眼には厳しいと実感しました。
では、その報告を以下に
①目の焦点 その1
老眼だと、スマートルームミラーの画面に焦点を合わせるには、一瞬の間が必要です。遠景を見ていて、いきなり近くを見ることになるからです。しかも老眼なので、少しぼやけます。
②目の焦点 その2
スマートルームミラーが故障した場合でも、アナログルームミラーとして機能する構造なので、鏡面に反射した風景が写りやすくなっています。目の焦点位置を変えれば、鏡面に写っている風景は見えなくなるのですが、私の目では焦点の調整に時間がかかります。
アナログルームミラーではないので、鏡面を目と正対させなくても画面が見える利点が、白いマスクが写り込んだりして、どうも利点を生かしきれません。
③景色の流れ
遠景(画面の中央付近)は、従来のアナログミラーと同じで、「景色が流れる」事を意識することはありません。しかし、カメラが広角なので、近景(画面の左右の端側。特に右側)は、とても早く景色が流れます。
これまで、ボディーに隠れて見えていなかった部分の景色です。
慣れていないせいもあって、運転中に目の左端で、景色が早く流れられると気になって仕方がありません。
④夜間の後続車ヘッドライト(白飛び)
SONY製STARVISカメラだと、白飛びが少ないとの情報でしたが、私の目にとってはまだまだ性能不足を感じます。後方カメラは、バックドア車内側の上端部に設置したのですが、窓ガラスの少しの汚れでも光が滲むので、カメラ設置部分の窓ガラスの清掃は、これまで以上に気を付ける必要があります。設置位置を再検討する必要があります。
・①②③は、軽四ということもあり、ドライバーの目とルームミラーが近いために起こることかもしれません。メーター類よりも近いところに目の焦点を合わせるのはなかなか大変です。
いっそのこと、ダッシュボード上にスマートルームミラーを置くのも一案ではないかと思っています。
・ノングレアフィルムが必要かも。
・画面の拡大ができる機種なら、景色の流れと、後方視界の広さの調製ができるかもしれません。
・購入機種の前方カメラは、ミラーに付いています。前方カメラもミラーと分離出来る機種であれば、スマートルームミラーの取付位置を若干でも左右調整できるので、使いやすくなるかもしれません。
スマートルームミラーで、これだけ試行錯誤が必要とは思っていませんでしたが、いろいろ試していきたいと思っています。
Posted at 2022/08/30 16:41:23 | |
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