
我が家にある車両の中で、唯一の4本スポークステアリングを装着しているストリーム。
世界皮革にオーダーしたカバーを巻いていたが、表面の塗膜が剥げ始めていたことから、新たにカバーを製作&巻きなおす。

革取りから新規で製作するので1週間程度かかると予測し、その間ストリームが使えなくなるのは困るので、互換性のある「ザッツ」のステアリング(探した時点で最安だったので)と交換しておいた。

取り外したストリームのステアリングに合わせて革取りし、白糸で仮縫い。

全体を仮縫いしたら、革を十分に濡らしてからバンテージを巻き付けて形を整える(画像を間違って消去してしまったw....)

「2日間バンテージを巻いた状態で放置して乾燥(形が出来た)した革」の細部を修正し、黒糸で本縫いする。
水に晒した後ステアリングに巻いて革取りし、バンテージを巻いて乾燥させたので、パサパサで油分が抜け気味(´;ω;`)。

使用した革は「タンニン鞣し・芯通し染料染めの1ミリ厚馬革」。
(顔料染めの革と違って手触りがとても良い反面、こまめなメンテナンスが必要だ。)
糸を強く締めると革が千切れるので、馬油を摺り込みながらの作業になる。

革巻きが終わり、油分補給~1日放置して「1909」を擦り込んでおいたステアリングを装着する。

ホーンパッドは、革を貼ることでステアリングと干渉する、コノ部分を、

このように削る。

で、こんなふうに折り返して貼り付ける。

一枚の革で製作する予定で「十分な長さと幅の有る革」を用意したのだが、天然皮革故に伸びの違いが出てしまいステアリングカバーは3分割になった。しかも左右対称になっていない。
ホーンパッドは1枚革で形状合わせが出来た。
ステアリングエンブレムが、「ステラ同様の取り外しできない装着方法で付けられている(??)っぽかった」ので、取り外さずに上から革を貼ったので、タイプR風のパチモンのエンブレムを貼ってある。

1ミリ厚の革を使用したので、「左右の上部スポーク部分の6個の突起」も浮き出てくれた。ホーンマークは、小さくて形状が複雑なので浮き出てこないだろうなぁ....

今後はステアリング・ホーンパッドの凹部(SRS AIRBAGの刻印と、パンチング風窪み等)が、使用に伴い出てきてくれるだろう。
2022/06/01

エンブレムが剥離....
Posted at 2022/05/15 18:54:31 | |
トラックバック(0) |
ホンダ ストリーム | 日記