
他の追随を許さない、圧倒的な性能を誇るFFBマフラーですが、
その精密さゆえに、幅広い個体差まで全てをカバー出来ないのは
仕方ないと言えるでしょう。
吸気から、内燃を経て、排気に至る経路を関数とするならば、
その解は出力に出る、と考えたとしましょう。
賢いECUやCVTにより、その関数の中身はより複雑です。
私のFitは定速走行時からの加速時に「ぼぉ~」と音質的には
エンブレのような低音が響いていました。純正に比べ、どちら
かというと高回転向きかな、と、このマフラーの特性を見てい
ました(それでも十分の低速トルクはありました)。
何度かLEADさんにメールを出し、アドバイス頂きましたが、その
事象は消えませんでした。
当たり前な話ですが、エンジンには特性があり、爆発の間隔による
排圧と脈動効果と管長の関係は切っても切り離せないでしょう。
そんな特性に体を合わせることもある意味効率化(笑)だと思い
ます。バイクに乗っていた時から、どうにもかぶらせる様な
運転をしていましたので、そこから変えようと試みました。
しかし解は出ず、メーカーに問い合わせることにしました。
が…この時、既にLEADさんはこの複雑な関数の解を出してました。
正に技術と理論に裏打ちされた逸品とはこのことです。
私は誤解していました。当初、FFBマフラーに交換して、トルクフル
になり、燃費も伸び、十分満足できる領域にありました。それが
FFBマフラーだ、と言われれば、十分に「凄いマフラーだ…」と
言えるレベルです。実際、そう言ってましたから(笑)
が…
今回のこれ(写真:下が今回の改)です。
外見は消音器の容量が大きくなっただけですが、
「中身は一体どうなっているんですか!?」
…いや、開けても、もっと言うと説明聞いても
分からないでしょうけど(笑)
エンジン始動時に音がマイルドになるのは分かります。しかし、
排圧も変わっていないようですし、何より、低速から背中を
押されるような加速が当たり前のようにきます。
(↑これです、待っていたのは(感涙)↑)
分かりますか?私の驚き?
誰ですか?プラシーボとか言ってるの?(笑)
実際体験しないと分からないかもしれませんね、こればっかりは…。
定速走行からの加速時の音が無くなってる、とかそんなん当たり前なんすよ。
(口調がおかしくてごめんなさい)
なんで街乗り常用域(高速はまだテストしていません)において
こんなスムーズになるんでしょう!?正に音エネルギーを効率的に
力に変換してるという感じがします。音対策だけかと思っていた
私は恥ずかしい…。それにしても…何故?何故?何故?
本当に素晴らしいマフラーです。
ただ、私が思っていた電装系を捨てきれないところが石頭の
石頭たる所以です(笑)。こちらはこちらで年明け、時間が出来
たら試してみます。
Posted at 2007/12/25 13:24:58 | |
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