パワステホース＆Oリング交換

先日ディーラーで車検の見積もりのため点検したところ、驚愕の金額を提示されました。

通常の車検費用の他、パワステオイル漏れでパワステポンプ交換と、トランスバースリンク（ロアアームバーに付いているやつ）のブッシュ破れでボールジョイントごと交換等の修理代で何と総額約34まんえん！の金額を提示されました。

パワステポンプ交換は高いのは知っていましたので、交換しなくても何とかならないかとパワステポンプ周りを確認すると、漏れている場所を発見しました。

リザーバータンクから出ているホースとポンプを繋ぐ黒い樹脂の周りが漏れたオイルでべチョッとしています。

前にパワステフルードを交換した際に汚れている場所をパーツクリーナーで清掃しましたが、また汚れていたので漏れている箇所が特定できました。

ポンプからの漏れは無い前提で、整備士である息子のアドバイスもあり、上側のホースと接続部のOリングを交換すれば漏れがなくなると判断し、ホース、Oリング、パワステフルードを購入しました。

リザーバータンクからフルードを抜いたあと、リザーバータンクとポンプからホースを外した瞬間にホースの先が意外な方向に向いてフルードが飛び散りましたが、養生を徹底していたので被害は最小で済みました。

フルードがこぼれたり飛び散ると拭き取るのに余計な時間と労力、ストレスがたまるので養生はこれでもか、というくらい派手にやったほうが良いです。

漏れたフルードで汚れている箇所をパーツクリーナーとティッシュで清掃してから、接続部のOリングを交換します。

外したリングは断面の形状が■で、新品の形状は●で色も違っていて、新品の方がきつめで漏れそうにない感じです。

ポンプ下は漏れたフルードで汚れていたのでパーツクリーナーとティッシュで清掃しました。

これでしばらく走行して漏れが無いのを確認。
工賃込みで10万円だったのが部品代だけで済み、掛かった費用は３，６００円でした。

ただ、パワステポンプは確実に劣化していくはずなので、いつかは交換することになるでしょう。

この他、後で自分で出来そうな部品交換や整備などをカットしたら34万→16万になりました。

プロに任せれば安心ですが、余りお金をかけられないので、これからも維持していくために出来ることは自分でやろうと思いました。

LEVEL2