AliExpressで買ったルアーロッドが届いた。フライ用に転用するために各部をチェックして、改造に入る。
商品説明に無いケースとワームが付いてきた。ケースはちょっと嬉しい。
ロッド材質はカーボン、グリップはプラスチック、あれっ?木製の筈だが、商品説明を見直してみる。
確かにImitation Wooden…イミテーションと書いてある。見落していた。
一番気になっていたロッドの曲げ剛さをみる。ティップ(先端)同士を糸で結んで互いのグリップを平行に離してみる。
フライ用は全体がしなるのに対し、購入品はティップだけしなるイメージ。
うーん、どうなんだろう?キャスティングしてみないと分からない。
グリップ部をサンダーで二つに割って分解。
コルクのグリップが良いけれど材料が無いので、使えない鎌の柄を流用。
フライロッドのグリップΦ24に対し、Φ25なので寸法的に近い。
これを握りやすい形に削って行く。
まずロッドを挿入する穴をあけるが
ロングドリルが無いので届かない。長いM8ボルトを利用してロングドリルを作る。
確か自転車のハンドル高さ調整用のボルト。
サンダーでボルトを捻じりながら螺旋を切り、先端に切刃をつける。
ロングドリルで穴が開いたのでボルトを通してドリルのチャックに咥える。
ドリルを回転させながらサンダーで削って行く。サンダーを強く当てるとグリップが振れるので左手で回転しているグリップを支えながら摩擦熱に耐える。軍手は巻き込まれるのでしない。
仕上げは、木工用のヤスリが無いため鉄工用を使い、最後にペーパーを当てる。
リールを付ける座をナイフで削る。
ロッドエンドは、真鍮のスクラップから見つけた除草剤散布機のノズル部品。
ネジ部を削って内径を大きくする。
旋盤もどきに咥えて
完成バイトを手で持って削って行く。真鍮なので簡単に削れる。
接着剤でロッドを接着、スライドリングを入れてグリップエンドを接着して完成。
リールを付けて総重量123g、
仕舞寸法は400㎜。
早くバイクを完成させて釣りに行きたいな。
Posted at 2022/03/20 12:24:35 | |
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