ポルシェ911(964)フォグランプメンテナンス②
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
クロロプレンスポンジゴムの角&丸紐を準備しました。特性として難燃性、耐候性、耐熱老化性、耐油性など環境劣化耐久性にすぐれ、使用温度80℃最高120℃程度なので大丈夫だと思います。
樹脂の耐熱はABS70~耐熱グレード110℃、PP120℃、66ナイロン120℃という感じで、壊れやすく強度的に低いボディがそう耐熱性の高いものはできていないと思うのが1つ。
H4ハロゲンバルブのカプラーがだいたいPPでできているので、バルブ自体は上がったとしても100℃くらいだろうというのが2つ。
雰囲気温度で考えると、シール部のスポンジの温度がそこまで上がるのは考えにくいと思います。
2
用意したのは5x5の角紐とφ5の丸紐。
溝は幅3.5~4mm、深さ7.2~7.5mm、刺さる方は2~3.5mmで、勘合時の隙間の空間は幅3.5~4mm、厚みは3.5~5mmという具合です。
ただ、深いところ浅いところがあって、一定ではありません。
さて、写真は5x5を入れたものです。ややつぶしてテンションを確保しようとしました。
3
凸側にシリコングリスを塗って、はめ込んでみると全周相手側に転写されました。
しかし、締め代がややキツく2点の締結部にそれなりにテンションがかかるため危険と判断しました。
あとボディ内の熱気は凸側の下面に半丸の切り欠き(吸気と排水?)、そして凹側の背面に通気口があります。背面の通気口は本体裏側に筒状のカバーがあり、上からの水が入らないように傘が内蔵されています。
4
続いてφ5です。
こんな感じでやや隙間がある感じではまり込みます。
5
こちらは溝の隙間が狭いところはそのままはめ込み、隙間が広くなるところは縮めながらはめ込み、密度を上げてみました。
その結果、こちらでもうまいこと全周当たり、なおかつ締結点のテンションも低めにできました。
6
ということで、車体に戻します。
本体を装着しワッシャー&頭8mmナット2個で締結。
7
ランプを装着し、左右のカバーも装着して完了。
32年分のうっすらとした内部の汚れをバラシて掃除したので、とてもクリアになって気分もすっきり!
8
4500Kの電球色LEDヘッドライトとそこそこいい感じに色味が揃いました。
次バラすことは当分ないと思いますが、簡単に安全に分解できるようになりました。
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