GT7(グランツーリスモ7)には車を好きにデコレーション出来る機能があります。
リバリーとかスタイルという言い方をします。
・リバリーはエアロパーツ関係なく車単体でのデザインのこと。
・スタイルはエアロパーツ込みのデザインのこと。
厳密に分けるとこう定義されますが、大体はスタイルも含めてリバリーって呼んでいます。
自分好みで作りたいのならまずは手っ取り早く一度作ってみるのが良いです。
GT7のリバリーエディターで、デカールを配置・変形(移動、回転、拡大・縮小)する際に使用するコントローラーのボタン操作は以下の通りです。
1. 基本的な変形操作移動(配置場所の変更)
左スティックを動かします。拡大・縮小(サイズ変更):右スティックを上下に動かします。回転:右スティックを左右に動かします。
2. 特殊な変形操作
【アスペクト比・反転】横方向にのみ拡大・縮小(幅の変更)
L1ボタンを押しながら、右スティックを左右に動かします。縦方向にのみ拡大・縮小できます。
【高さの変更】:L1ボタンを押しながら、右スティックを上下に動かします。
【デカールの変形】
L1ボタンを押しながら左スティックを上下左右斜めに入れるとデカールが変形します。
【デカールの反転(左右・上下】
R1ボタンを押すと、デカールが反転します(押すごとに切り替わります)。
3. 微調整と確定微調整モード(低速移動)
方向キー(十字キー)を使用すると、左スティックよりも細かく位置を微調整できます。
4.操作の確定〇ボタンを押すと、その位置や形に決定して次のステップ(レイヤー設定など)へ進みます。
5.操作のキャンセル
×ボタンを押すと、変形作業をキャンセルして前の画面に戻ります。
文字で書くとこうなるのですが、やってみるとすぐに身に付きます。
ということで、1台作ってみます。
シビック EF ’87で2トーンを作ります。
今回は下回りをガンメタ系で塗りここを残してボディにデカールを貼っていく方法です。これの利点はボディデカールの色を変えるだけでイメチェンできます。
欠点はソリッド系の色しか使えないことです。
①下準備:
ホームに戻ってシビックのセッティングを何も弄っていないセッティングシート1にします。
②GT AUTOのリバリーエディターに入ります。
この画面をシステム画面とします。

まずは背景色を変更します。
プレビュー→△ボタン→ホワイトで背景色を変えます。
背景が白の方が見やすいです。
ベース車です。

買ってきたばかりの状態です。フロントナンバープレートは外してあります。
エアロパーツ・ロールケージは装着してあります。
③ボディの塗装
システム画面からペイントを選びます。
オールペイントでリアルカ-ペント→マニュファクチャラーを日産に指定。日産の「Dark Metal Gray」を選択します。
※リアルカーペイントはGT AUTO内で別途購入する必要があります。
デカールの基本画面。
デカールを選択するとこの5つのアイコンが現れます。以降、「デカールの基本画面」と呼びます。
左からプロジェクション範囲・レイヤー操作・デカールカラー・デカールを編集・保存となります。
プロジェクション範囲は使うデカールをどう貼り付けるか?という指示になります。
「面に合わせる」:形状に沿った形でデカールを貼り付けます。
「カメラに合わせる」:形状を無視してカメラで見ているように貼り付けます。
これらに「角度制限」「深度制限」が加わります。
「角度制限」:パーツが回り込んでいる場合、どこまで回りこませるかという制限です。
「深度制限」:パーツがくぼんでいるとき、くぼみまで塗るか塗らないかの制限です。
リバリーは基本的には「カメラに合わせる」「角度制限10」「深度制限10」で私は使っています。
④ボディへのデカール貼り付け
デカールシェイプ01-01の正方形を使います。
デカールを選択したのち、プロジェクション範囲で「カメラに合わせる」「角度制限10」「深度制限10」にします。
以降、すべてのデカールはこの設定で行います。
このあたりまで引き延ばして。するとボディ全体がデカールで包まれます。あとは、L2/R2を押すと斜めになるのでそこで微調整をして位置を決めます。
デカール1枚でボディ上半分が出来ました。
⑤サイドラインを引く
ここから赤のラインを入れます。
使うデカールはシェイプ01-105の横ラインです。
先ほどと同じようにカメラに合わせて角度深度制限をともに10にします。
今回は3分割でラインを入れます。まずはボディ側面を入れます。そのあとに、フロントバンパーとリアバンパーに同じようにラインを引きます。
⑥サイドラインの塗装
ラインはもともとが白なので色を付けます。
スタンダートの赤を使います。少し暗めの赤なのでちょうどいいです。これでラインが白から赤に変わりました。
フロントバンパーとリアバンパーのラインも同じ色で塗ります。一度塗るとパレットに自動的に配置されます。
⑦反対側への貼り付け
次にこの左側のラインのデカールを選択してデカールの基本画面に戻ってレイヤー操作を選択。
「左右対称に複製」を選択します。すると、
反対側にも同じように赤のラインが引けました。
現状ではこうなっています。
5枚のボディデカールでここまで出来ました。
⑧ボディカラーの変更
1番の四角のデカールの色を変えます。
今回はホンダのミラノレッドにします。
GT7では色調はHSV表示なので、ミラノレッドのHSVをあらかじめネットで調べておきます。
ミラノレッド H:0、S:95~100、V:75~80
となっています。
1枚目のデカールを選択し、基本画面からデカールカラーを選択します。
HSVをH:0、S:95、V:75にします。これでOKを押してボディの色がミラノレッドになりました。
このデカールのカラーを変えるだけで今後は好きなソリッドカラーに変更できます。
⑨ボンネット・サイドミラー・リアウイングのカーボン塗装とロールケージ塗装
システム画面に戻ってペイントを選択します。
何も手を付けていない初期だと全塗装のみしか選択できませんが、一度全塗装したそのあとは個別に塗装できるようになります。
リアルカーペイント→マニュファクチャラー→日産→carbonを選んでボディ2・サイドミラー・リアウイングを各個塗装します。ロールケージはハーフマット→K3 Half matteで塗装しました。
これでベース車両の塗装が完了しました。
⑩左ボディへ無限サイドラインの貼り付け
このベースからロゴなどのデカールを入れてデティールアップします。
まずはサイドの無限のステッカーを入れていきます。
デカールを新規選択し、デカールの選択画面左上のコンテンツ検索に「mugen」と入力します。
9ページ目にちょうどいいのがありました。
左右セットで作られた無限のサイドステッカーです。これを選択します。
大きさを伸ばして位置を調整して貼り付けた状態。でも、このままではMUGENも赤もボディの赤に埋もれてしまって見えにくいです。
そういう時はもう1枚同じものを複製します。
複製したいデカールにカーソルを合わせて「レイヤーの複製」を選択します。
その後、複製元を白に塗ります。
うっすらと白の縁取りが出来ました。
※通常なら同じ大きさのデカールを2枚貼っても下の色は出ません。ですが、白や黒の単色デカールは境界にわずかなにじみがかかっているためこのように見えるという仕様です。
⑫右ボディへ無限サイドラインの貼り付け
まずは無限デカールを選択してデカールの基本画面から「反対側に複製する」を選択します。
このようにずれます。
一旦保存して再度このデカールを選択し△ボタンを押して「デカールの入れ替え」を選択。
MUGEN PinStripe(RH)を選択します。
これで貼れました。ここから先は左と同様に複製して、複製元を白にして白の縁取りを行います。
残りも同様に貼っていけば完成します。
⑬完成

シンプルなリバリーなのですが、今回作成したリバリーには私が普段使っている技術の基本が全部が入っています。あとはこの技術の応用となります。
リバリーの作成手順に関してYoutubeでも数が少なく、あっても中級者クラスの内容だったので書いてみました。
リバリーは作成手順・基本操作・基本的なテクニックが解ると作れますので、自分のお気に入りを1台作ってみると愛着がわいてタイムも上がるかもしれません。
参考作品
MOTULシビックのゴールドライン。今回の2トーンシビックの下周りのガンメタと同じ発想で全体をゴールドに塗ってからデカールでゴールドが出るように覆って作っています。
やり方自体は2トーンと同じです。
Posted at 2026/09/20 14:42:03 | |
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