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2023年03月07日

水平対向6気筒を6MTで走らせる苦味と甘味は至上の贅沢(某ブログ風)

水平対向6気筒を6MTで走らせる苦味と甘味は至上の贅沢(某ブログ風)
レビュー情報
メーカー/モデル名 スバル / レガシィツーリングワゴン 3.0R_spec.B(MT_3.0) (2006年)
乗車人数 1人
使用目的 レジャー
乗車形式 マイカー
総合評価
おすすめ度
5
満足している点 正統派ステーションワゴンらしいスタイリング、水平対向6気筒エンジンの滑らかなフィーリングと高回転域のパワー、6MTの程よいカッチリ感も当然好きですが、万人にココは良いと言える点は視界の広さでしょう。クォーターウィンドウが現代の車とは比較にならない程デカくてよく見えます。
後期型の本革シートは運転席ポジションメモリーが備わっており、友人に試乗させるときもシートポジションを気にしなくて良いので非常に便利です。D型3.0R系を皮切りに採用が拡大されていったリヤベンチレーションも後席に人を乗せるときに大違い。暖房を使うとミッション熱持った?と錯覚するほどコンソールが暖かくなりますけど🙃
サンルーフ付車は初めてですが、この開放感はクセになります🔥大型サンルーフ中毒になるのでオススメ。
不満な点 まずは車内の収納が異様に少ないこと。当時は時代的に今ほど車内収納の重要性が高くなかったことは間違いありませんが、それでもリヤのドアポケットが存在しないのはどう考えてもクソです🗑
3ℓという排気量が嘘のように思える発進と後退の繊細さも結構キツいかなと。クラッチも割と重めなので何となくMT欲しいな~程度に考えている若い子にはオススメできません…
意外と気になるのはドアミラーのサイズ。現代の車が非常に大きいので、当時の車に慣れていないと小さいです。
デュアルオートエアコンのクセにシンクロモードがなく、常に温度が独立しているのも見逃せないマイナスポイント。当然MAX A/Cモードもないため、夏場は設定が面倒です。
車格と当時の新車価格を踏まえれば助手席もパワーシートであって欲しかったところ…スバルといえば年次改良ですが、コイツも例に漏れず1年後に追加される始末🙅🏻アウトバック2.5i、3.0R以外のサイドエアバッグ付黒革パワーシートの情報ください😭
総評 まず言えるのは街乗りをメインにするような車ではありません。街乗りが楽しいかと言われると、楽しさ以上に発進の繊細さが上回ってしまうので街乗り用にゲタを買いましょう。
2~4速で引っ張りながら走るも良し、6速でひたすら高速を流すも良しな2度3度おいしい車です。GTカー適性は5ATの方が圧倒的に高いですが、敢えて6MTというのも乙なものです。ギヤを選んで、敢えてエンジンを回せる6MTの"贅沢"が分かる方には逸品でしょう。個人的には2,000~5,000回転のトルク感とエンジン音の変化が本当にたまりません。乗り味は非常に"濃く"、純度の高い苦味と極上の甘味に満ちています(某スバル風)
日常に豊かさを与えてくれるアガりの1台。
項目別評価
デザイン
☆☆☆☆☆ 5
今でもスバルの最高傑作と言ってもいい外観でしょう。レヴォーグはハッチバックのデザインエッセンスが取り入れられていますが、BPレガシィはサッシュレスドアと、正統派ステーションワゴンらしくサイドウィンドウがキックアップせずにスパッとリヤまで伸びているのが🏆
内装も初出が2003年とは思えないスバルのイカレ具合。サンルーフの開放感、後期型のメーター、マッキントッシュパネルはオタクに刺さります🔥 サイド&カーテンエアバッグ装着車はB&Cピラートリムまでトリコット巻、サイドシルプレートは当たり前のように前後標準、カーゴルームプレートも標準と今のスバルでは考えられませんw
ムカつくポイントはナビの反射。明かりが反射するとナビが全く見えません🖕
走行性能
☆☆☆☆☆ 5
この車の真骨頂は何と言ってもスバル唯一の水平対向6気筒+6MTです。エンジンの回転フィールはとにかく滑らかで、レブリミットの7,200回転まで淀みなく吹け上がる気持ち良さがたまりません🔥 高回転域はちゃんとパワーもあります。個人的に感じているこのエンジンの1番おいしいポイントは2,000~5,000回転。2,000回転辺りからグッと強まるトルクがエンジン音の変化とともに伸びていくフィーリングは"贅沢"の一言に尽きます。
6MTも基本的にはカッチリ寄りながらも若干のユルさがあり、流して走るのが捗ります。4速と5速が近いので、欲を言えば2.5ターボ用の5速と6速だったら最高なんですが…
基本的には大排気量マルチシリンダーエンジンらしくトルク豊かですが、発進と後退だけは超繊細で油断するとあっさりエンストします🙅🏻

直進安定性は初出が2003年であることを考えると抜群ですが、旋回中の安定性はプラットフォームが刷新されたGTインプレッサには到底及びません。もちろん充分なレベルではあるものの、最新プラットフォームのイカれたリヤのスタビリティには程遠いです。
乗り心地
☆☆☆☆☆ 3
前期型比でマイルドになった後期型のサスペンションとはいえ、スペックB用にチューニングされているので硬さを感じます。当然足回りはヘタっているので、いつか足回りを全てリフレッシュしたいところ。
路面からの突き上げが大きいとストラットまで響くようなゴッという音がしますがBL/BPはこんなもんなのでしょうがないしょうがない()
懸念していた本革シートは意外と滑らず、レガシィだけあって長距離は非常に快適です。リヤシートのリクライニングも相当に寝かせられて大型サンルーフとの相性が抜群💯
積載性
☆☆☆☆☆ 5
積載性はその見た目に違わず、めちゃくちゃ高いです。リヤシートを倒すと180cmくらいの人でも斜めに寝れば頭や足先が飛び出ることなく収まります。小柄な人なら2人が縦に寝られるかも…?
ワゴンのクソデカサンルーフなら車内でゴロゴロしつつ空を眺めることもできます。クロストレックより見えないものを見ようと出かけるのに最適な車でしょう😇
燃費
☆☆☆☆☆ 1
この車はハイオクガソリンの水平対向6気筒エンジンです。経済的(当社比)な装備充実のBPレガシィをお求めの方は2.0iアーバンセレクションかアドバンテージラインがよく転がっていてオススメです。
価格
☆☆☆☆☆ 3
国内には1年しかない後期型6気筒のMT、そしてサンルーフ付という正にこの仕様が少なすぎること、MTが異様に高い世の中も相まって正直めちゃくちゃ高かったです()
本来BPレガシィの中古は100万も出してはいけないと思っているので、オプションに強い拘りがない人は高い個体を買ってはいけません。僕のようにオプション満載の個体を探している方は諦めて札束をぶつけましょう🙃
その他
故障経験 きちんと整備されてきた個体なので、これからどう壊れるか楽しみです。😇
〈壊れて交換した記録〉
・エアコンコンプレッサー(2024.10)
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Posted at 2023/03/07 01:11:08

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