不動、、その後

先日起きたエンジン点火せず〜ロードサービスにてクルマ整備屋さんに入庫から数日後に「なおりました」と連絡があり引取りに行ってきました。

結論からいうとお察しの通りトラブル前に行った

【ヘッドカバーガスケット交換】
https://minkara.carview.co.jp/userid/3348132/car/3092367/8159523/note.aspx

時の作業に問題がありました。

原因はヘッドカバーに取付けられているカムシャフトセンサーの内の一つがボルトの緩みで浮き気味になっていた事により

カム位置が認識出来ず
点火タイミングも分からず

といったところでしょうか。
スターターモーター元気でクランキングするも点火しない。

パッキン交換作業後の１週間の前半は全く異常なかったですが週の後半になって徐々にエンジンスタートで始動〜点火までのクランキングが長くなってきて　何かおかしい、ヤバいな　と感じてました。そしてついには、、、

ガスケット交換〜不動までの経緯としては
①ガスケット交換作業終了
②直後問題無くエンジン始動
③バッテリーの交換と登録
※この時にISTAにて複数エラーの中に「DMEフレックスレイ通信エラー」を確認、またiDriveの起動が不安定になる
④一旦エラー削除
⑤エンジン始動時に少しだけクランキングが長くなる
⑥クランキングするも点火しなくなる〜数回繰り返して何とか点火始動〜走行中や信号待ち停車中に特にエンジン回転に異常は見受けられない
⑦DMEコネクタ脱着してからのエンジン点火始動せず、繰り返ししてもダメ
⑧写真のエラーを確認してもうお手上げとクルマ屋に連絡、入庫

※写真のエラーがカムシャフトセンサーの誤動作起因なのかも知れませんがセンサー自体の異常コードはでませんでした。その他コネクタ接続にも問題あったのかも知れません

で、DME関連エラーやあらゆる箇所のよくわからんエラーからして一連の作業でケーブル類を破損させた上に⑦でコンピュータにトドメをさしたと思ってましたが、今回の原因であるカムシャフトセンサーの緩みと聞いて　ハッ！　っと思い当たるフシがありました。

例のパッキン交換時の防音材（樹脂板）の取付けで液ガスを使用したのですが取付け完了後にカムシャフトセンサーのコネクタ辺りに液ガスが付着したので清掃する為に外しにかかって結局ウエスで拭き取って済ませた、、でトルク締めをするはずが別の動きをした際にもうその事忘れてしまったのではないかと、、今回二つあるセンサーの一つが緩んでいたと言われ、それがまさに清掃しようと触っていた側でした。

パッキン交換時はマニュアルプリントして一つ一つトルク確認して作業したので確実に固定したと思います。が、その作業で唯一想定外だったのが例の防音材の脱着に絡む部分でした。

固定が緩んだ状態でエンジンの振動によりさらに緩んでセンサーとカムの距離が離れた事で今回の状況になったようです。

ロードサービス依頼前にはひと通りの「コネクタ類の接続」は確認しましたが、カムシャフトセンサーについてはコネクタ接続だけでなく、取付けガタが無いかまで確認すべきでした。