整備記録_助手席エアコン温度調節不具合

ユーロRですが、20年を過ぎて色々ガタがきています。先日助手席のエアコンが効いてない事が判明し、色々調べた所、エアミックスモーター？正式名称不明が動いていない事が分かりました。余り気にしてなかったのと、中華ナビのせい？かと思いきや、みんカラ先人の投稿を見る限り、ユーロRでのよくある故障のようでして、直すことにしました。
グローブボックス下から中央上側を見上げるとモーターASSYが見えます。まずモーターAssyを外します。ネジ3本で止まっていました。

こんな感じでピンが出ており、このピンをモーターで動かすようです。

モーターASSYを外した状態です。エアコンユニットのフラップを動かす事でホットコールドを調整するようです。モーターASSY外すとフラップが一番下がってMAX COLDになるようです。

モーターASSYを開けてみました。

特に目立った汚れはないものの摺動部の接点が汚れていました。

キレイにしました。色々汚れを拭き取って蓋をして戻しましたが直らず。試しにモーター部に直接12Vを印加しようと思い、バイクの廃バッテリーから繋いでみた所、1秒くらい動き、その後煙を上げて動かなくなりました。ご臨終。。
色々調べた所、バイクバッテリーはさすがに過電流であること、このモーターはサーボモーターといって一方向だけに流すものではないこと、PWM制御で本来は直流ガッツリ流すものではないようで、言われてみれば確かにと思いますが、そんなの知らなかった！どうやらトドメを刺してしまったようです。

ちなみに修理中はこんな感じでタイラップで温度調整しておきました。このくらいやらないと真のマニュアルエアコンとは言えないですね。笑

というわけで部品交換しようと探しましたが、当然廃番で入手出来ず。どうせ中身同じだろうと思ってダイハツ車ようの似たようなミックスモーターを仕入れました。写真の通り、構造はほぼ一緒でコネクタピン形状が違うくらいでした。右がアコード。

モノは試しでモーターだけ交換しました。(ハンダ付け) モーター表面に書いてある部品番号？は違いましたが気にせず。

取り付けて稼働確認した内容をYouTubeに載せました。というわけで成功！中身のモーターを交換すれば、直ったというお話でした。