スロットルボディの清掃
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
スロットルボディ(上画像)の配管内部が汚れていると、アイドリングが不安定になったり、場合によってはエンストしてしまったりする。
ブローバイガスで汚れるので、過走行車にはかなり有効なメンテナンス。
とは言えですよ。
アイはスロットルボディがとんでもない場所にあるんです。
どこかというと、、、
2
赤矢印の場所。
「そこ、エアクリーナーボックスじゃん!」
はいそうです。
実はエアクリーナーボックスの真下にあるです。
だもんで、エンジンルーム覗いたところで手も足も出ません。
ええ、車下に潜る覚悟が必要です。
しかも場合によっては長時間潜伏することになります。
覚悟は良いですか?(笑)
3
車下に潜って見上げた図。
赤矢印がスロットルボディ。
青矢印がインタークーラーとの配管。
個体で違いがあるかもですが、どなたかも指摘していた最初の難関が緑矢印のやつ。
要はインタークーラーからスロットルボディへと繋ぐ配管を締め付けている金属のバンドなんですけど、締め付け調整するネジ部分が下からだとアクセス出来ない。
なぜなら、調整ネジ部分が上側向いてるから(笑)
いや、もう、どんだけ意地悪設計なん?
4
5
再び車下に潜ります。
上画像は、実際には目視しずらい角度になります。
スマホを隙間に差し込んで撮影したものなんで。
赤矢印が、例の上向いてて下からアクセスできなかったホースバンドの留具ボルト。
先の工程で緩めたら、あとの作業は車下から行うです。
因みに緑矢印がスロットルボディ。
青矢印がインタークーラーからの配管パイプ。
この青矢印配管パイプをスロットルボディから外して掃除するんですけど、パイプの留具を緩めたところで外せません(笑)
ええ、そうです。
何より先にインタークーラーを取っ払います。
それしないと、このパイプ外せません。
と言うことで、前回の整備手帳ネタはこの件が発祥です(笑)
https://minkara.carview.co.jp/userid/3353413/car/3101898/7050588/note.aspx 6
作業が必死過ぎて、インタークーラーの外す手順とかの写真無いです。
まあ、簡単なんでご容赦下さい。
あと、インタークーラー外すと、いとも簡単にスロットルボディへの配管パイプ外せます。
そして外したの図が上の画像。
赤矢印がスロットルボディ。
青囲いが配管パイプが接続されていた部分。
汚ね〜(笑)
因みにこの状態では、まだスロットルボディはびくともしません。
そして、ここから先は運命の選択です。
①この状態(スロットルボディの配管内部が見えない状態)で掃除するか?
②見える状態まで接続をバラすか?
どっちを選んでも苦行です(笑)
ただ、この状態(①)で掃除する方が後工程が楽なので、それでも良いかもです。
スロットルボディの配管内部が見えませんが、スマホとかで写真撮ったりしながら状態確認しつつ、マツイ棒みたいなのでブローバイガスを拭き取ることも可能かと思います。
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ていうか、マツイ棒て本当に売ってるんだ、、、
知らんかった、、、
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因みに僕は②を選びました。
別の目的があるので、どうしてもスロットルボディを外す必要があったんです。
バラしを進めます。
コネクタ外し。
コネクタ外しのポイントは赤印の部分を渾身の力で押しながら引っ張ります。
赤印部分を正確に押せると「カチッ」とロックが外れる音が聞こえます。
聞こえない場合、押してる場所が悪いか、力が足りないかのどっちかだと思うです。
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スロットルボディは4本のボルト(赤丸位置)で固定されてます。
外すのは簡単ですが、目視できないので手探りでボルトを探します。
電気配線コネクタ外しと4本のボルトを外すと、残り2本の配管(緑矢印)はそのままでもスロットルボディが動かせるようになり、中が見えるようになるです。
写真だとわかりずらいかもですがスロットルボディ内部は程々の汚れでした。
と、言うか想像してたより汚れてなかった(笑)
あ、ここで重要なポイントありです。
上画像のスロットルボディ内部にある金色の円盤(弁)の外周が黒くなってますが、これお掃除してはだめです。
汚れじゃ無いです。
弁の密着性を高めるモリブデンコートです。
拭き取ってしまうと、自分でモリブデンコートを施工し直すという面倒くさいことが待ってます。
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とりあえずウエスで拭き取り掃除をしておきました。
見た目大して汚れてないなと思ったけど、ウエスは真っ黒になったです。
上の写真、暗すぎて掃除したあとに見えないかもですが、アフターの画像です。
終わり間際、スマホのバッテリーがなくなりかけてライトが使えなかったのと、すっかりあたりは暗くなってしまいましたので、キチンと記録が残せなかった、、、。
と、ここまで作業をしてこの日は終了。
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因みにスロットルボディを固定している4本のボルトを外すと、戻すときに新品ガスケットに交換したほうが良いです。
品番は画像で。
モノタロウでは売ってなかったぽい。
なので、ディーラーで購入。
300円ぐらいだったかな。
で、スロットルボディの掃除効果はいかに?
解りません(笑)
なぜなら、スロットルボディいじりはまだまだ続くからです。
次回はみんな大好き「冒険編」です!
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