VDOっぽい機械式速度計の作成
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
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2022/1/26付のブログに書いた通り、ミニのメーターをVDO製のメータに置き換えた際、機械式速度計のみVDO製が入手できず、ミニのノーマル速度計が収まりそうなドナーの速度計を購入し、中身をミニのノーマル速度計と入れ替えた。
参考にする人がいるとは思えないが、一応記録は残しておこうと思う。
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■作成目的
ミニのノーマル速度計の機械を使い、VDO製メータっぽい速度計を作成する。
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■材料
・ミニのメータユニット
⇒自分の車のものを使ってもいいが、何かあったときのために、ヤフオクでドナーのミニ1000用メータユニットを購入。
タコメーターは不要なので、3連メーターではなく、安い2連メーターをゲット。
(私のゲットした物の距離計は、私の車の距離計と比べ50kmしか差が無かったので、ほぼ実走行距離で引き継げた)
・ドナー速度計
⇒ズバリ、これです。
https://www.ebay.com/itm/284208606151?ssPageName=STRK%3AMEBIDX%3AIT&_trksid=p2060353.m2749.l2649
ベゼル径:95㎜、筐体径:85mmの安物の機械式速度計。
選択のポイントは、ベゼルが「黒」で、大きさがミニのノーマル速度計の機械がちょうど入りそうなこと。
ベゼルが「黒」というのは、VDO風にしたいから。
イギリスからの送料込みで7000円くらい。
このメーターの筐体、ベゼル、見返し、ガラス、照明、固定金具を流用する。
・両面テープ
⇒厚さ1mmくらいで、色が黒系のもの。
・蛍光塗料(赤)
⇒VDOっぽくするため、針を赤く塗装するのに使用。
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■必要道具
・プラスドライバー
⇒メーターを分解するのに使用。
・金切りばさみ
⇒ミニの速度計の文字板をドナーに合わせて切り取るために使用。
私の愛用のハサミはこれ。薄い金属を反らさずに綺麗に切れる。(画像の物)
・リューター
⇒筐体の後ろの穴を拡大するのに使用。
・ドリル
⇒ドナーの筐体に、ミニの機械を固定するための穴を開けるのに使用。
・マイナスドライバー
⇒ドナーの金属製のベゼルを引っぺがすのに使用。大きめのドライバー(3番)がお勧め。
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■作り方
1.ミニのノーマルのメーターユニットから速度計の機械を取り出す。
背面のネジ2本で止まっているだけなので、簡単に取り出せる。
2.ドナーのベゼルをマイナスドライバーでこじって外す。
これ、結構面倒です。。。
べセルが外れたら、この機械も背面のネジ2本で止まっているだけなので、簡単に取り出せる。
3.ミニのノーマル速度計の文字板をダミーの筐体に収まるようにカットする。
ミニの文字板はダミーに比べかなり大きいので、結構カットする必要あり。
文字板を反らさずにカットするため、反らさずに切れる金切りばさみは必須。
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4.ドナーの筐体の背面の穴をリューター等で削って拡大する。
ミニの機械の背面の部分の径が、ドナーより大きい為、ドナーの筐体の穴を拡大する。
ミニの機械のネジ止め部分が筐体の背面に密着するように収まればOK。
5.ドナーの筐体の背面に、ミニの機械のネジ穴に合わせた穴を2つあける。
6.ミニの機械を筐体に入れ、ネジ止めする。
7.VDOっぽくするために、針を蛍光レッドで塗装する。
8.ドナーのべセルの内側にリング状の厚みのあるクッション材が入っているので、それは捨てる。
筐体に、見返りを載せ、見返りの縁に1mmくらいの厚さの両面テープを短めに切って敷き詰める。
9.両面テープにガラスを張り付ける。
両面テープの厚みの分のスペースで、針とガラスが干渉することを回避。
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10.ベゼルをはめ、引っぺがすときにこじ開けた部分を出来るだけ綺麗に元に戻す。
以上で完成。
VDO製のメーターと比べても違和感無し。
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中身はミニのノーマル速度計なので、ミニに取り付けて動作も問題無し。
なんか夏休みの工作っぽいなぁ。。。(笑)
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