2012年 6月 姫路城見物
投稿日 : 2012年06月25日
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明治初期の姫路城鳥瞰図
明治6年の廃城令が出るまでは、桜門をくぐると多くの御殿があったそうです。
天守は取り壊しを免れて、平成5年12月、法隆寺と共に日本初の世界文化遺産に登録されたとのこと。
メモ
築城 1601年 池田輝政(徳川家康の女婿)
築城の工を起こす
1609年 天守閣竣工
1618年 本多忠政 嫡子忠刻とその室
千姫(徳川秀忠長女)のために
西の丸を造営し、今日に残る
城郭の全容が整う
敷地 内濠以内 約7万坪(23㌶)
外濠以内 約70万坪
文化財 国宝8棟(天守閣群)
重要文化財74棟(その他建造物)
大天守 高さ 46m(石垣14.5m
建物31.5m 海抜92m)
面積 約2,400㎡
重量 約5,700t
大天守の鯱 高さ 1.9m
重さ 375kg
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大天守の全体写真
現在、修復工事のため、素屋根に覆われています。
表には大天守の線画が描かれています。
うーん、やっぱり実物見たいね(^^;
工事完予定は2年後のようです・・・。
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入城口で入城券(\400)を購入して、「菱の門」と呼ばれるところから入城します。
見学ルートは、「いの門」、「ぬの門」を抜け、大天守方面へ。
「ぬの門」を抜けると、「リの一渡櫓(りのいちわたりやぐら)」があり、そこに写真のような天守の鬼瓦や、各時代の鯱が展示されていました。
改修工事中のみこの「リの一渡櫓(りのいちわたりやぐら)」が観覧可能らしいです。
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これは、「お菊井戸」
「播州皿屋敷」の話で、お菊が投げ入れられたと逸話のある井戸です。
(「番町皿屋敷」というのも有名ですが(そちらは江戸のお話ですが)、全国にこういった物語はあるようですね。でも共通のヒロイン(?)はお菊なんですね)
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順路どおり、「りの門」、「備前門」を抜けると、大天守の正面に来ます。
現在はここから、「天空の白鷺」と呼ばれる、修理見学施設へ入って、外から大天守の修理のようすを見学できます。
この施設は、8階建て(?)で、7階と8階が見学可能になっています。
ここの入場は¥200で、エレベータでまず8階へ案内されますが、上昇中のエレベータもガラス張りになっており、修理の様子が見物できます。
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「天空の白鷺」での、8F(写真上)からは五重屋根瓦の葺き替え漆喰塗り替えの見学、
7F(写真下)からは、四重屋根葺き替えと、漆喰の塗り替え作業が見学できます。
日曜日は作業員の方もお休みだそうですから、作業の様子を見たい方は、月~土に行かれたほうがよいですね。
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「天空の白鷺」より、城下を見下ろした写真です。
南側と東側~北東側を望めます。
模型のようにも見えますね~。
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さて、大天守を後にして、西の丸も見学しました。
場内の南西部、「ワの櫓(わのやぐら)」が入口で、「化粧櫓(けしょうやぐら)」が出口の長い見学通路です。
(百間廊下と名がついていましたから、約180mの長さなのでしょう)
入口で靴を脱いで、ビニール袋に靴を入れて持ち歩きます。
(出口で袋を返却)
この西の丸は、千姫(徳川秀忠・お江の娘)が過ごした場所だそうです。
写真下の蝋人形は、千姫が百人一首をしている様子を再現したもの。
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