八栗山ひまわりツーリング(その1)
投稿日 : 2013年07月18日
1
10:00ごろ、満濃池に到着。
ため池とはいえ、堰はちょっとしたアースダムの規模がある大きなものだ。
1300年も前に作られたと言われ、弘法大師が杖をついて水を湧き出させたという伝説もある池だ。
2
水不足が心配された今年の梅雨だったが、この日はなみなみと水をたたえていた。
堰からは水田へ引く水が涼しげな音を立てている。
ここらも少し歩いて見て回りたかったが、竜王山でのタイムロスがあり、あまりのんびりとはしていられなくなってしまった。
3
ひまわり畑はJR土讃線、塩入駅の近くにある。
土讃線のホームの周りには撮り鉄さんたちが何人か、カメラを構えて待っていた。
なにが来るのだろう?
駅に掲示された時刻表では普通列車が1時間後に来るだけだし…臨時列車かな?
踏切が鳴り始めてやってきたのはJR四国2000系気動車の特急「南風」だった。
慌ててカメラを構えたものだから、ぜんぜんピントが合ってない。
そうか、ここは特急も走るんだったっけ。
あまりにのどかな風景に、のんびり走るキハしか想像していなかった。
特急「南風」はそれこそ風のごとく塩入駅を通過していった。
新快速が田んぼの中を130km/hとかで運転する線区の沿線に住んでいるのに、このときは走り抜ける特急の速度がやたらと速く感じてしまった。
JR四国の気動車はなかなかかっこいいねぃ。
山陰本線の特急「おき」なんか、初めて見たときは通勤電車かと思ってしまったぞ。
4
本題のひまわり畑。
大輪のひまわりが視界を埋め尽くす。
ここ何年も、こんなに大きな花を付けたひまわりは見たことがなかったな。
5
ひまわり祭りの催しのひとつか、写生大会にいそしむ親子連れも多くみられた。
30分あまり、ひまわり畑をうろうろして、昼飯にした。
フェリーを下りた朝5時に、コンビニに寄っておにぎりを2つ食べただけだったから、腹ぺこだ。
本当なら10時ぐらいに昼飯にするつもりだったのだけど…
6
やってきたのは琴平町のうどん屋「むさし」。
やっぱ、うどん県にきてうどんを食わない手はないよね。
7
ってなわけで、もちろん注文したのはカレーうどん。
うどんのコシはまちがいなく本場の讃岐うどん。
カレーうどんのカレーというと、カレーをうどんつゆで溶いたようなシャバシャバなのがふつうだが、ここのはこってり濃厚だ。
もっちりとした讃岐うどんに負けてないし、殺してもいない。
味はスパイシーなパンチはないが、うどんに合わせて、鰹だしの香りが高い。
最強のカレーうどんに大満足。
8
琴平からはR32を淡々と走り高松へ戻る。
途中でひまわりカラーの琴平電鉄をロケハンしながら…なんてもくろみもあったのだが、時間は押しているし、もう暑くて寄り道なんてしている体力的な余裕もない。
ひとまず、R32沿いにある道の駅「滝宮」に寄って水分と塩分を補給。
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うまいとウワサのカレーうどんの次は、まずいとウワサの醤油サイダー。
炭酸と醤油のコラボはどれだけまずいんだろうと、怖いもの見たさ的なトライ。
が、口に含んだ瞬間はなんのことはない、さっぱりしたサイダー。
なんだ、案外イケルじゃないか。
と思ったら、後味が醤油だ。
なんというか、醤油特有の発酵臭とでもいうのか、ちょっと鼻につんと来るあのにおいがゲップとともに戻ってくる。
うへー、こりゃちょっとさわやかじゃないな。
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