九州鉄道記念館
投稿日 : 2013年12月31日
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新門司港に上陸したのは29日の朝8:30。
フェリターミナルのエスニックな建物は首里城のようでもあり、中国か韓国あたりの歴史的な建物のようでもある。
阪九フェリーの「せっつ」は1万トン級で北海道行きのフェリーと同格の大きさ。
瀬戸内航路で最大級だ。
8人相部屋の寝台、2等指定B席はエンジン音が静かで快適だった。
大部屋の2等席は、秋に乗った大阪⇔別府の「さんふらわあ」と同じように、肩幅ギリギリのスペースしか割り当てられない。
昔、小樽から乗った新日本海フェリーにも大部屋があったのだけど、どこに寝ても自由だし、スペースはもっと余裕があったなあ。
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新門司フェリーターミナルを出てまず向かったのは、門司港駅の隣の「九州鉄道記念館」。
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入場料は大人300円と、大宮の鉄道博物館より安いけど、運転シミュレーターをはじめとするインタラクティブな展示物は1回につき100円の料金がかかる。
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HOゲージのジオラマには九州鉄道記念館や吉野ヶ里遺跡など、九州各地の観光地が凝縮して再現されていた。
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こちらはクイズ形式の展示物。
犬釘保持力検定器というのが目にとまった。
犬釘をバールのような測定器でこじって、特定の荷重をかけても抜けないことを検査する工具らしい。
ところで、この検査工具の説明には、犬釘の名前の由来は犬の頭のような形だからと書かれていたけれど、どうやっても犬の頭には見えないなあ。
わたしはずっと、犬の足みたいな形だから犬釘というのだと思っていた。
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屋外には電気機関車の運転台と並んで、485系の運転台が展示されていた。
そういえば、国鉄特急電車の運転台って、あんまりじっくり見た記憶がないなあ。
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せっかくの機会だから、運転台に座ってみることにしたら、思いのほか狭くておどろいた。
乗務員扉からよじ登る階段は急で、カメラやら防寒着やらを詰め込んだ肩掛けカバンが柱にひっかかって、危うく転落しそうになってしまった。
椅子に座ると天井は低いし、前面窓も小さいので閉塞感も感じるほどだった。
1時間半ほど館内を見て回って10:30。
もう少しゆっくりしていたかったけれど、そろそろ昼めしに向けて移動しなくては…
門司港駅を見物しつつ北口へと回る。
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鉄道記念館を出てすぐのところには、0哩(ゼロマイル)標跡。
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九州の鉄道はここから始まったのだと思うと、なんだか感慨深いねぃ。
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